家族仲良くマスクは大人だけ、子供たちはキャッキャとはしゃぎ、微笑ましい濃厚接触。
ジョギングする親子はノーマスクでハアハアと、隠か陽か不明の息を撒き散らし、爽やかな風がそれを運ぶ。
とっくに桜がちった新緑の下で、敷物を広げ飲み食いする仲良し家族の屈託のなさ。
普段の日常より「密」の土・日は公園や河川敷だけでなく、地方へ向かう車の列も物語る。
なんて日本人は勤勉で規則正しいのだろう、これからずっともっと毎日が日曜日になるかもしれないのに。
戦争の余韻を感じていたはずの高齢者さえ、見せかけの平穏に慣らされて非常事態のなんたるかを見失い、根拠のない安心にすがりついているように見える。
とっくに我が身に降りかかっているのに、もっとキツくならないと実感しないのが人の哀しい性。
バンダナマスクを試すために走りに出てそんなことを思い、亡くなった叔母のエピソードも思い出した。
3月10日の東京大空襲で焼き出されて防空壕に篭っていた母と娘二人、長女の叔母と妹の我が家のばあさん。
空襲警報が鳴り響き戦々恐々としている人々の中で、叔母だけが目をキラキラさせて防空壕の隙間から空を見上げ、サーチライトが夜を切る中を飛来してきたB29の銀色に輝く機体を見て、
「かっこいいなぁ」
と呟いたそうだ。
ビビリの妹=我が家のばあさんはもう気が気じゃなくて、叔母の手を引いて奥へ連れて行こうとしたそうな。
何度となくばあさんから聞かされたこの話しのオチは、どんな非常事態でも子どもは無邪気で「禁じられた遊び」を見出すのだと。
もちろん叔母は戦争を楽しんでいたわけではなく、後に「朝日歌壇」で常連の短歌の読み手になり、戦時中のことも痛烈に綴った。
誰かが言っていたけれど、今は戦時下なのだと、B29も爆弾も飛んでこないが、見えない銃弾が誰彼となく狙っているのだ。
空襲警報よりずっと弱っちく聞こえる「自粛要請」に、多くの人が自分は平気と根拠のない安心にあぐらをかいている。
防空壕とは雲泥の差の快適なステイホームなのに、物や食料が有り余る緊急事態は誰とでも話せる通信手段があるし、娯楽も溢れかえっているというのに。
「税金てのはよ、いわば殿様におさめられた年貢だわな。その年貢をばらまく殿様がいるかよ。貧乏人は麦を食えってことだよ、麦は体にいいしな」
なんて口のひん曲がったひょっとこみたいな上から目線の政治屋がほざきそうだ。
どんどんボロが出るアホウ晋三はアサヒマスクを槍玉にあげてモスキート音を出した途端、アベノ汚マスクになっちまうし、妖怪「要請妖精」のアツゲショウユリコは、パチンコ屋さんに優しくてアホウの後釜に座ろうとしたけれどポロポロと化粧が剥がれるし、与党も野党も歳費カットすりゃキャバクラ行くバカも出てこないのに、えーカッコしーばかりで身を削らず、恥知らずなイノシシモリはまだ五輪にしがみついているわで、もう日本国中ワヤだぜ😤
「アラ、また血圧上っちゃいましたね」
と看護師に指摘された。
まあね、こんなもの書いてりゃ宜なるかな、と言わざるを得ない😑
夜8時閉店なんてあーあって感じだけど、まあ東京都の妖怪「要請妖精」に従うさ。
透析終わって約1時間半後の午後4時、本日も開店するぜぃ💪
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有田上等兵
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