海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

11月28日(木)柴田・雨乞のイチョウ

2024年11月28日 | 観光名所

天気はいいけど風が強くて冷たい、船岡へ用足しのついでに大きなイチョウの木が見たくなって…

雨乞のイチョウ、柴田町の愛宕山中腹にある

昔、人々が雨乞いの祈りを捧げた、イチョウの根元付近の湧き水は一度も枯れたことがないらしい

推定樹齢650年、樹高31m、幹回11m、雄株、国指定の天然記念物

近くでユズの加工品を販売してるおじさんが「最近やっと色づいてきたばっかり…」と教えてくれた

愛宕山の麓からでも「あぁ、あの木だ!」と分かるくらい大きい! 近づいて見上げるとその幹の太さに驚く!

黄葉し始めた葉っぱがお日さまにキラキラ輝いてる、風が強いからてっぺんあたりの枝がゴーゴーと唸りながら揺れてる

イチョウの木があんまり大きすぎて、カメラを最小モードにしても画面に入りきらない…

ハラハラと葉っぱが散り始めて、今が一番きれいなとき…

こんなに大きな乳柱を初めて見たような気がする、16本もある中で、最大のものは長さ4m直径50cmくらいに発達しているということ

この木に母乳がよく出るようにと願掛けすると御利益があるとか

「雨乞のユズ」という石柱が立っていた

昔は福島の信夫山が「ユズの北限」と言われていたらしいが、最近はもっと北の方でも栽培可なんだ…

イチョウの木のまわりはきれいに整備されてて、石のテーブルや椅子が置かれてる

陽ざしが暖かい、時間を忘れて大きなイチョウの木を見上げる

木々の合間から遠くに槻木の街並みや阿武隈川、船岡の街も見渡せる

イチョウの木のゴツゴツした太い幹に触れると意外と温かくて… なんか不思議なパワーを分けてもらったような気分…

山々はすっかり黄土~茶色に染まって、秋深し… 


11月23日(土)天神岬温泉しおかぜ荘へ

2024年11月23日 | 観光名所

天気がいいのでお出かけしたい! 南へ! 目標は3つ

①大きなイチョウを見る ②新しいポケふたを撮る ③日帰り温泉に入る

楢葉の塩貝の大カヤ。推定樹齢は約1000年、樹高25m。県指定の文化財だけど個人の所有だとか。

近くまで行ってみたら幹回り・枝振りのなんて大きなこと! ささ~って視界を横切ったのは、リス!

楢葉町、広徳院の大イチョウ。推定樹齢は約850年、樹高29m。

平安時代末期の1151年、藤原清衡の娘徳姫が磐城則道へ嫁いだときに深閑とした山野の霊気に感動して寺を建立、徳姫の一字をとって広徳院と名付けられたとのこと。

どうしたんだろう、南側の枝が切り落とされている。雷とかではないだろうから、病気? 樹勢はまだまだ大丈夫そう、あと何十年かかってもいいから大きく枝をのばせたらいいね…

広野町、二ツ沼総合公園で新しいポケふたをゲット! すぐ隣りにバナナ園があるし、広野町は「とんぼのめがね」の故郷だからね!

楢葉町に戻って、街中の「ハンバーグ&ナポリタン専門店Fusion」でガーリックハンバーグを

ガーリックって「ニンニク」当たり前か! 口の中いっぱいに凄いニンニクの香り、ぴりっとして美味しいけど

日帰り温泉入浴券が当たったから、天神岬温泉しおかぜ荘へ

露天風呂が太平洋に面していて、湯船につかって足を伸ばすと目線の高さに水平線が見える!最高のロケーション!

この温泉は岸壁の上にあるのか、耳をすますとど~んど~んって波が岩にぶつかる音が聞こえる

お風呂から上がったら天神岬公園を散歩しよう

北田天満宮の参道入り口の大鳥居 震災から10年目を節目に企画され2022年9月に完成

ガイドブックに出てた福島県の「魅惑の朱い鳥居」5基のうちの一つ、高さ17.2mで県内最大級

天神岬公園の敷地内にある北田天満宮は、学問の神様・菅原道真を祀る神社

近くの海で遊んでいた子どもが黒い石に化け、その石を御神体として祀ったという伝説がある

もともとはもっと海の近くにあり、津波のたびに場所を移して、明治時代にここに移されたという

お稲荷さんには狐、八幡さまには鳩、天神さまには牛~ 狐・鳩・牛はそれぞれ神様のお使いだから

天神さまこと菅原道真公は丑年生まれ、境内にいる牛が立ち牛ではなくて臥牛なのも、道真公と牛にまつわる伝説に由縁するという

社殿のすぐ前に一対の狛犬、線が固くて何んとなく角々しているが牡丹の花を背負ってなかなか立派!子獅子もしっかりにらみをきかせてる!

もの凄いいい天気で空が真っ青なんだけど、西の空には大きな雲が… 阿武隈山系は雪かな

所期の目標を達成できて、大いに満足!

日帰り温泉入浴券は、川内といわきの2箇所分がまだ残ってるから、今度はいつ出かけようか、楽しみ!

