昨日は日曜日じゃったが、昼間に少し時間が空いたゆえ、ギャラリー1つだけ観たのでございます。
ひのつみ画廊「想像された狼たち展」
https://www.hinotsumi.com/exhibitions
(写真撮影は許可を得ておりまする)
奥野ビルはよく行っておるのに、ひのつみ画廊へ入るのは初めてやも知れぬ。
狼をテーマに、10名の作家が複数点ずつ出展しておりまする。
会場はこんな感じ。手前のお部屋。
奥の小部屋。
10名の作品を1点ずつ、作家名50音順で。
★上林泰平《私たちの形》ジオラマ アクリル
この写真ではよう分からぬが、上下にちっちゃな人々が横一列に並び、下から当てたライトで影が浮かび上がっておる。
更に近づいて仰天。頭蓋骨の半分にもみっしりみっしり人・人・人!
★杉谷知子《狼髪Ⅱ》切り絵
★中條亜耶《8/13 オオカミ Wolf》麻紙、岩絵具
★野瀬昌樹《狼札 Ⅶ 七つ石》20×10㎝(B4)
★のはらゆうこ《北斗七星日周狼曼荼羅図》2022制作 木製パネルS0号・キャンバス・アキーラ・アクリル・レジン
中心に北極星の狼、周囲に北斗七星の狼、顔の向きがそれぞれの星の方向に向いておりまする。
ご本人が在廊なさっており、久々にお会いしてお話をお伺いでき、嬉しゅうござりました。
★真神勇希《Far/遠くへ》レザークラフト(フィギュアカービング)
絵画かと思いきや、革に細密なカービング。
★南舘麻美子《冬山のかがやき》木凸版メディウム剥がし摺り
★森田太初《日本狼》楠 鉄 ステンレス
楠の木彫の上に、鉄とステンレスの装飾。物凄いオーラじゃ。
★横橋成子《Japanese wolf》椎心紙、みす紙、岩絵具、膠、ホイルフレーク、色鉛筆
横橋成子は、本日9月26日から、この近くのゆう画廊で個展も開催。
わたくしは1日早くて観られんかったが、これからいらっしゃる方は、ぜひ両方ご覧あれ。
★吉川愛美《Wolf moon》ペン、インク 2022年
生きている狼より作品になった狼のほうが断然好きゆえ、様々な狼作品に会えて楽しゅうござりました。
会期は9月30日まで。
さて、展示を観る前に、季節のパフェが美味しいパティスリーSAKURAへまいりましたのじゃ。
新作のマロンパフェが出たと聞き及んだからの。
和栗のモンブランパフェをお願いいたしまする~。
和栗モンブランクリーム、渋栗アイス、キャラメルソース、クレームシャンティ、カスタードクリーム、バニラシフォン、ミルクパンナコッタ、ほうじ茶ゼリーなどなど入って、美味じゃ♪
上に刺さった一反木綿めいたものは、ブロンドチョコレートじゃよ。
酸味が全くないのも嬉しいのぅ。
わたくしには、マロンのスイーツに酸味は不要なのでございます。
お店が近ければ、毎日食べに行くのにのぅ。
★本の話
小野不由美『営繕かるかや怪異譚 その参』
大好きなシリーズの第3弾、6つの短編いずれも良かった。
特に、ドールハウスが出てくる『歪む家』、尾端さんや隅田さんの優しさが沁みる『骸の浜』、最後が切ない『茨姫』が好きじゃ。
6話とも怪異の怖さは少ないけど、『火焔』を読むと、やっぱり一番怖いのは生きた人間よのぅ・・・となるのじゃった。ガクガクブルブル
★おまけ話
デパ地下で、清香室町の「金澤文鳥」なる羊羹と目が合い、パッケージの可愛さにパケ買いしたのでございます。
手乗り文鳥じゃ♪
左の桜文鳥は「加賀紅茶味」で、紅茶風味の羊羹の中に、いちじくやベリー類のドライフルーツが入り、フルーツティーのようじゃ。
右のシナモン文鳥は「加賀棒茶味」で、棒茶風味の羊羹の中に、アーモンドやピスタチオが入っておりまする。
5個入りのお箱も、文鳥の卵形で可愛いぞよ。
どちらも美味しゅうござりますが、桜文鳥の「加賀紅茶味」がより好み。
羊羹は文鳥より小さいひと口サイズで、あっという間に全部食べてしもうた。エヘ