海月美紗のしょうかっこう

「小確幸」とは、小さいけれども確かな幸せという意味
何気ない毎日の中で見つけた小さな幸せを綴っていきます

9月22日(日)23日(月)加茂水族館~クラゲチューブのクラゲたち

2024年09月23日 | クラゲ

円筒形の水槽の中にいる根口クラゲの仲間たち。丸くてポコポコポコポコと動き回って元気がいい!

***************

ブラウンドットジェリー

マレーシア・タイ・インドネシアなどの東南アジアでよく見られる。成長すると傘に荒いそばかすの斑点が現れる。

キャノンボールジェリー

食用クラゲとして広く流通。大きい物では25cmくらいになる。

ルサーナジェリー

傘径30cmほどになる大型のクラゲ。色は全体がクリーム色をしているが、傘の縁がすみれ色になるものもいる。

コティロリーザ・ツベルクラータ

成長すると口腕の先がすみれ色になる。傘の中央が盛り上がり、目玉焼きのようになるので Fried egg jelly !

カトスティラス

野生の個体はカラーバリエーションが豊富だが、水槽で繁殖させた個体は成長してもほとんどが薄い水色。理由は不明。

ブルーキャノンボール

最近までキャノンボールジェリーと同種とされていたが種類が異なると判明。体全体が青色をしている。

***************

ちっとも大人しくしてくれない上に、水槽が円筒形だから、端っこにいるクラゲは歪んで写ってしまう。

クラゲを大好きな方たちが世話をしているんだなということがよく分かる。水槽がとてもきれいで、飼育員さんたちの説明も分かりやすくて。さすが日本一を誇るクラゲ水族館!

ガチャを2つ。オキクラゲとルサーナジェリーのピンバッチをゲット!

クラゲのきれいな映像がいつでも見られると思って公式チャンネルに登録。月990円は決して高くはない。でも、お気に入りのクラゲがたくさんい過ぎて、どの動画を見たらいいか迷ってしまうこと、YouTubeを見始めたらずっとそこから動けなくなってしまうことが難点かな。


9月22日(日)23日(月)加茂水族館~箱虫綱・ヒドロ虫綱・有触手綱のクラゲたち

2024年09月23日 | クラゲ

小さいクラゲは写真に撮るのが難しいし、回りの人に迷惑がかかるから水槽に長時間へばりついてちゃ駄目って分かっているんだけど…

****************

刺胞動物門/箱虫綱/アンドンクラゲ目

特徴:胃腔は単純、触手は4本

アンドンクラゲ

お盆の提灯を出すころに現れるから「行灯」クラゲ。海水浴客がよく刺される。毒性は非常に強い。

ヒクラゲ

毒性が非常に強い。刺されると火傷をしたような激しい痛みを伴うことから「火」クラゲ。

****************

****************

刺胞動物門/ヒドロ虫鋼/花クラゲ目

特徴:生殖巣が口柄上

ギンカクラゲ

「銀貨」から放射状にたくさんの青色の触手を伸ばして海面を漂う。潮や風に流されて海岸に漂着することがあるという飼育員さんの話。

エボシクラゲ

触手は16本で長く伸びる。烏帽子をかぶったような形が可愛らしい。

イオリクラゲ

本州の日本海側に生息。傘は釣鐘状、体の中の紅色の生殖巣が透けて見える。縁の色も可愛らしい。

キタカミクラゲ

カミクラゲに似てるけど少し小型。カミクラゲは8カ所からたくさんの触手を伸ばすけど、キタカミクラゲは縁全体から伸ばす。

****************

****************

刺胞動物門/ヒドロ虫鋼/軟クラゲ目

特徴:生殖巣が水管上

ヒトモシクラゲ

オワンクラゲに似てるけど触手が少ない。刺激を与えると発光する。「灯ともし」という意味の名前。

コブエイレネクラゲ

鳥羽水族館の水槽内で発見されたクラゲ。自然界では発見されていないとされていたが、中国で発見されていたことが判明したということ。

ナデシコクラゲ

深海に生息する国内では未発見のクラゲ。口柄がナデシコの花のように見えることからナデシコクラゲ。淡いピンク色が可愛い。

カミクロメクラゲ

名前の通り黒い眼点を持つけど、小さくて肉眼では見えない。シロクラゲと似ている。傘の中央の口柄が短いところで見分ける。

****************

****************

有櫛動物門/有触手鋼/カブトクラゲ目

特徴:成体になるにつれて触手がなくなる

カブトクラゲ

体側には有櫛動物特有の8列の櫛板列がある。光を反射してキラキラと光る。きれいで目が離せない!

