海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

10月31日(木)二本松の菊人形

2024年10月31日 | 
今年の二本松菊人形のテーマは、NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公「紫式部」。平安時代の華やかな物語は彩り豊かな菊の花とマッチしてて、今年の菊人形はなかなか見応えがある!


でも、私のおめあては違う。
会場のあちこちにひっそりと飾られてる菊手水!










菊の花の色合いとか大きさのバランスとか、どの手水も素敵でこれが一番!と選べない…
まだ十分にきれいな菊の花を摘んで手水に浮かべる、すごいおもてなしの心だと思う。
趣向を凝らした菊人形も素敵だけど、私はこの菊手水がとても好き!



なんと今年は酒樽に飾られた菊手水を発見! 福島の銘酒がいっぱい! これは魅力的!
菊を愛でながら1杯、やっぱり1番は「奥の松」かな?

日本100名城・彦根城

2024年10月30日 | 

彦根城は、徳川譜代の重鎮井伊家の居城。

所在地:滋賀県彦根市

別名:金亀城(こんきじょう)

城地種類:平山城

築城年代:慶長9年(1604年)

築城者:井伊直継・直孝

主要城主:井伊氏

天守の現状・形態:望楼型、三重三階、木造(現存)

徳川四天王の一人、井伊直政は関ヶ原の戦い後、佐和山城に入ったが、新城を築く前に没した。嫡子直継の代に他大名を助役として動員する天下普請で彦根山(金亀山)に築城を開始したのが慶長9年(1604)。以後、大坂の陣(豊臣氏滅亡)を挟んでからは、彦根藩単独で整備を進め、18年かけて完成したのが現在の姿。戦国の気風の残る実践的な城。


主な遺構

天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋、本丸、西の丸、山崎曲輪、太鼓丸、鐘の丸


表門橋

表門参道

越前(現在の福井県北部)の石工たちが築いたと伝わる築城当当初の「打ち込みハギ積み」

幕末の嘉永年間に積み替えた切石の「落し積み」

大堀切から天秤櫓と廊下橋を見上げる

天秤櫓は太鼓丸入口の櫓門、左右の隅櫓の棟の向きが異なる。橋の下が巨大な堀切になっていて、通路でもある。長浜城の大手門を移築したと伝わる。

時報鐘

太鼓門櫓

三重三階の国宝天守。屋根は入母屋破風、唐破風、切妻破風と多彩。二重目の金箔の飾金具が荘重さを増す。

天守内部

天守最上階より琵琶湖を望む

西の丸三重櫓

彦根城博物館

ひこにゃん

彦根藩井伊家二代当主・井伊直孝公をお寺の前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる「招き猫」と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備えの兜を合体。

毎日、彦根城周辺に登場して、観光客を迎える。ひこにゃんの趣味は、彦根城周辺や彦根市内を散歩することらしい。

現存する木造天守、もちろん国宝。

屋根に18個もの破風。唐破風は漆塗りで金箔押しの飾り金具付き。入母屋破風・切妻破風には塗籠められた梅鉢懸魚。2階と3階に花頭窓、3階に高欄つきの廻り縁。

外観がとても変化に富んでいておしゃれ、非常に美しい。ゆる~い動きで癒やしてくれるひこにゃんの愛らしさも加わって、彦根城は私の No.1 のお城!

2015.8.8/2017.5.20/2019.8.13


10月29日(火)鵜ノ尾埼のコハマギク Ⅱ

2024年10月29日 | 
天気はいいけど気温は低い。ガラス越しは暑いくらいなんだけど…

鵜ノ尾埼へ、きっとコハマギクがたくさん咲いているから…







あっちにもこっちにも咲いてる。雑草の中でも階段の隙間でも、なんてたくましい!
しばらく雨が降ってないんだっけ?日陰の花はきれいなのに、日差しが強いところの花は水を欲しがってる…



松川浦は静か…




なのに今日は海が荒れて波が高い。ど〜んど〜んってお腹に響くような音がする。波しぶきの後に虹が見える…

花も波も見ていて飽きないね…


10月28日(月)仙台市野草園、晩秋の気配

2024年10月28日 | 
「らんまん」の第21週のタイトル「ノジギク」、この前に行ったときは蕾が固かったけど、2~3日前の野草園のブログに「咲きました!」と。今日は小雨、でも仙台は晴れの予報だから、Go !

