前回のブログの続きでございます。
松坂屋上野店ではもうひとつ、本館7F アートスペース「神山財団 芸術支援プログラム 9期 同期展」を観ましたのじゃ。
https://shopblog.dmdepart.jp/ueno/detail/?cd=094346&scd=000405
(写真撮影は許可を得ておりまする)
「AYAKASHI 妖精×妖怪」展を観に行って通りかかり、偶然知ったグループ展。
神山財団芸術支援プログラム9期生による有志展で、専攻や大学の異なる学生11名(安藤沙彩香、生地みのり、奥川夏妃、北野茜、後藤まどか、新藤美希、添田賢刀、ハヤカワミサト、船越友理奈、松村盛仁、渡部まりも )が参加。
後藤まどか以外は、たぶん初めて観る作家ばかりやも知れぬ。
会場はこんな感じ。
それぞれ1点ずつ、作家名50音順で載せまする。
★安藤沙彩香《ひらく》P10/土佐麻紙、岩絵具 2023
鳥と花が美しくてたいそうツボ。もっと作品観てみたい。
★生地みのり《どこかへ》P6/和紙、アクリル、色鉛筆 2023
★奥川夏妃《jewel》F8/和紙、膠、水干、岩絵具 2022
鳥や装飾の描き方も色彩もたいそう好み。
《天体》も美しゅうござりましたが、鳥好きゆえこちらを載せまする。
★北野茜《破魔矢》A3/墨、ペン
みっしり緻密具合と、擬人化された動物がツボ。
他の2点にも同じ動物が登場しており、自己紹介文を読んだら、植物の世界を旅するフェネック、サッハちゃんのシリーズだそうな。
シリーズもっと観てみたいぞよ~。
★後藤まどか《あかりを灯して》F15/アートクロス、岩絵具、水干絵具、墨 2023
以前に何度か観た事ある作家じゃ。
これより小さいサイズの《風かおる》も好みじゃったが、ピンボケ撮影失敗で涙。
★新藤美希《一息》F4/和紙、岩絵具、水干絵具 2023
★添田賢刀《幸福は湿度を持って温かかった》300×300(㎜)/キャンバス、アクリル、2019
★ハヤカワミサト《真夜中の留守電》F6/高知麻紙、土絵具、岩絵具、雲母、真鍮粉 2023
頬杖をつく少女の《なまいき》も可愛くて、どちらを載せるか迷うたが、金色の文様と質感が素敵なこちらをば。
★船越友理奈《Discover》S3/キャンバス、アクリル、メディウム 2023
もふもふリアルなお顔どアップがツボ。
伏し目で舌チョロどアップ《Purring》も可愛うござりました。
★松村盛仁《休息》F6/キャンバス、油彩 2023
★渡部まりも《憩いの星 夕》S8/パネルに油彩 2023
偶然通りかかって素敵なグループ展を観る事ができ、嬉しゅうござりました。
11名のこれからの作品が楽しみでござります。
会期は5月16日まで。
★【追記】5.16
最終日に再訪したのでございます。
お迎えした北野茜の《破魔矢》とツーショじゃ。
サッハちゃん部分のアップも撮ったぞよ。サッハちゃんお洒落じゃのぅ。