いったいヤツの腹はどうなっているのだと、自在に屁をこく「バーバーくん」をエイリアンじゃないかと疑ったものだ。
ところが、年月と科学の進歩は思いもよらない事実をもたらすものだと、今じゃ「バーバーくん」の無礼に感謝すら感じるのだ。
今こうやって無事に働けるのも、オナラ星人「バーバーくん」のおかげだと思い至るのだ。
「バーバーくん」が宇宙に⁉帰った後、後がまの調子コキ「ハマちゃん」が現れ同じように無礼な屁をこくようになったが、先任のエイリアンバーバーとは屁の規模も無礼さもいささかスケールダウンして、それほど効果があるとは思えない屁にとどまっている。
やはり効果的な屁は定期的にかまされなくては意味がないと思われ、つい布団の中で漏らしてしまった自分の屁にノスタルジアをおぼえる今日この頃。
イギリスのエクスター大学「ホワイトマン教授」らの研究によると、腸内で食べ物が分解された際に発生するバクテリアによって作られたガスの一つである硫化水素は、大量に吸い込むと有害だが少量なら細胞を守り、病気を予防する力になるという。
硫化水素は血液細胞内のエネルギー生成を促進して炎症を調整するミトコンドリアを保護し、脳卒中や心臓発作、糖尿病、関節炎、認知症、老化など様々な病気の治療の鍵となるミトコンドリアへのダメージを予防、修復するんだそうな。
「ホワイトマン教授」ら研究者は、適量の硫化水素を作り出すのに手助けをする新たな化合物「AP39」を作り出したということで、今後人体への臨床実験を行い治療薬の開発に進むんじゃないか、ちゅうことだ。
おわかりだろうか❓
つまり硫化水素ちゅうのは、オナラのニオイのもとなのだ‼
この素晴らしい効能のありそうな硫化水素たっぷりの屁を、ふたりのオナラ星人から十数年間かまされ続けたオヤジは、親から譲り受けたありがたくないハイパーテンションと腎臓ちゃんのダメージ以外はすこぶる健康で、「投げちゃん」から貰った「ワスノン」など飲まなくても自力で思い出せるし、自ら招いた打撲のほかは風邪ひとつひかず元気で、毎日働けて酒が飲めるのである。
嗚呼この素晴らしきかなオナラちゃん、オナラ星人がいなくとも自らの屁で寂しい布団を満たすことができる。
もし万が一オナラ星人の屁が有毒であっても、自らの体内で自然に生成される屁なら身体に良いに決まっている。
だが一応ここでオナラ星人「バーバーくん」と「ハマちゃん」に礼を言っておこう、
「よくもよくも遠慮なく人の眼前で屁を垂れてくれたものだ、ありがとうよ‼」
これからは自らの屁で健康を保ってやるのだ、
おっ‼
なんというタイミング、かあちゃんが石焼き芋を買ってきているではないか😁
よし、芋食って健全な屁をかあちゃんにもプレゼントしてやろう。
これぞ夫唱婦随ならぬ屁唱屁随ときたもんだ、へっ、へっ、へーだ🤪
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