再放映だったらしいが,彼女が母校学習院高校で高校生と対話した。高校生が勇気がでるお話でよかった。挫折も壁も若い時に経験して”免疫”を作ることが大切。失敗は自分がまたその上に高く駆け上がる切っ掛けになる。将来役に立つことは教養を身に着ける事。そのためには本を読む。アンドレ・ジイドの山に登ると次にはトルストイ、そしてドストエフスキーがいる。一番愚かなことは自分が正しいと思い込むこと、何故納得できないかを解ることが大切。 私は彼女の本は難しく、興味が持てないので全く読んでいない。しかし東大受験を失敗したという挫折をして、探求心満杯の彼女があるのだとつくづく思った。折しも受験期、受験生よ勇気を持って!…と言いたい。彼女が去り際に”何で私なんかを呼んだのよ”と残したが、素直に喜んで欲しかった。無垢な高校生を良い話で励ましたのに、”傲慢”の二字があなたの後ろに残りましたよ。