ケン・ローチ監督作品。
これまでもこの人の映画はいくつか見てて好きなんだけど、ハッピー・エンドではないんだよな。
でもそれが現実で、不公平な世の中への怒りとか不満とか、そういうものを伝えたいのかなぁとも思ったり。
この作品も、これで終わるの?!と思うようなエンディング。
辛すぎて、悲しすぎて、でもそうするしかないと思っている本人の気持ちもわかるような気もして、
自分たちにはどうしようもない不公平感というか、無力さを突きつけられたような気がします。
前に見たダニエル・ブレイクもそうだったけど、映画というより華やかさがないからドキュメンタリーっぽくて、演技しているというより素のまんま感が強かったです。
配達先の住人も、病院にいた他の患者さんたちもプロの俳優ではなさそうでした。
残念なのが邦題。
原題はSorry, we missed youで、不在届に書かれている言葉。
お父さんが配達の仕事をがんばればがんばるほど、家族との時間が減ってることとも重なってて、素敵なタイトルなんです。
それも伝わるようないいタイトルないのかな。
ブログ読ませて頂きました。
タイトル秀逸ですよね。つらいけど、他人事ではないので、知っておくべきことでもありますね。
翻訳はとてもむずかしいだろうと思うけど、ポスターまでちょっと変えてたりすることもあったりして、なんでこうなるのか…と思うことあります。
この映画、観ました
ケン・ローチは社会問題をきれいごとで
済まさないところが好きですが
観ていて辛くなるのも事実・・・
邦題にはガッカリすることが多いです
この映画も然り・・・
おっしゃる通り、想いがちゃんと伝わって
いないような気がします
ただ、日本人に映画の内容を
一瞬でわかるようにと、きっと配給会社さんも
ご苦労されているんでしょうね・・