2つのギャラリーのグループ展でございます。
昨日は、ドラードギャラリー「『3作家の絵とコトバ』展~タニガワマリコ・こうごみつる・小原聖史~」を観ましたのじゃ。
http://doradogallery.main.jp/archives/4421
(写真撮影は、会場全景のみ可)
タニガワマリコは好きな作家で、初日に行きたかったのじゃが土日は都合つかず、3日目になってしもうた。
会場はこんな感じ。3人の作家が、作品にコトバ(物語や詩)をつけて、作品と一緒に展示。
お気に入りや気になった作品を、各作家2点ずつ挙げまする。
・タニガワマリコ
絵画、ガラスペーパーウェイトなど、17点ほどの展示。
《JAZZ》SMサイズ アクリル、パネル
星のかけらをくわえた青いカラス。青い色彩も綺麗な夜の街、空には流れ星。
連れ帰りたかった・・・(涙)
《ニャオンの街》SM アクリル、モデリングペースト、砂、パネル
街を見守る巨大な白猫が泣けまする。質感も素敵。
・こうごみつる
絵画11点の展示。
《Green Thumb》273×320㎜ 油彩、アクリル、キャンバス
白ウサギと白い鳩が覗き込む本から森が。
《フランさん》150×100㎜ 油彩、アクリル、パネル、キャンバス
頭にイチゴをのっけて黄色い服を着たオシャレなアヒルが可愛くてお気に入り。
並んで展示の羊の《メリーさん》と物語が繋がっておるのも可愛いのぅ。
・小原聖史
絵画とボックスオブジェ的な作品、10点の展示。
《ピノキオとカフェタイム》SM アクリル、油彩、パネル
ピノキオを両手で抱き上げた女性。家のような額も可愛い。
《Lebera Me》F4 ミクストメディア
赤と黄色が印象的な神秘的な女性。
3名それぞれの作品とコトバ、両方楽しんでまいりました。
会期は4月14日まで。
ドラードギャラリーの前に、銀座でもツボな展覧会をひとつ観たゆえ、また後日書きまする。
そして、先週の話になりまするが、銀座で観たグループ展でございます。
ギャラリーシーク「SMという猫」
https://s-art-web.com/html/exhibition.html
(写真撮影は、岸本浩希、五月女佳織、疋田正章の作品のみ可ですが、SNS等へのアップは不可)
ウォーホールの《サムという名の猫》にちなんだお題で、17名の作家の作品を展示。
全てSMサイズの猫作品とは、観る前からきゅんきゅんするぞよ。
わたくし、鳥だけでなく猫も大好きじゃからの。
お気に入りから6点を、作家名50音順で。
・坪田純哉《Silver moon》雲肌麻紙、銀箔、岩絵具、雲母
銀色の月をバックに、かっちょいいシャム猫の横顔。美しいのぅ。
・中上誠章《澄》油彩
香箱座りの猫、まるっとした正面顔がツボ。
・長田ユミ《そらいろ》
空色を背景に、オッドアイの白猫が清々しい。
・新家未来《うつる世界》紙本彩色
白っぽい背景に浮かび上がるブルーアイの白猫は、妖艶な感じも。
・疋田正章《レオン》油彩
本展1番のお気に入り。
キリッとしたお顔も、瞳の美しさも、柔らかい毛並みの質感も凄いぞよ~。
撮った作品の写真は残念ながらブログには載せられぬが、この作品が使われたフライヤーのお写真をば。
・山崎有美《ふたいろ》絹に紙本
2匹の黒猫を、それぞれ別の絹に描いて間を空けて重ねてあり、見え方の変化が面白い。
この他にも様々な猫がおり、楽しゅうござりました。
会期は4月14日まで。