お好み夜話-Ver2

シゲキがいっぱい長崎カニ歩き

天草マラソンの翌日は、予報通り雨。

昨日走ったコースを車で富岡港まで送ってもらい、フェリーで長崎へ渡った。

予定通り、
♪ あああぁ~ ながさきぃーはー きょーぉもー あめぇぇだあったぁ~ わわわわ~ ♪

長崎駅までバスで向かい、チンチン電車の1日乗り放題チケットを買う。

街中はどこもかしこも「龍馬」「RYOMA」「龍馬伝」でいっぱい。

それを目当ての観光客もいっぱい。

ま、でも、師匠「auちゃんパパ」は長崎市街が初めてだというので、行けるところは行きましょうと、一駅乗って長崎歴史文化博物館へ。

ここではちょうど「長崎奉行所・龍馬伝館」という催し物をやっていて、入口を入るとで~んと、巨大な風頭公園の龍馬像と岩崎弥太郎の像が向かえてくれる。

ガイドさん付きの団体さんや小学生の一団に交じって展示物を見て歩くが、両腿の筋肉痛が絶好調の師匠とマチューテは、坂道と階段でぎこちなくヨタヨタちゃんのていたらく

それでも、オバカにやることはやるのだ。

龍馬やその衣装を着たりして写真を撮ってくれるコーナーがあるのだが。係の方のデジ一カメラで撮ってもらうとお金がかかるので、携帯で写メをお願いする。

とっても不審な、怪訝な顔と、クスクス笑いで見られた我々だが、【シゲキ】的な旅の1枚になったハズである。


続いては、出島。

【シゲキ】的な雨はほとんど上がり、雨男の「auちゃんパパ」が買ったビニール傘がじゃまになる。

入念に見ていると時間がいくらあっても足りないので、ささっとすませ、お土産を買い、朝からお稲荷さん1個で腹減りも最高潮の我々は、長崎名物「卓袱料理」を堪能すべくチンチン電車で思案橋へ。

できれば、龍馬が酔っぱらって柱に斬りつけた刀の跡があると云う史跡料亭「花月」を予約したかったのだが、なんせ「龍馬伝」効果ですでに予約で満杯だった。


それで今回も、リーズナブルでなかなかおいしい「卓袱料理」を出してくれる「浜勝」へ向かった。

「卓袱」というのは、朱塗りの円形テーブルのことで、大皿に数人分の料理を盛り付けて(和・唐・蘭)次々といただくコース料理だ。

そのはじまりは「おひれ」と呼ばれるお吸い物からで、これを飲み干さないと生ビールも出ないのである。


腹も減ったが、ノドもカラカラちゃん。

で生ビール、キリンラガーでございます。  さすが長崎

これでやっと人心地がついて、宴のはじまりはじまり・・・・・、が、趣向を凝らした料理はひとつひとつはこじんまりしているのだが、小菜・中鉢・大鉢・揚げ物・焼き物・蒸し物・刺身にお肉と次から次へと出てくるので、ビールを飲みながらの「auちゃんパパ」とマチューテは、中盤から少々お腹が苦しくなってきた。

お品書きを見れば、これからご飯やデザートが出て、〆はお汁粉です。

う~ん、「卓袱」マラソンも35キロ地点でかなり苦しい戦いになって来ましたぜ

なんとか軽くごはんとおしんことメロンをいただきましたが、最後のお汁粉はもう無理フィニッシュ目前でリタイアする師匠とマチューテ


するとニヤリと笑って横からお汁粉をかっさらったのは、走ってないのに筋肉痛とかほざく、伝染性筋肉痛の天然かあちゃんであった


すっかり腹いっぱいになった我々は、腹ごなしに思案橋をそぞろ歩き、

こんなことや、

あんなことをしながら、

小さな飲み屋さんが密集している思案橋横丁でネタを探したりしながら、ふたたび電停にもどり、次なる目的地グラバー園を目指した。

わかっちゃいるけど長崎は坂の街、我ら筋肉痛軍団にはいささか辛い。

大浦天主堂まで上っていくのにふうふう言って、しまいにゃカニ歩きして坂を上り下る師匠

嗚呼、でも夕陽がきれいぜよ。

すかさず【シゲキ】的に写メを撮る。


このあと中華街で無理やりちゃんぽんを食べて、またまたビールを飲み、最終の飛行機で帰ってきた。

長崎はとても一日では回りきれません。

世の中の龍馬ブームが沈静化したら、また出かけることもあろう。

それまで長崎よ、ぐっとばいぜよ

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