Mさんの中国土産の烏龍茶を飲みましょうと言う事で、私の持っている中国茶器の登場となりました。7年前、次女と台湾へ出かけました。かの有名な圓山大飯店に宿泊し贅沢な旅でした。その時手に入れた茶器です。急須は茶壷と言って蓋が赤い紐で繋がれています。お茶碗は茶杯と言いますね。茶葉を入れた茶壷を茶盤に乗せ熱湯を注ぎ、蓋をしてその上からまた熱湯を注ぎます。全体を熱くして蒸すのだと思う。茶盤はこぼれたお湯受け、竹で綺麗に出来ています。お湯冷ましのような物は茶海といって茶壷からお茶をここへ注ぎ、均一の濃度のお茶を茶杯へ入れ振舞うそうです。勉強になりました。
蕪の美味しい時期です。ご当地名産の金目鯛で”かぶら蒸し”を作りました。立派な日本料理ですが、意外と簡単に作る事ができます。塩をした金目鯛にお酒を振りかけ、器にいれ蕪をすりおろし卵白だけを加え混ぜます。ここに銀杏や木耳を散らせば尚良いのですが…。蒸し器で10分蒸します。はしょって、めんつゆを希釈して片栗粉でとろみをつけたつゆを張り、菜の花と柚子の千切りを添えてみました。金目鯛の油とふかふかの蕪、めんつゆとは思えないだし汁がベストマッチで日本料理の素晴らしさを再確認しました。2人前を一皿に作ってしまったのはよくなかったですが、ふかふかの蕪がたくさん食べたくて…。美味しかった。