キタカブトクラゲ

櫛板列が口の所までしかないことでカブトクラゲと見分ける。群雄しているカブトクラゲと比べると少し華やかさには欠ける…かな?

****************

何度も見たことあるけど前よりきれいに撮れないかなって、つい。スマホじゃ限界があるって分かってるんだけど。

本当に透明できれいで見とれてしまうんだけど、あんまり小さくて透明すぎて写真に撮れない…

クラゲたちは目を離した瞬間に美しかった映像が消えてしまうから。少しでも記憶を残しておきたくて写真を撮るんだと思う。


9月22日(日)23日(月)加茂水族館~鉢虫綱のクラゲたち

2024年09月23日 | クラゲ

事前に写真を整理。今回は、まだ見たことがないクラゲ、写真がきれいに撮れてないクラゲを中心に観る!

****************

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目

特徴:4本の口腕が発達

△ラクテアジェリー

傘経25cmくらいになる。成長すると傘や口腕に茶褐色の模様が出る。

ふわりふわりと水の中をきれいに漂う。傘に丸く並んでる模様が可愛らしい。

触手が長くて全体像が撮れない。傘の模様をきれいに撮りたいんだけど横向きが多くて、おまけに傘が光って白っぽくなってしまう。

△アトランティックベイネットル

汽水域に生息する大型のクラゲ。だからシーネットルじゃなくてベイネットル。毒は強い。ミズクラゲを食べる。

全体が白くて透明、すごくきれい。ぱふっぱふっという動きは意外と活発で、長い触手と口腕がきれいにたなびく瞬間を撮るのは意外と難しい。

△ブルージェリー

英名では bluefire jellyfish(青い炎クラゲ)とも。

澄んだ青い色がすごくきれい。大きくなるともっと深い青色になるのかな…

ユウレイクラゲ科の仲間だから、傘の下あたりは確かにもじゃもじゃ!

△アマガサクラゲ

白くて透明、4本の口腕と16本の触手が長く伸びて凄くきれい。傘の表面に粒状の刺胞魂。

駿河湾などの100m以深に生息しているが、生態はほどんど不明という珍しいクラゲ。傘や触手の毒は強く、餌はミズクラゲなど。

ゆったりと傘を動かす。身体全体が透明色、傘の中に四つ葉の模様が浮かび上がる。

△パープルストライプドジェリー

傘径が1mにもなる大型のクラゲ。成長すると傘に紫の放射状の縞模様ができる。

傘をばさっばさっと動かして元気がいい。傘のストライプや縁取りを撮りたいのに、なかなかポーズを決めてくれない。

口腕の淡い紫色が透明感があって凄くきれい。動きながら一方方向に回転してるのか、口腕がトルネイド!

△プロカミアシーネットル

傘径50cmにもなる大型のクラゲ。アカクラゲと似ているが、赤い縞模様はアカクラゲよりはっきりしている。

真っ白いフリルみたいな口腕と赤くて長い触手の組み合わせが凄くきれい。傘の縞模様も鮮やかで、好き!

△ミズクラゲ

2日目は誰もいないクラゲドリームシアターを撮りたくて、開館前15分に並んだ。9時ちょうど、途中の水槽を飛ばして一目散に!

静かだしきれいだし、この空間を独り占めできる幸福感よ!…と感動したのもつかの間、同じことを考える人がいるのか早速お客さんが…

みんなドリームシアターの写真を撮りたいんだろうと思って、水槽にへばりついて六つ葉のクローバーをもつクラゲを探すのはあきらめた。

****************

****************

刺胞動物門/鉢虫綱/根口クラゲ目

特徴:口腕に多くの孔(あな)が開いている。餌を吸収するための吸い口。

△プンクタータ

タコクラゲの仲間、和名はナンヨウタコクラゲ。

「プンクタータ」の名前の響きが可愛くて、何度も口に出してつぶやいてしまう。

傘についてる小さな白い斑点と付属器がひらひらと動く様子が可愛い。先っぽだけが白くておしゃれ!

