毎日「寅さん」をみていて、コレクションしていないシリーズはあと残り6本となってしまった、
こりゃあと6回で「寅さん」ロスになってしまうと焦り、こうなったら「渥美清」の出演作を片っ端からみてやろうと、先ずは「野村芳太郎」監督の「拝啓天皇陛下様」をみて、続いてテレビ版「男はつらいよ」をみた。
テレビ版「男はつらいよ」は現存するフィルムが1話と最終話しか残っていないのですぐみ終わっちゃって、さてどうするかと考えて「男はつらいよ=寅さん」の原型になったともいえるTBSで隔週に放送された「泣いてたまるか」を収集することにした。
これもかつてDVDコレクションとして隔週間で本屋さんで発売されていたものがあり、メルカリでも割と出品されているので簡単に手に入れられた。
そのDVDコレクション1⃣に収録されていた昭和41年(1966年)5月8日放送のテレビドラマ「泣いてたまるか」「ビフテキ子守唄」に、なんと捨て子の「太郎」役で「怪獣殿下」が出演され、見事に「渥美清」と同衾の布団に盛大な寝小便をされていたのであった。
捨て子の「太郎」がのちの「怪獣殿下」であらせられると現時点でその事実に気づいた人はおそらくごくわずかであると思われ、なぜなら殿下はウルトラマン唯一の前・後編第26、27話でハヤタ隊員を助け、ウルトラセブン第16話で「アンノン星人」を助けた少年としての存在が大きく、「泣いてたまるか」出演時はおそらく6、7歳で、ウルトラマンでの「怪獣殿下」こと「オサム」は坊ちゃん刈りで半ズボン、ぽっちゃりの典型的な「昭和の良い子」で、10歳くらいに成長した少年だったからだ。
今考えると「怪獣殿下」はこのオヤジと同年代ではなかろうか❓
リアルタイムで毎週ウルトラマンをみていて、変身したウルトラマンからどうしてベーターカプセルが落っこちたのか子供心にも腑に落ちなかったし、そのベーターカプセルを拾った「怪獣殿下」がなぜそれをハヤタ隊員のものだってわかって、わざわざゴモラが暴れている大阪城まで返しに行ったのかも納得できなかったが、やっぱり羨ましかったんだろうなぁ・・・。
ああボクもウルトラマンに変身したい💓
そういう昭和の良い子の気持ちがずっと燻っていて、とうとうオヤジになってから調子こいてマラソン大会で変身してしまったのだ😛
変身してはじめてわかったのだが、ウルトラの人になるということは死にそうに苦しいということ。
「怪獣殿下」もあの時変身していたらきっと辛さがわかったろう、ましてオヤジになってから変身するということは無謀極まりないのだ、ヒーローはつらいよ・・・。
ちなみに「怪獣殿下ことオサムくん」役は「稲吉千春」という方で、映画にも出演されている当時の売れっ子子役の一人。
今どうされているのであろうか❓
幸せにお孫さんがいたりして、
「ジイジは子どものころ怪獣殿下だったんだよ」
なんて話されているのだろうか❓
いいなぁ🤔
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