でも、私のおめあては違う。
菊の花の色合いとか大きさのバランスとか、どの手水も素敵でこれが一番!と選べない…
なんと今年は酒樽に飾られた菊手水を発見! 福島の銘酒がいっぱい! これは魅力的!
彦根城は、徳川譜代の重鎮井伊家の居城。
所在地:滋賀県彦根市
別名:金亀城(こんきじょう)
城地種類:平山城
築城年代:慶長9年(1604年)
築城者:井伊直継・直孝
主要城主:井伊氏
天守の現状・形態:望楼型、三重三階、木造(現存)
徳川四天王の一人、井伊直政は関ヶ原の戦い後、佐和山城に入ったが、新城を築く前に没した。嫡子直継の代に他大名を助役として動員する天下普請で彦根山(金亀山)に築城を開始したのが慶長9年(1604)。以後、大坂の陣(豊臣氏滅亡)を挟んでからは、彦根藩単独で整備を進め、18年かけて完成したのが現在の姿。戦国の気風の残る実践的な城。
主な遺構
天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋、本丸、西の丸、山崎曲輪、太鼓丸、鐘の丸
表門橋
表門参道
越前(現在の福井県北部)の石工たちが築いたと伝わる築城当当初の「打ち込みハギ積み」
幕末の嘉永年間に積み替えた切石の「落し積み」
大堀切から天秤櫓と廊下橋を見上げる
天秤櫓は太鼓丸入口の櫓門、左右の隅櫓の棟の向きが異なる。橋の下が巨大な堀切になっていて、通路でもある。長浜城の大手門を移築したと伝わる。
時報鐘
太鼓門櫓
三重三階の国宝天守。屋根は入母屋破風、唐破風、切妻破風と多彩。二重目の金箔の飾金具が荘重さを増す。
天守内部
天守最上階より琵琶湖を望む
西の丸三重櫓
彦根城博物館
ひこにゃん
彦根藩井伊家二代当主・井伊直孝公をお寺の前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる「招き猫」と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備えの兜を合体。
毎日、彦根城周辺に登場して、観光客を迎える。ひこにゃんの趣味は、彦根城周辺や彦根市内を散歩することらしい。
現存する木造天守、もちろん国宝。
屋根に18個もの破風。唐破風は漆塗りで金箔押しの飾り金具付き。入母屋破風・切妻破風には塗籠められた梅鉢懸魚。2階と3階に花頭窓、3階に高欄つきの廻り縁。
外観がとても変化に富んでいておしゃれ、非常に美しい。ゆる~い動きで癒やしてくれるひこにゃんの愛らしさも加わって、彦根城は私の No.1 のお城!
2015.8.8/2017.5.20/2019.8.13