毎年、海の日を境にいっせいに鳴き始める蝉が、今年は一昨日の夜から鳴き出した。
千草園の牛蛙も静かだなぁと思っていたら、昨晩我が家の玄関先で帰りを出迎えてくれた。
3日前の夜から、かあちゃんと小僧はエアコンで涼しい部屋で寝ている。
オヤジひとりばあさんの使っていた1階のベッドで、扇風機のみで朝までだ。
目方が軽くなって以来、あまり冷房が好きでなくなった。
身体が怠くなるし、脚がつったりするから、家では冷房の下にはいないようにしている。
今月の走行距離は、今年はじめて100kmを割った。
小布施のハーフマラソンがあったというのに、82.29km止まりだったのは暑さのせいばかりではない。
まだ完全に五十肩が治っていないことと、心配事があるせいだろう。
自分のことはさておき、施設にいるばあさんの具合が良くないのだ。
この夏持つかどうかと医者に言われ、一週間前から食事と水を止められ、点滴で過ごしている。
年初めにもう家族の中では覚悟をしていたので、温泉にも連れて行き、大好きな鰻屋にも行ったが、いよいよその時が近づいてきたのだろう。
3年前、かあちゃんの兄貴が亡くなった時も走って遠出していて、急な知らせに間に合わなかったことがあったので、今回は近場でチマチマ走っているから距離がかせげなかったのだ。
それでも7月までの走行距離合計は825.52kmで、平均すれば1ヶ月117.9kmは走っているから、まあ良しとするかぁ。
8月はマラソン大会の予定はなく、珍しく休業日は毎週水曜日になった。
しかし前述のようにこの夏、ばあさんの容態がいつどうなるかわからないので、急に休まなくてはならないこともあると思う。
せめてもの望みは、苦しまずに逝ってもらいたいと願うばかりだ・・・・・。
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