熱函道路の途中、山の中にドイツ製法手作りハム、ソーセージの店”Grimm”グリムはあります。いつも気になっていたのですが、猪ソーセージの幟につられてお店に寄ってみた。普通のソーセージより少し赤みをおびた、サラミのような感じの猪ソーセージ。100g480円とちょっとお高い。後学のためにと買ってみた。脂は余りないけれど旨味がたっぷりのスープがジワッと出てきます。臭みは全くなくとてもスパイシーで美味しい。この旨味は何処から来るのでしょう?オーナーはドイツ留学中、ソーセージの魅力に取り付かれ、フランクフルトの近く”リヒ”と言う田舎町で200年の歴史のあるマイスターに弟子入りしたそうです。2000年にはドイツ加工食肉国際コンテストにおいて数種類のハムやソーセージで金賞を獲得したと謳っている。こんな田舎の山の中、オーナーのドイツに拘った意気込みに拍手です。