お好み夜話-Ver2

つまらないことをした

長いことかかってしまったが、順次仕入れをして鉄板に火をつけて焼くだけ・・・、なのにそれが唯一の心配事でもある。

3ヶ月前に緊急入院して以来まったく火を入れていない鉄板は、果たして炎が正しく上がるだろうか❓

炎の勢いが弱っていた鉄板を長いこと放置したままだったから、ひょっとして肝心な時に適温に温まらず買い替え、なんてことにならないだろうか・・・、不安だ。

悩んでいてもラチがあかないからとにかく鉄板を磨き、ガス栓を開いて、点火・・・・、もう一度点火・・・・・。


ハァ・・・、思ったとおり、オヤジもポンコツなら鉄板もポンコツで火がつかない。

チャッカマン使ってようやく着けた炎は弱弱しく、とても220度まで鉄板温度を上げることなどできそうにないほど。

これじゃとても商売なんてできないし、鉄板をつくり直すなんてことになったらまた1ヶ月も開店が伸びてしまう。


万事休す・・・・、駄目元でガスのことは東京ガスに聞いてみるか、と電話したら、一応修理の人が見てくれることになった。

だが餅は餅屋、ガスのことはガス屋。

ガス漏れがしているわけでもなく、ガスのラインには異常がないから、ずらりと並んだ鉄板の火口の一つを取り外して取り付けの元の部分をちょこっと磨いて点火したら🔥
ファイヤー !!

息を吹き返したように盛大な炎が立ち上がったではないか🙌

思わず見つめ合う東京ガスの人とオヤジ😆

なんだなんだそういうことかい、火口の取り付け元のホンの数ミリのガスの吹き出し口のカスや汚れを取り除いてつまりを取ればいいのかい。

いや~盲点だった、火口は取り外して磨いたけれど、吹き出し口はやってなかったゼィ。

さすが東京ガス、助かりましたと、手を取らんばかりにお礼を言ったが、1列5個で30個の火口の吹き出し口を1個チョンチョンとカスを取っただけなので修理代は無料。

さすが東京ガス、良心的👏


後はコツコツとかあちゃんとふたりで30個の吹き出し口を磨いてつまりをとって、点火したらどうだ(OvO)
 蘇る鉄板 !!!

体でいえば血管がつまって血液が流れない状態だったのね、ポンコツオヤジのマネしなくていいのに鉄板ちゃん。

これで憂いがなくなったので、3ヶ月ぶりに鉄板でお好みを焼いた。

久しぶりにうまいぜ。

さあ、これで心配してくださった皆さんに声をかけて、オープン前の練習を兼ねた試食会にお誘いできる。

お酒の仕入れもしなくちゃ👍

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