キイを入れてスターターボタンを押しても、ウンともスンともいわず、キックしてもカスカスいうばかりでエンジンがかからない。
仕方がないので、押しがけを試してみたが、咳き込むような音がするばかりで、ちっともエンジンは始動しない。
さてはバッテリーがあがったかと焦るも、このままこれに関わっていたら、市場は間に合わなくなってしまうので、車で行くことにした。
これが、朝一のトラブル
市場は暮れの買い出しでごったがえしていたが、さっさと買物を済ませ、続いて合羽橋に向かい、次に御徒町でキムチを仕入れて千住に戻り、店の裏のコイン駐車場に車を停めて荷物を運んだ。
ひと通り仕込みを終わらせ、さて車を出そうとしたら、先に車を出そうとしている年配の (オヤジよりも年上の) 人が、料金精算機の前でクビをひねっていた。
操作方法がわからないのかと声をかけると、そうではなく、機械が反応しないとのこと。
試しに代わりにやってみると、駐車番号を押して精算ボタンを押しても料金が表示されず、リセットされてしまう。
車止めの鉄板は下がってないので、これではいつまでたっても出られない。
何度か精算機のボタンを押してもラチがあかないので、管理会社へ電話して事情を説明すると、横柄でタカピーなオバチャンが応対し、イライラに拍車をかけ、思わず怒鳴ってしまった。
こちらがそうした説明をしている最中、くだんのオジサンは精算機のボタンを押し、たまたま表示された260円というあり得ない金額を投入してしまった。
聞くと昨夜から停めているといい、どう考えても260円で済むわけはないのに、安いからと小銭を入れてしまったようだ。
しかしすでに料金表示は消えていて、返却レバーを下げても、これまたウンもスンもない。
すると、車に同乗していた別のオジサンが出てきて、車止めの鉄板を踏んづけると、何とそれがすんなり下がったのだ。
そのまま260円で出て行っちゃうのはどうかと思い、再び管理会社に電話して状況を話すと、アッサリそのまま出ていいと言われ、オジサンたちはニコニコして去って行った。
残されたオヤジは、相変わらず無反応の精算機を睨みつけ、管理会社の横柄オバサンが、修理に行くのは40、50分かかると言うのを茫然と聞き、車止めの鉄板を蹴とばした。
でもさっきのオジサンのように鉄板が下がることはなく、ため息をついて諦めかけた。
これが第二のトラブルか・・・・・
だが数分後にダメもとで精算機のボタンを押してみると、おっ、正しく料金表示されるではないか。
精算機のご機嫌が変わらないうちに、速やかに小銭を投入し、鉄板が下がっているのを確認して車を脱出させた。
まったく、余計な時間がかかり、すっかり気分が滅入ってしまった。
車を駐車場にしまい、かあちゃんに電話すると、「サヨちゃん」ママと8ヶ月の「コハクちゃん」とご飯を食べているからこないかと言う。
行く行く、マゴに会って癒されたいから、イライラじいじは行きます。
久しぶりの「コハクちゃん」は、ずいぶん女の子らしくなって、なんの穢れもない瞳にまつ毛が長く、オヤジを見ても泣くこともなく、膝の上にちょこんとお座りして、チョ~~~可愛い。
「サヨちゃん」もすっかりママらしくなって、よかった、よかった。
オヤジとかあちゃんには、これはうれしいクリスマスプレゼントばい。
そして夕方、「砲丸投げ子」がお得意のスイートポテトを作って持ってきてくれた
これで朝のトラブルのイライラは、きれいさっぱり解消されました
最新の画像もっと見る
最近の「迷想雑記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事