プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

◆ 特別展 多賀城1300年

2024年11月22日 | ◆美しいもの。
12月15日まで東北歴史博物館で開催中。

うん。まあ。予想通り程度。そんなんでもないだろうなーと思って見に行って、
そんなんでもなかったので特に問題ない。まあうっすら面白かったところもあったし。

やっぱり見せ方が稚拙な気がしますよ、東北歴史博物館さん……。
多賀城のおひざ元にある博物館なんだから、そのアドバンテージを存分に生かすべきだった。
まさか本格的な模型がないとは思わなかったよ。
まあ模型は常設展の方にけっこう凝ったのがあったか?
今回常設展は見なかったので忘れたが。

多賀城1300年という特別展で、先立っては郡山遺跡のこととか、
のちには胆沢城かと払田の柵について展示するのも間違ってはいないし、
藤原京との比較を出してくるのもまあいいんだけども、
それぞれのメリハリがないので肝心の多賀城の印象が薄れる。
薄れないように作るべきだった。
主役は誰だと思ったよ。

そんなに歴史に興味のない人には、いくら人形を並べても漆紙文書を並べても
かわらけをあちこちで並べてもそこまで面白みはないんじゃないか……
わたしは物によってはギリギリ面白かったが。
1300年前の人が書いたへなちょこな漢字とか、味わいがありますよね。

あとは……まあ土器とか並んでました。硯とか。
それに不満は持たないけれど、もう少し派手なものも欲しかったなー。
エキシビならば。やっぱりエキシビはエンタメ性も必要だと思うの。

まあでも1300年記念ということで、このテーマは必要だった。
おつかれさまでした。


※※※※※※※※※


そして、先日完成したらしい多賀城南大門も見てきました。
イメージよりけっこう小さめ。わたしは平城宮の復元大極殿のイメージが残ってたから、
ちょっと過大に想像していたのかもしれない。

こういうのがあるのとないのとでは、観光地としての厚みが変わるかもね。
今までは何もない多賀城址だったけれど、今回南大門が出来て往時を想像しやすくなった。
いいことだと思う。
官庁群なんてのも作ってたんですねー。この調子で復元をガンバレ。

――が、南大門は出来たんだけれども、周辺は引き続き整備中なので、
実際に見に行くのはもっと後でもいいと思いますよー。
今は写真を撮ろうとしても、引きで撮ると工事機械が写ってしまうので映えません。
もう少し経ったら政庁跡、壺の碑、東北歴史博物館とセットでお出かけください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 89ers、イオン名取にグ... | トップ | < ア・ターブル! ~ノス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

◆美しいもの。」カテゴリの最新記事