 


11月22日(金)桑折・陣屋の杜公園の紅葉

2024年11月22日 | 観光名所

桑折町の旧伊達郡役所のすぐ近くにある陣屋の杜公園、紅葉が見頃だというニュースを見たから…

すぐ近くを何度も通ってるのに、こんな公園があるなんて知らなかった

赤や黄や緑、橙や黄緑の葉っぱもあって、今が一番きれいな時期かも

「ヤマモミジ」という看板があちこちに下がってる

ヤマモミジはイロハモミジと違って真っ赤にはならず、黄葉や紅葉、源平と個体差が大きいのが特徴らしい

だから、自然な感じで、彩りが美しいこの風景ができあがるんだ!

そして、モミジだけじゃなくていろんな樹木が… ここは紅葉の季節だけじゃなくて四季折々の景色を楽しめそう!

どんぐり

まゆみ

ガマズミ

キャラボク

カクレミノ・モチノキ

サザンカ

ヤブツバキ

モミジとカエデは植物の分類上は同じカエデ科。葉の見た目で使い分ける。葉が小さめで切れ込みが深い方がモミジ、葉が大きめで切れ込みが浅い方がカエデ。

相馬は晴れてたのに伊達は大きな雲がいっぱい。それでも雲の切れ間から日が差すと五色の葉がきらきらと輝く。あちこちにベンチがあって、時々座りながらゆっくり紅葉を観賞できる。寒くなって縮こまりそうな毎日だけど、今日は少しリラックスできたかも…


11月21日(木)相馬・新地・鹿島の銀杏めぐり

2024年11月21日 | 観光名所

晴天で風もなく、ドライブ日和。

新地の「白幡のイチョウ」、樹齢約240年。伊達政宗が持っていた銀杏の鞭を逆さにさしたという伝説から「逆さイチョウ」とも。

南側の一角だけ黄葉してる。イチョウの緑と黄色、鳥居の赤と空の青、最高にきれい!

大坪・諏訪神社の大イチョウ、樹齢約350年。中村から旗巻峠を越えて青葉を往復する旅人たちがイチョウの根っこに坐って休んだんだって。

諏訪神社の御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)・八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)

正西寺の大イチョウ

正西寺は浄土真宗大谷派の寺院。大イチョウの推定樹齢は約600年。平成元年には樹高が28mあったが、雷に打たれて半分の高さになってしまったという。それでも枝を伸ばし広げて、堂々と今の姿に。かわいそうではなく、たくましさとか自然のままに生きることの大切さを教えてくれる。

涼ヶ岡八幡神社、拝殿前の大イチョウ。雄のイチョウなので銀杏はならないはず、平成28年11月に1つの枝に銀杏がなっているのが発見されたということ。今年は?

涼ヶ岡八幡神社の御祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)・帯中彦命(たらしなかつひこのみこと)・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)

鹿島・阿弥陀寺の大イチョウ

阿弥陀寺は、本尊を阿弥陀如来とする浄土宗名越派の寺院。大イチョウの推定樹齢は600年・樹高32.5m。黄葉すると遠くからでもよく目立つ。

相馬・長命寺のイチョウ。長命寺は奈良の長谷寺を総本山に仰ぐ真言宗豊山派の寺院。推定樹齢約300年という琉球ツツジが凄くきれいで有名だけど、このイチョウもなかなか立派!

飯豊の大師前あたり、名もないお堂脇のイチョウ。

イチョウの木が好き。ぐんぐん大きくなって、枝をいっぱいに伸ばして、たくさんの葉っぱが風にさやさや揺れて。緑のイチョウも若々しくていいし、黄葉したイチョウはぽかぽかと温かい感じがしてもっといい。

イチョウの木には何か特別な魂が宿っているような気がする…


11月14日(木)紅葉の霊山神社と霊山

2024年11月14日 | 観光名所

霊山が紅葉していたから霊山神社もそろそろ紅葉の時期かと思い…

午前中は用事があって14時過ぎの出発、でも明日からは天気が下り坂だから…

 

霊山神社は、霊山の麓に北畠一族が祀られている神社。明治14年(1881年)に北畠氏の支城があった地に創建された。

御祭神は、北畠親房、顕家、顕信、守親(顕信の子)

建武の新政に尽力した南朝側の皇族・武将を祀る15の神社(建武中興十五社)の一つ

午後の西日でどうしても逆光…

境内から望む霊山

拝殿と紅葉

本殿と紅葉

福日稲荷神社

「五彩のもみじ」京都の嵐山から移植されたという境内の紅葉は、赤、橙、黄、黄緑、緑の5色に彩られる

浪江国見線を石田へ向かうと、道が狭くて対向車が来ると大変…

霊山がすぐ近くに見えて感動! 霊山は神が降りてくる山として信仰されていた山、切り立った岩肌と紅葉が美しい!

奇岩・絶壁で覆われている山の上には、平安時代に霊山寺が開かれ、南北朝時代には霊山城が築かれたという。山頂から見下ろすと眼下にはどんな風景が広がっていたんだろう…