前回の日記の続きでございます。
この日は、渋谷東急本店 8F美術画廊「ART@JUNGLE 2ND SEASON INCUBATOR 丸山勉 渋谷2020@幻影技芸団」も観ましたのじゃ。
https://www.tokyu-dept.co.jp/honten/event/index.html
(写真撮影は許可を得ておりまする。作品の写真は作家の許可を得れば掲載OKとの事)
丸山勉のキュレーションによるアートユニット「@幻影技芸団」、昨年も観応えあったので、今年も待っておったのじゃ。
今年の作家は、丸山勉、足立明里、有吉宏朗、石川幸奈、石川茂、稲垣歩 、鵜飼義丈、大橋周平、小熊サトイ、小河泰帆、遅野井梨絵、斉藤いつみ、高根沢晋也、田中一太、中村あや子、八木恵子、渡邊智美。
会場はこんな感じ。今年も観応えござります。
お気に入りや気になった作品色々ございますが、その中から6名を作家名50音順で。
(写真を載せた4名の作家には許可を頂いておりまする)
・有吉宏朗
《鹿の頭骨》25号 銀筆・鉛筆・墨汁・インク
鹿の頭蓋骨を写実的に描いた静かな作品、引きつけられたぞよ。
この他、蝋燭を中心に貝殻などの小物を描いた静物画2点も素晴らしゅうござりました。
・石川幸奈
《GARDEN》6号 日本画
きりっとした眼差しでこちらを見る女性と花、素敵なのじゃ。
《ひそやかに》0号 日本画
白いオウムが枝で振り返るの図、美し可愛くてお気に入り。
・稲垣歩
初めて観たのじゃが好みな日本画で、もっと作品観てみたいと思うたぞよ。
ご本人が在廊なさっており、お話をお伺いできました。
描かれている鳥が醸し出す雰囲気に、『絶対に鳥好きな作家じゃ』と思うたら、やはり鳥がお好きとの事で嬉しさ倍増。
《お祈り中 -蓮-》8号 日本画
《エンジェルトランペットと少女》6号 日本画
・小熊サトイ
この作家の描く猫や鳥、大好きなのじゃ。
展示の4点どれも素敵で、シャム猫と月と花を描いた10号の《月世界》特にお気に入りだったのじゃが、訳あって写真はないのじゃ。
《黒猫》3号 アクリル
・小河泰帆
4点の抽象画、いずれも暖かみある色彩が美しゅうござります。
《sweet dreams》30号 アクリル
《彼方へ》20号 アクリル
・遅野井梨絵
遅野井作品の独特な世界が好きでして、4点観られて嬉しゅうござりました。
《雨の海》10号 アクリル
《静かの海》4号 アクリル
6名しか挙げませんでしたが、他にも素敵な作品色々ございます。
会期は1月29日まで。ご興味ある方はぜひ。