ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「丹仁浩・桑原弘明 展」(スパンアートギャラリー)

2015年08月21日 21時40分55秒 | 展覧会・美術関連

本日は、スパンアートギャラリー「丹仁浩・桑原弘明 展」へ行ったのでございます。
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201508nini_kuwabara.html


桑原作品の大ファンゆえ、初日の昨日行きとうございましたが、お伴のEが都合つかず2日目になってしもうたのじゃ。

今回は箱型スコープはござりませぬが、顕微鏡型の新作3点《ノアの契約Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ》と、2011年の作品《青く燃ゆる星》の計4点。
こちらが桑原作品コーナー。(写真は許可を得て撮影しておりまする)


この素敵な顕微鏡は、小さな螺子に至るまで全て氏が制作したもので、プリズムがセットされております。
本来微細なものを見るはずの顕微鏡、覗いてみると…


小さな顕微鏡の中に、宇宙が広がっておるではありませぬか。

これは顕微鏡の内部を鏡のように加工して、その中に水晶と、水晶の向こう側に宇宙のスライド写真をセットしておるのです。

などという事を、会場にいらしていたご本人が、図まで描いて丁寧に説明して下さったのでございます。
そして下のプリズムの角度を変えて、見え方の変化も見せて下さったのでございます。
うるうる感涙。

写真はうまく撮れませんでしたが、壁にプリズムの光が反射して小さな虹が。
「虹」に合わせて、氏も「2時」から在廊しておるのだとか。ぷぷぷ

2011年の《青く燃ゆる星》は、Eは以前にも観た事ある作品。
漆を塗った小さな胡桃の中の森と水晶、スイッチを押すと水晶が青く光り、彗星が現れるのでございます。
ギャラリーに用意されている小さな懐中電灯で胡桃の内部を照らすと、森もはっきり見えまする。


氏は、色々お話を聞かせて下さった上、「僕も(写真に)入りましょうか」と仰って下さり、ますますファンになったのでした。(写真を載せる事も了解して下さってます)


もうおひとかたの丹仁浩作品は、鉛筆・木炭画5点と、ミクストメディア3点。
こちらもじっくり見てまいりました。

会期は29日まで。
桑原氏、12月の展覧会では新作のスコープ作品を4点出品なさるとか。
非常に楽しみじゃ。

さて、スイーツタイムは、スパンアートギャラリーの並びのみゆき館へ。


ここは和栗のモンブランが有名なれど、わたくしには甘さ控え過ぎなのじゃ。
モンブランだけでなく、ここのケーキは全て甘さ控え目なのが物足りぬ。なので、
マロンパフェを持ってまいれ~!

うっひょ~~!


頂上に燦然と輝くマカロンが、太陽神ラーのようではありませぬか。
生クリームは全く甘くありませぬが、マロンクリームがきちんと甘いのでバランスよろしく、コーンフレークなど邪道なシロモノが入ってないのもよろしゅうございます。
でもわたくし、生クリームももっと甘くして欲しいぞよ。

こちら、下のお皿はジノリでございます。


今度行ったら、マカロンパフェを食してみようかのぅ。

本日はスパンアートギャラリーの前に、ポーラ ミュージアム アネックスで初日の「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」も観たのでございます。
しかし長くなりましたゆえ、また次回。