お好み夜話-Ver2

半月

牛スジを仕入れている肉屋まで自宅から5㎞ほど、肉を買って保冷バッグに入れて背負って店にいき、処理してから土手に出て自宅まで戻ると10㎞ちょっと。

この道のりを走るようになってもう5、6年か、肉屋の店員さんたちからは汗だくで走ってくるオヤジは奇異な目で見られていたが、これまで一度もそのことについて問われたことはなかった。

それが昨日、ひとりの店員さんから話しかれられた。

どこから走ってくるのか❓何キロぐらい、どれくらい時間がかかるのかと。

そりゃ汗だくのサングラスオヤジが3、4㎏の肉を買って背負って帰るのだから、走るの「は」の字も関係ない人から見たらそうとう変だろう。

5、6年経っても続いているこのオヤジの行動に、とうとう好奇心が耐えられなかったんだね。


ファスティングから復食にはいったけれど、それほど食べたいという気持ちは強くなく、白米を食べたのはまだほんの数回。

昼にサラダやゴロッとグラノーラと豆乳バナナジュースなんぞを食べたら、夜はヨーグルトか野菜スープで満足してしまう。

飲みたいという切ない気持ちにはならず、かといって他人様が飲んでいるビールは美味そうだと普通に思う。

この10年間、フルマラソンのために禁酒の張り紙なんぞして常連さんからからかわれて挫折したことは何度もあり、飲まずに過ごせたのはせいぜい一週間が限度だった。

それが今回まったく苦にならずに二週間、今日で半月。

これほどの期間飲まなかったのは、おデブから脱した10年前以来、1年360日ぐらい飲んでいたオヤジからしたら驚異だ。

10年前は店の改装のトラブルでストレスがMAXの絶不調で、飲みたくない、飲めないという呑兵衛にはあるまじき状態で、医者から棺桶に片足突っ込んでいると宣告され、とにかく体重を落としておデブを脱しなければ話にならないということで必死に毎日歩いていた。

真夏の暑い日に一滴のビールも欲しなかったのだから、そうとう体は病んでいたということだ。


まあそんな経験があり学んでいるはずなのに、ちょっと日時が経つと忘れてしまっておバカをしてしまう。

昨年の還暦オヤジ祭りで常連さんたちから祝ってもらい、すっかり調子にのって飲み続け食べ続け、走らない生活が続いていたツケをチャラにしなけりゃ、「マゴ」の成長も見れずに御陀仏になっちまう。

死ぬまで美味い酒を飲めるよう、長~く走れるよう、いまこのいっ時を節制して医者と薬と縁を切る‼

来月、最初の水曜日には気持ちよくビールが飲めるようになっていたい。

もはや、たいていのユーワクには負けないのだ、ヤカラ共よ試してみるがいい😏

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