お好み夜話-Ver2

出突っ張り週間

土曜日、「ちち」のタクシーに乗せてもらって女子医大へ。


家を出るのは19日に退院して以来15日ぶり、体調は悪くないがリハビリキッチンのおかげでふくらはぎや内腿が筋肉痛。


9時過ぎに病院へ着き採血、続いてMRIの受付をして検査着に着替えて待つ。


15分くらい待って、全身に金属探知機を当てられてMRI室へ入り、「マグニートー」に引き寄せられるくらい?MRIに映りやすいようにマンガン入りの液体を250㎖飲み干す。


「怪獣大戦争」に登場する「x星人」の円盤のような質感のMRI装置のメーカーはPHILIPS、これまで何回かMRIを受けたがメーカーはすべてTOSHIBA製だったので、ちょっと違う感じかなと思ったら、相変わらずドッカンドッカンという音と昭和のレーザー光線のような音がヘッドホンから鳴り、吸っては吐いて息を止めてを繰り返し、明るい棺桶のような空洞で20分ほど身動きせずに仰向けになった。


11時過ぎに終わって会計をしたら、1万数百円請求された😳


去年半年あまりコロナで休業・時短したことで協力金という「収入」があったためしっかり所得税を取られ、それがために東京都の医療券「障」が9月から無効になってしまい、これまではずっとかからなかった医療費がかかるようになってしまったのだ。


う〜ん、自力で稼いだわけでもないのに、時短せよ休業せよというから従ったまでで、「◯障」は障害者手帳と同時期に勧められて取得しただけなのに、なんだか踏んだり蹴ったりな感じだが、文句があるなら裁判所に申し出ろと通知にあって、まあなるようにしかならんわい😤人生飴と鞭だわな。




帰りは電車で上野御徒町へ出て、久しぶりに「吉池」でお昼を食べていくことにした。


数ヶ月ぶりに連絡があった「ムスメ」が、普段は肉も魚も米も食べないからタンパク質不足の新型栄養失調だと言うので、じゃあ一緒に肉でも魚でも食べようと落ち合った。


病み上がりの独り昼メシは味気ないから、「ムスメ」が話し相手になってくれると嬉しい。


御徒町のUNIQLOの入口で「ムスメ・投げちゃん」と待ち合わせ「吉池」へ上がった。


ビルを建て替える前の「The昭和」な雰囲気はなくなってしまったけれど、ここの窓際は上野の街が一望でき、食べ物も美味しいしお酒も豊富で穴場だ。


貝刺しの盛り合わせとマグタク巻き、大きくて食べ応えのある揚げたてのアジフライに海鮮ピザをオーダー。


コロナ真っ盛りの頃は客も従業員も閑散としてお酒も飲めなかったが、今は満員御礼で老も若きもビールなどお酒を聞こし召しているので、つられてグラスビールを頼む。


久しぶりのビールはクイクイと吸い込まれていき、中生でもぜんぜん👌なくらいで、健康のバロメーター=ビールが美味く感じるならとりあえず危機を脱したかな。


なーんて「投げちゃん」と楽しくランチを食べ、アメ横を歩いて日比谷線で北千住へ戻った。


ところが駅から家までの道のりで足がヘロヘロになって、自宅にたどり着くとふくらはぎが激しくつってしまった。


わずか4㎞ちょっと歩いただけでこの有り様だから、来週のことが思いやられる。


来週は病院や先送りにした予定が毎日あるので、毎朝家を出突っ張りになるのだ。


だから今日も買い物がてら歩いてきたが、また足はつるし、なぜか手もつり震えて物を落としたり・・・。


こりゃやっぱり油断せず、ゆっくりじっくり体を整えていくしかないなと思い知った。


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