仙台の街中は街路樹がきれいに紅葉してる。野草園も木々が色づき始めて、どことなく晩秋の気配…


ツワブキ(石蕗)


キチジョウソウ(吉祥草)
花が咲くと幸運が舞い込むという縁起のよい花!


ウラベニダイモンジソウ(裏紅大文字草)
葉の裏が紅色に染まるという。ひっくり返して見たけど、茎は赤いのに葉の裏側はまだ緑色…


センウズモドキ(川烏頭擬)
毒のある花…

ツチグリ(土栗)
ころころした丸い形がかわいいキノコ。星形に開いた裂片が湿度によって開いたり閉じたりするというからすごい!


ガンクビソウ(雁首草)
ガンクビというのは、キセルの頭の煙草を詰める金属の部分のこと。「雁首そろえて…」のガンクビ。みんな下を向いてるね。


コンギク(紺菊)
ノコンギクの園芸品種。花の色が濃くて、紫色のグラデーションがきれい。これなら一輪挿しに飾っておきたいと思う。


タイワンホトトギイス(台湾杜鵑草)
6枚の花びら、隣同士で大きさが違う。ホトトギスと違うのは、花期が遅いのと茎の上部が枝分かれして数個の花を付けること。日本での自生は南西諸島の一部だけという絶滅危惧種。


チャノキ(茶の木)


5~6月になるとこの辺いちめんにミヤマヨメナが咲いて、あんまりきれいでため息が出るくらい…


ノジギク
寿恵子さんが「菊くらべ」に出品してプレゼンした菊。白くて素朴で小さくて愛らしい。まだ手が加えられていない日本固有の菊の花。牧野富太郎博士が発見して命名。兵庫県の県花。


イソハマギク(磯浜菊)
コハマギクも可愛いけど、イソハマギクの白い花びらのこの不揃いさがなんとも可愛い! 雨上がりで葉っぱもつやつやと美しい! 相馬の海辺にも自生してないのかな…


水生植物区の外れあたり



ラクウショウ(落羽松)と気根
ラクウショウは背の高いメタセコイアみたいな大木。下草が刈り込んであって、気根がすごいいっぱいあちこちに!


ゴマナ(胡麻菜)と綿毛

シラヤマギク(白山菊)と綿毛


芝生広場もすかり秋の景色。コンギク、ノジギク、ハナイソギク… おめあての野菊が見られて満足。
思いがけず出会ったラクウショウの気根。普段は草むらに隠れてて根っこに気づかなかった!


どんぐり庵でいつもの鴨そばを食べる。窓の外の紅葉に見とれていると街の向こうに仙台大観音が見えた。
野草園は11月いっぱいで休園。ノジギクも咲いたし、花たちもそろそろ冬のお休み期間。休園前にもう1回来られるかな…






10月26日(土)みちのく杜の湖畔公園へ

2024年10月26日 | 観光名所
川崎のみちのく公園へ。亘理〜柴田〜村田を経由して今回は高速は使わずに14号線を。約60km、1時間半弱。




他はまだ木々が色づいてないのに、ここは紅葉がきれい。




「みちのくクイズラリー」に挑戦!
コキアにないものはどれ?①葉②実③球根。コキアは1年草だからね、答えは簡単!




去年はコキアが真っ赤だった。今年は少し遅かったかも。でも、赤から茶へのこのグラデーションもなかなかきれい!ふわんと優しい感じがして、これはこれですごくいい!


子どもたちが小さい頃、みちのく公園には何度も来てたくさん遊んだ。自転車に乗ったり、ボールプールで遊んだり、お弁当を食べたり、気球にも乗った。写真もいっぱい撮ったから、子どもたちがどんなポーズでどんな笑顔だったかよく覚えてる。
あれから何十年。今は静かにゆっくり園内を散歩する。昔は幸せいっぱいだったし、今も十分に幸せ…