ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

想像された狼たち展(ひのつみ画廊)

2022年09月26日 20時13分44秒 | 展覧会・美術関連

昨日は日曜日じゃったが、昼間に少し時間が空いたゆえ、ギャラリー1つだけ観たのでございます。

ひのつみ画廊「想像された狼たち展」
https://www.hinotsumi.com/exhibitions
(写真撮影は許可を得ておりまする)

奥野ビルはよく行っておるのに、ひのつみ画廊へ入るのは初めてやも知れぬ。


 
狼をテーマに、10名の作家が複数点ずつ出展しておりまする。

会場はこんな感じ。手前のお部屋。


 
奥の小部屋。


 
10名の作品を1点ずつ、作家名50音順で。

★上林泰平《私たちの形》ジオラマ アクリル
この写真ではよう分からぬが、上下にちっちゃな人々が横一列に並び、下から当てたライトで影が浮かび上がっておる。
更に近づいて仰天。頭蓋骨の半分にもみっしりみっしり人・人・人!


 
★杉谷知子《狼髪Ⅱ》切り絵


 
★中條亜耶《8/13 オオカミ Wolf》麻紙、岩絵具


 
★野瀬昌樹《狼札 Ⅶ 七つ石》20×10㎝(B4)


 
★のはらゆうこ《北斗七星日周狼曼荼羅図》2022制作 木製パネルS0号・キャンバス・アキーラ・アクリル・レジン
中心に北極星の狼、周囲に北斗七星の狼、顔の向きがそれぞれの星の方向に向いておりまする。
ご本人が在廊なさっており、久々にお会いしてお話をお伺いでき、嬉しゅうござりました。


 
★真神勇希《Far/遠くへ》レザークラフト(フィギュアカービング)
絵画かと思いきや、革に細密なカービング。


 
★南舘麻美子《冬山のかがやき》木凸版メディウム剥がし摺り


 
★森田太初《日本狼》楠 鉄 ステンレス
楠の木彫の上に、鉄とステンレスの装飾。物凄いオーラじゃ。


 
★横橋成子《Japanese wolf》椎心紙、みす紙、岩絵具、膠、ホイルフレーク、色鉛筆
横橋成子は、本日9月26日から、この近くのゆう画廊で個展も開催。
わたくしは1日早くて観られんかったが、これからいらっしゃる方は、ぜひ両方ご覧あれ。


 
★吉川愛美《Wolf moon》ペン、インク 2022年


 
生きている狼より作品になった狼のほうが断然好きゆえ、様々な狼作品に会えて楽しゅうござりました。
会期は9月30日まで。

さて、展示を観る前に、季節のパフェが美味しいパティスリーSAKURAへまいりましたのじゃ。
新作のマロンパフェが出たと聞き及んだからの。


 
和栗のモンブランパフェをお願いいたしまする~。


 
和栗モンブランクリーム、渋栗アイス、キャラメルソース、クレームシャンティ、カスタードクリーム、バニラシフォン、ミルクパンナコッタ、ほうじ茶ゼリーなどなど入って、美味じゃ♪
上に刺さった一反木綿めいたものは、ブロンドチョコレートじゃよ。

酸味が全くないのも嬉しいのぅ。
わたくしには、マロンのスイーツに酸味は不要なのでございます。
お店が近ければ、毎日食べに行くのにのぅ。

★本の話
小野不由美『営繕かるかや怪異譚 その参』
大好きなシリーズの第3弾、6つの短編いずれも良かった。
特に、ドールハウスが出てくる『歪む家』、尾端さんや隅田さんの優しさが沁みる『骸の浜』、最後が切ない『茨姫』が好きじゃ。
6話とも怪異の怖さは少ないけど、『火焔』を読むと、やっぱり一番怖いのは生きた人間よのぅ・・・となるのじゃった。ガクガクブルブル


 
★おまけ話
デパ地下で、清香室町の「金澤文鳥」なる羊羹と目が合い、パッケージの可愛さにパケ買いしたのでございます。
手乗り文鳥じゃ♪


 
左の桜文鳥は「加賀紅茶味」で、紅茶風味の羊羹の中に、いちじくやベリー類のドライフルーツが入り、フルーツティーのようじゃ。
右のシナモン文鳥は「加賀棒茶味」で、棒茶風味の羊羹の中に、アーモンドやピスタチオが入っておりまする。


 
5個入りのお箱も、文鳥の卵形で可愛いぞよ。


 
どちらも美味しゅうござりますが、桜文鳥の「加賀紅茶味」がより好み。
羊羹は文鳥より小さいひと口サイズで、あっという間に全部食べてしもうた。エヘ