ウェネトさまの館

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旧公衆衛生院(港区立郷土歴史館)

2021年11月28日 19時27分08秒 | 建物・庭園など

前回のブログの続きでございます。

「人形 人とともにあるもの」を観るべく、初めて港区立郷土歴史館[ゆかしの杜]へ行ったらば、旧公衆衛生院の建物がたいそうツボだったのじゃ。

建物は、内田祥三の設計で昭和13(1938)年に建設。
「公衆衛生院」は、日本の公衆衛生の普及活動などを目的として国が設立した機関で、平成14(2002)年に埼玉県和光市に移転するまで、この建物が使用されていたそうな。

外観はこんな感じ。全景がカメラに入り切らぬ~。


 

平成21(2009)年、港区がここを取得して改修し、平成30(2018)年に郷土歴史館を中心とした複合施設として開館。
なぬ?たった3年前ですと?気づかんはずじゃわ~。

常設展示室や特別展示室以外は入場無料で写真撮影も可。
予備知識全くナシで行った建物にテンション爆上がりして写真も撮ったゆえ、見た順に載せまする。

中央エントランスの階が1階かと思いきや2階で、展覧会を観た特別展示室も2階ゆえ、ここからスタートするぞよ。

【2階】
★2F中央ホール
2層吹き抜けの空間がたいそう素敵で大興奮。


 

★旧図書閲覧室
コミュニケーションルームとして使われるも、コロナ禍の影響で現在閉鎖中(涙)
ガラス扉の外から覗く事はでき、クジラの骨らしきものやステンドグラスなども見えたぞよ。


 

★旧図書館長室


 

★エレベーター跡
3基あったエレベーターのうち、ここだけ建設当初の回数表示器とボタンが残されていたんじゃと。


 

【1階】
他の階を回る前に、1階のカフェでおやつを食べるかの。階段萌え~。


 

★1F中央ホール
1階じゃが実際は地下なので、床をプリズムガラスにする事で外光が届くように設計されておる。


 

★旧食堂
食堂として設計された空間。蒸気式ラジエーターや泰山タイルも見られまする。
現在は八芳園プロデュースのカフェ、VEGETABLE LIFEになっておるのじゃ。
店名通り、メニューはヘルシーじゃよ。


 

11時まではモーニングタイムで、ベジボウルが税込550円という嬉しい価格。
日替わりの野菜デリ6種類の中から4種類を選ぶと、雑穀米の上にサラダと一緒に乗せてくれるのじゃ。


 

選んだのは、ピリ辛炒め、豆のサラダ、人参シリシリ、白和え。
意外に思われるやも知れぬが、わたくしは野菜も大好きなのじゃ。ウサギじゃしの。
赤い飲み物は、無料のデトックスウォーターじゃよ。


 

この後は6階に上がって、順に下りてこようかの。

【6階】
★旧女子寮
公衆衛生を学びに来る保健師の女子寮として設計され、かつては居室が並んでおったとか。


 

【4階】
★旧講堂
340席の階段状のカッコいい講堂も完全貸切状態じゃ。テンション上がるのぅ。


 

下の講壇側から見たところ。


 

講壇の左右には、新海竹蔵によるレリーフ《羊》と《葦鷺》
こちらは向かって右の《葦鷺》で、水辺の葦の下で戯れる3羽の鷺。


 

備え付けの机椅子。


 

窓から中央エントランスが見えまする。


 

★旧講義室(教室)
かつての教室が休憩室に。黒板が残っておる。


 

【3階】
旧院長室・旧次長室へ向かう廊下。


 

★旧院長室
公衆衛生院長の執務室。
当時は高級だったベニヤ材が張られ、床は寄木細工など、建物の中で最も手の込んだしつらえだそうな。


 

★旧次長室


 

★休憩室B


 

★旧書庫
現在は図書館として利用されておりまする。


 

3階から2階を見下ろしたところ。


 

そそ、2階にはミュージアムショップもありまして、郷土歴史館グッズもございます。
旧公衆衛生院のスノードーム、可愛いのぅ(こちらも写真撮影は許可を得ておりまする)


 

建物の一部の大まかな写真しか載せんかったが、照明など細部を見るのも楽しゅうござりました。
受付や展示室や警備の方々など、スタッフがたいそう感じ良いのも印象的じゃった。
駅からも近いし、また行かねばの。

ちなみに駅の2番出口から出て最初に見えるのはこちら側の小さい入口じゃが、ここではなく最初に載せた中央エントランスから入るのじゃよ。


 

さて、昨夜のGPSロシア杯、ライスト見るべく大急ぎで帰宅し、大急ぎで夕食を食べ、超特急でブログ書き、準備万端で見始めたのに、男子FSの途中でライストが止まってしもうた~(号泣)
結果は既に知っておるが、動画も見ねばのぅ。
しかしGPファイナル進出者、女子シングルは6人中5人がロシア勢とは、ロシア(特にエテリ組)恐るべし。
今夜21時からのエキシビションは、どうか止まらず最後まで見られますように!