お好み夜話-Ver2

おりょうさんを訪ねて

「おりょう」さんのお墓が横須賀にあるということは知っていたので、先日の「横須賀軍港クルーズ」のあと寄ってみた。

京浜急行の「京急大津駅」で下車、徒歩6~7分のところにある「信楽寺(しんぎょうじ」というお寺の、一段高くなっているところに「おりょう」さんのお墓があった。






「ちっ、ちっ、ち、おんちゃん、土竜のおんちゃん。 おまん、ネービーバーガー食べて、とっとと帰ったんじゃなかったのか ? 」
「いえいえ、せっかくここまで来たのだから、おりょうさんのお墓に行かなきゃ龍馬さんに申し訳ないでしょう」
「なんじゃぁ、ほんたら花のひとつも持っていかんかい ! 」
「あいぃ・・・・」

伝えられる「おりょう」さんの若かりし日の写真は、まあほんとに京美人。
これじゃぁ龍馬さんもイチコロだよね。


「ほたえな~ ! 」



「おりょう」さんが龍馬さんと出会ったのは1864年(元治元年)、龍馬さん29歳、「おりょう」さん23歳のとき。
翌々年の1866年(慶応2年)、あの有名な寺田屋の一件で危機一髪、ピストルをぶっ放し、「おりょう」さんの機転で危機を脱した龍馬さんは、晴れて「おりょう」さんを妻にめとった。

そのあと日本初のハネムーンとも称された鹿児島の旅に出て、山に登り温泉に浸かり、またまたピストルをぶっ放して鳥を撃ち、あの動乱の時代にあって、夢のようなつかの間の日々をすごしたのだ。

でもふたりの日々は、翌年の1867年の冬、京都の近江屋で龍馬さんが暗殺されて、わずか1年10ヶ月ほどで終わってしまう。

明治の世になり、龍馬さんも「おりょう」さんも歴史の舞台から忘れ去られ、龍馬さんの思い出だけを胸に「おりょう」さんは、下関~長崎~土佐~京都~大阪~東京と辛い流転の日々を経て横須賀の地で終焉を向かえたのだ。

龍馬さんと別れてからの半生は、<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=04393140-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4480034080&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
阿井景子著 「龍馬の妻」に詳しい。


「贈正四位阪本龍馬之妻 龍子之墓」 
坂本龍馬の「坂」の字が「阪」になっているのはなぜだろう


駅前のお蕎麦屋さんには、坂本龍馬ののぼりが 

残念ながらネイビーバーガーでお腹がいっぱいなので、どんなメニューがあるのかは未確認だ。

土佐、京都、長崎、鹿児島と、龍馬さんゆかりの地を歩いてきたが、やっと「おりょう」さんのお墓も訪ねることができた。

「ほ~う、おんちゃんもなかなかしつこいのぅ。ところでおんし、最近ワシが ふりーめーそん とかいう秘密結社に操られちゅう怪しげな本を読んどるそうじゃな ? 」

えー、一見怪しげではありますが、これがまた目から鱗ものの興味深い本でして、龍馬暗殺の疑問、最後の手紙の謎、などなど、明治維新の  を裏面から読み解く好著であります。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=04393140-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4396335067&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「あやつられた龍馬」改題「龍馬の黒幕」

「フン、死人に口なしじゃきに、なにいうてもええが、まっこと黒鉄のおんちゃんといい、この加治のおんちゃんといい、よう話をつくっちょるよ」

でへ、勢いづいて、<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=04393140-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4104146056&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>も読んでしまった。


もうまったく、びっくりでございますよ。
真実は、一途な女の愛だけ、なんちゃって・・・・・

ノリピー~~~~、
かんばぁぁぁぁっく !!

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