前回の日記の続きでございます。
飯田美術の後は、銀座画廊 美の起原「Monochrome モノクローム」を観ましたのじゃ。
https://銀座画廊.jp/monochrome/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
モノクローム作品だけのグループ展というのがツボでして、好きな作家と初めて観る作家が参加しており、早く観たくて初日にまいりましたのじゃ。
6名の作家の展示風景と、お気に入りや気になった作品を、作家名50音順で。
・安部恒美
緻密細密で迫力ある鉛筆画、鉛筆画だという事を忘れて見入りましたぞ。
在廊なさっていた作家ご本人に、《夢ものがたり》のお写真のカード頂きました。ありがとうござりまする~。
《夢ものがたり》鉛筆画、ケント紙 67×46㎝ 2013年
・石賀直之
初めて観る作家。和のかほり漂う切り絵、精緻で美しゅうござります。
《菊花開く》切り絵 59×47.5㎝ 2014年
《花に連れられ》切り絵 38×33㎝ 2017年
・小山翔平
初めて観る作家。遠目で布作品かと思うた質感が油彩でびっくり。
《タンツァードのある世界》木製パネルに油彩 S30 2019年
・永見由子
日本画と鉛筆画を描く作家で、今回はテーマに合わせ鉛筆画が3点。少女も動物も繊細で可愛いのじゃ。
《見果てぬ夢を探して》シリウス紙に鉛筆 20×28.5㎝ 2019年
・前田洋子
6点の鉛筆画いずれも素晴らしく、どれを載せようか迷うたが、特にお気に入り2点をば。
《再び》ケントボード/鉛筆 335×245㎜ 2019年
《f12》ケントボード/鉛筆 235×120㎜ 2019年
・yutaokuda
初めて観る作家。インクで描かれた作品、緻密且つユーモラスで楽しゅうござります。
出品数が多いゆえ、作品も3点載せまする。
《Rabbit》顔料インク 450×705㎜ 2019年
《Beginning egg》顔料インク 420×297㎜ 2019年
《Owl Watch》顔料インク 170×130㎜ OVAL 2017年
この腕時計、本気で作って欲しい!
yutaokudaのグッズ。タトゥステッカーと2020年の干支の手ぬぐいじゃ。
作風も技法も異なる6名のモノクロームの世界、観応えあって楽しゅうござりました。
会期は9月28日まで。ご興味あるかたはぜひ。
先日このギャラリーで購入した、政井亜子の《煌めく月》も受け取ってまいりましたのじゃ。
檜の板に描かれて額装されておるのじゃが、帰宅して箱を開けたらば、檜の香りがほんわか漂い、視覚も嗅覚も癒やされたのでございます。
以前にも載せましたが、こちらじゃ。