残念ながら今月は近所の山にしか行けてません。
その分ドラマと本を楽しんでいるので、記録として。
まず、どこかのサイトでおすすめしていたミン.ジン.リーの小説『パチンコ』。
上下巻で、まあまあの分厚さだったけど、おもしろくて読了。
在日朝鮮人の四世代に渡る話で、もうちょっと深めてほしいとこもあったけど、
どの登場人物も魅力的で、自分だったらと思うと尊敬しかありません。
在日の人たちが負わされた経験については、なんとなく知っていたつもりだったけど、
自分が想像してた以上で、「この国は変わらない」っていう言葉も突き刺さりました。
今はよくなっていると思いたいけど、自分が気づいていないだけなのかもとも思います。
あと映画『ミナリ』を見ました。
アメリカに移民した韓国人一家の話で、人生いろいろあるけど、踏ん張っていくしかないんだよなといい意味で思えます。
男の子がかわいくてね。
もう一つドラマの『Mother』も。
『八日目の蟬』にちょっとにてる部分もあるけど、
児童虐待の問題も盛り込まれていて、親もだけど、環境が子どもに与える影響の大きさを怖いほど思い知らされました。
韓国って血のつながりを大事にしているように見えて、それだけじゃないっていうメッセージの作品も多いような気がします。
虐待についても、問題の根底にはひとり親への偏見や経済格差もあるんだけど、だからといってそれを子どもたちに「こういう状況だから仕方ないよね」と我慢させるわけにもいかず、社会全体で取り組まないといけない問題なんだと再認識&反省しました。
2月も登山はソロでしかいけそうにありませんが、近所の山だけでなく、もう少し遠くまで行ってみるつもりです。
感染の心配がなくなったら、一人で韓国旅行とかもしたりして。
とりあえず今できることをできる範囲で楽しみます。
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