一昨日は、蔦サロン「POP UP Gallery & SHOP 7人展」を観たのでございます。
http://www.ne.jp/asahi/net/kawauso-an/kokuji/koten/kotenn1.htm
(写真撮影は許可を得ておりまする)
先日、タワーレコード渋谷店「山本タカト展 ノスフェラトゥ」を観た時、同時開催の本展の事を知ったのじゃ。
(ちなみに「山本タカト展」の日記はこちら↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/139b41aadb8a3b574ee49b2680060259
宇野亞喜良、丸尾末広、山本タカト、亀井徹、三浦悦子、須川まきこ、佳嶋という豪華な7人展でございます。
会場の蔦サロン(旧山田守邸)は、建築家・山田守(1894-1966)の自邸として、昭和34年(1959)に建てられた鉄筋コンクリート造3階建ての建物。
現在は1階がカフェの蔦珈琲店、2階がギャラリーとして使われておるのじゃが、青学会館のお向かいにかようなギャラリーがあったとは、今まで知らなかったぞよ。
緑に囲まれたレトロモダンな建物、ツボじゃ。
ごめんくださいまし~。
半円形に飛び出た階段室、かっちょいいのぅ。
靴を脱いで、螺旋階段を上がるのじゃ。
自然光がたっぷり入る広々した展示室に、7名の作品が作家別に展示されておりまする。
一昨日はお天気もよろしく、額が思いっきり反射して、作品の写真は殆ど失敗じゃが、フライヤーに書かれた作家名順に、作品も一部載せますぞ。
出品数はまちまちで、1点のみ出品の作家も。
★宇野亞喜良
《萩 撫子 女郎花》2016
《獅子がいる》2016 《昔話》2016
★丸尾末広
丸岡作品のみ、奥の和室なのじゃ。
《江戸川乱歩『孤島の鬼』フランス語版カバーイラスト》2014
《山田詠美『賢者の愛』挿絵》2013
★山本タカト
《903号室の怪》2007 《MEMENTO MORI Ⅰ》2006
《箱詰にされた幻影》2004
★亀井徹 《柑橘無花果木葉虫》2018
★三浦悦子 《迷球》2018
左の作品集は、50部限定の特装版。
★須川まきこ
《夢と天女》2018
★佳嶋 《女神の心像》2018
各作家の作品集やグッズなどもございます。
お部屋も興味津々で、隅々まで見てしもうた。
丸尾作品がある和室の奥の窓、角が曲線じゃ。
展示室の隅に怪しい階段発見。
かっちょいい螺旋階段、3階は住居ゆえ立ち入り禁止ですぞ。
この写真では分かりづらいが、展示室から1階の蔦珈琲店が見えるのじゃ。
お庭を眺めながらお茶できる素敵な雰囲気なれど、ちょうどお昼時で、ここから見る限り混んでいて断念。
会期は11月13日まで。
最終日以外は19時までで、暗くなってから来ても雰囲気あるやも。
蔦珈琲店は展覧会に関係なく営業しておるゆえ、今度行ってみねばの。