デザートも立派でしょ?キャラメルソースのかかったガレット。このソースが単純なキャラメルではなく、何かスパイスが入っていて大人の味です。聞き忘れてしまった。私の味蕾でも解らない。立派な高級ランチ、洗練されていてつくづく都会だなあと感じたものです。幸せなひと時を有難う。
次は豚ひき肉とふきのとうのパスタです。ふきのとうの香りと苦味が微かにします。探しても見当たらないふきのとう…こうした控えめな使い方、日本ならではの繊細さが西洋料理とうまくマッチングしています。でも外国人が解るかしらね?
これが立派で見事です。聖護院大根の柚子と金柑のマリネ、鴨と豚のテリーヌ、プチペール、穴子のクスクス合え、ラペと言うにんじんのサラダ、まぐろのカルパッチョアンチョビソース、こごみの揚げ物ブラックオリーブケーパーソース、鎌倉野菜のサラダ…です。金柑もマリネにするとおもしろい。穴子のクスクス合えが珍しい。クスクスも何かと和え物にすると言いのですね。美味しかった。ブラックオリーブケーパーソースがとてもこごみの揚げ物にマッチして良かった。早速裏山へ”こごみ”を採りに行って来よっと。
横浜でのランチは元町で娘にご馳走になった。予約を取るのに大変な隠れた名店だそうです。元町の真ん中メイン道路から数メートル入った所にあります。まずコンソメのジュレ、コンソメに数種のスパイスが仄かに口の中に広がり、フランスのおしゃれな一品としています。