1kmを6分台で走った、としてだ。
5㎞の折り返しを過ぎたら、とたんにペースダウンしてしまったので、励まし、「MacBookはいらないのか 」とエサで釣り、しまいには背中を押してゴールまで走ったのだ。
晴れたのはありがたかったが、なにも気温26度まで上がらなくてもいいのに、ドピーカンの暑さの中、小僧にしてはよく走ったと思っている。
それは誉めてあげた。
だがしかし、明日に迫った諏訪湖のハーフマラソンでは、この状態ではよくて第3関門(8km地点 スタートから1時間10分)を通過できるかどうか、というギリギリのところか
でもまわりにつられず、焦らずに、1kmを8分弱のペースで最後まで走り切れれば、ひょっとするとひょっとして、完走できるかもしれない。
オヤジの選択肢は2つ。
その1、スタートからゴールまで、小僧と一緒に励ましながら走って、なんとか完走させること。
その2、湖のコースに入り、第3関門まで付き添い、あとは小僧の力量にまかせ、先に行くこと。
いまだ迷っている。
先日、荒川の河川敷を海まで、22kmを2時間3分で走った。
「南房総市ロードレース 千倉」の時の記録、2時間7分を4分縮めた。
それでもまだ余力は残していたから、本番のレースでは、2時間を切れる自信はある。
小僧に途中で見切りをつければ、だ・・・・・・
しかし、えらそうなことを言っても、ここまで来るのに1年間かかった。
死にそうなダメダメオヤジから、3ヶ月で20kgほど減量し、格好もかまわず、ただひたすら土手や街中を歩き続けていた去年の今頃。
贅肉がおちて垂れ下がる腹の皮を、情けない気持ちで持て余し、それでも、走ることなんてこれっぽっちも考えていなかった。
今年5月の「山中湖ロードレース」の直前まで、たかだか10kmも走れるかどうかわからなかったのだ。
もともとがマイナスからのスタートで、今やっと
ゼロなのだ(by CRAZY KEN BAND 零 ZERO)。
それなのに、ゼロになったら少しばかり欲が出た。
もっと早く、もっと遠くへと・・・・・
小僧が完走したいというのを、後押ししてやるべきだという気持ちと、一度厳しさを味わせ、それでも、また走りたいと言えるのか確かめたい気持ちと、心の中でせめぎ合う。
しかしだれかさんに似て ? 小僧は本番に強い。
もしかすると、こんな心配は杞憂にすぎないのかもしれない。
みんなと走れること、そのことがすでに楽しいのだ。
何はともあれ、楽しくなけりゃ意味がない。
ダメでもともと、“次がんばろう ”と言えるように、最善を尽くすのみ。
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