△タコクラゲ

何度も見てるんだけど、動きが速いからピントを合わせて撮れなくて…

傘の白い水玉模様は、傘を丈夫に保つための骨みたいな物なんだって。

体が茶色いのは褐虫藻の色だって知ってたけど、こんなにきれいな青色が入っているのは初めて見たような気がする。

△ルテウムジェリー

大西洋や地中海に生息。自然界では30cmくらいに大きくなるが、水槽での飼育は世界でも例がないということ。

体全体が淡くてきれいな色合いだけど、傘は厚くて固いらしい。まだ小さい個体は金色に光ってて元気に動き回ってる。

△ミノクラゲ

傘に毛のような多数の突起、蓑をまとったような感じ。

大きくて迫力がある。ばさっばさっと傘を開くたびに、たくさんの髪の毛?や触手が動いて、すごくきれい。

タイやフィリピンでは食用として採集、中国などに輸出されてるということ。

△エチゼンクラゲ

数年の周期で大量発生している。非常に大きくなるクラゲだが、寿命は1年未満らしい。

△ビゼンクラゲ(スナイロクラゲ)

自然界で育った個体は青みがかった色をしているが、水槽で飼育いているとだんだん色が薄くなっていくということ。

△ビゼンクラゲの一種

最高級の食用クラゲ。有明海ではアカクラゲと呼ばれ魚屋で販売されてるというから羨ましい。

****************

****************

刺胞動物門/鉢虫綱/冠クラゲ目

特徴:王冠型の体

△シンプルジェリー

シンプルというのは裁縫で使う指ぬきのこと。

ひょこひょことよく動くから、ピントを合わせて写真を撮るのが難しい。おまけに、みんながあちこち違う方向に勝手に動くから。

一口サイズのチョコレートみたいで、ぽいっと口に入れたくなる!

****************

「くにわかく、うきしあぶらのごとくして、くらげなすただよえるとき」古事記より

昔、神様が現れて日の本をつくった頃からクラゲは存在してて、それから何千年も経って、今…

私の大好きなクラゲと古事記、こんなふうに繋がっていたんだと改めて気づいて、感動!


7月30日(火)マクセル アクアパーク品川にて

2024年07月30日 | クラゲ

帰路は特急ひたちで。出発までの時間を水族館で過ごす。


ライトアップがとてもきらびやかで圧倒される。子どもたちの遊び場があって、まるで遊園地。

ライトアップされて、見慣れたクラゲたちなのにとてもきれい! 個体がみんな大きく立派で、見応えがある。

カラージェリー


スナイロクラゲ

ギヤマンクラゲ


タコクラゲ


パープルストライプドジェリー



アカクラゲ


ミズクラゲ

パシフィックシーネットル





水族館だからもちろんマンタやノコギリザメがいる。その見せ方がすばらしい!普段は見られないお腹の部分がすぐそこに。天井が低いから迫力がある。

何度も行ったことがあって、昔は年パスも持っていたけど。あの頃とは雰囲気が全然違う。水族館も進化するんだ!


7月29日(月)新江ノ島水族館にて

2024年07月29日 | クラゲ
5年ぶりの新江ノ島水族館!
オトヒメクラゲ
ワタボウシクラゲ
ウラシマクラゲ
ヒトモシクラゲ
クリサオラ・プロカミア
アトランティックシーネットル

ブラックシーネットル

リクノリーザ・ルサーナ

パシフィックシーネットル

サカサクラゲ

ポドコライナ・ボレアリス

アマクサクラゲ

エダクダクラゲ

ソコキリコクラゲムシ

ギンカクラゲ

コティロリーザ・ツベルクラータ

カツオノエボシ

初めて出会ったクラゲ、ずっと会いたかったクラゲがたくさん。時間があったらもっとゆっくり見たかったし、納得できるような写真が撮りたかったけど、今は夏休みでお客さんもいっぱい。
「えのすい」が近くにあったら、年パスをもって1週間に1度は通ったと思う。

片瀬江ノ島駅に行ったら、構内にミズクラゲの水槽!大きなミズクラゲが優雅にふわんふわんと…時間を忘れて見入ってしまった。