あのおぞましいアウシュビッツがソ連軍に開放されて1月27日に75年を迎えたそうです。BS3 ロマン・ポランスキー監督の”戦場のピアニスト”を再び見た。ホロコーストを生き抜いたピアニスト、シュピルマンの半生を描いたドキュメント。勿論2000年初め劇場で見て凄く悲しみ、辛い思いをした事を思い出す。今回またテレビで見てシュピルマンを助けた数人の友がいて、ドイツ軍将校の彼の心の片隅にあった良心が胸を打った。ドイツナチスの悪業は決して忘れてはならないし、アウシュビッツを見ることが嫌でポーランドへは旅行しなかった自分の良心の呵責に落ち込んだ。ドイツ人だけでなく世界の人類すべてが背負っていかなければならない歴史だと心から思う。シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディ,知的な中に哀愁を帯びた雰囲気が素敵です。ショパンの”バラード第1番が当分耳から離れない。良心を持っていたドイツ軍将校を描いた”戦場のピアニストを救ったドイツ国防軍将校”は白水社から出版されています。またこのブログにも…。