Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

金田一家の三代のトライ・エイジ

2011-02-13 09:25:04 | 日記

三代に渡り日本語を追求し続けた”金田一京介一家のトライ・エイジ”をテレビで見た。京助はアイヌ原語学研究や辞書編纂に関わった事で知られている。学者生活は苦しく、長男春彦には「何を勉強しなさい」「何になって欲しい」とか全く言わなかったそうです。春彦は父親の貧乏な生活を見ていたので、学者にはなりたくなかった。音楽に興味があったが才能がない事を知り、その後平安時代の京都のアクセントに出会い、研究の道へ入って行った。春彦の長男、真澄は国語が苦手で大学は理工学部、半導体を勉強した。しかしロシア語の面白さに引き込まれ、今は大学でロシア語を教えている。次男秀穂は心理学を学んだが数年は本を読んだり、パチンコの生活を送っていた。父春彦は何も言わなかった。秀穂は知識がどんどん蓄積されて行き、発信したくなった。そして海外へ。資金を得るため日本語を教えながら歩いた。今は大学で日本語の豊かさを教えている。DNAと言うものは人間の奥深くに潜んでいて、周囲が何も言わなくてもある時突然顔を出す、不思議なものです。子育て中の若い方達に何かを示唆している良い番組だと思う。写真は京介が貧しいながら薬やお米を買って助けた石川啄木と京介です。