さかなクンは――いい人そうだし、すごい人だと思うし、嫌いというわけではないが、
何しろあの騒がしい喋り方が受け付けなくて、少し苦手。
なので、劇場公開時はまったくスルーでした。今回テレビ放映を録画して見た。
最初はちょっと入り込めないかなと感じた。
やっぱりさかなクンの映画だと思ってみると、気が散ったんだよね。
いや、こんな豪華な家に住んでるの?ヨーロッパ風で素敵な家だと思うけど。
パジャマのデザインがこれだと、けっこうさかなクンのテイストは貴族志向?
とかとかとか。いろいろ雑念が入った。
子ども時代は、わたしはけっこうさかなクンを引きずったかなー。
本人がメタ的に出てくるしね。子役は可愛かったけど。
やっぱりのんに代わったあとから徐々に入り込めた。
今のさかなクンを見るに、昔から年齢性別不肖の人だったんだろうね。
それを女性ののんが演じることで、そのものの存在を大事に出来た気がした。
これが男性役者だと、女性っぽくて、でもあっけらかんとしたところが無理でしょう。
誰かすっごく探せば出来る人がいるかもしれないが。
ハートウォーミングとファンタジーとシュールが上手く混交された作品だったね。
けっこう絶妙なブレンドだったと思う。
これは最初に思っていた「さかなクンの映画」ではなかったですね。
いや、さかなクンの映画かもしれないが、それよりも好きなことを追い続けることの
大切さという普遍的なテーマを上手に描けたと思った。
人間も上手く書けてたなー。
不良たちでさえ心温まるキャラクターだった。総長は磯村勇斗が中学生の不良を。
小学校からの同級生(特に親友ではない)は柳楽優弥が。
お母さんですな、豪傑だったのは。井川遥。ここのところ何作か、いい役で見た気がする。
さかなクンとプライベートで仲のいいらしいドランクドラゴンの鈴木が出ていたのも、
そう聞いていると微笑ましいかも。特に好きではないが。
のんは――「あまちゃん」を見てなかったので、ちゃんと見たのは初かもしれない。
なかなか良かったんじゃないでしょうか。
不良たちにびびらないミー坊を描いた脚本も良かったし、その脚本で演じたのんも良かった。
女、男ということを意識させないつくりが良かったね。声高に「差別、差別!と
いう世界にうんざりしており、この程度の自然なあり様でまずはいいんじゃないかと思った。
やっぱり創作物はね。プロパガンダになりうるんだよね。簡単にね。
そこを下品にならないように、上品に、作品の良さをつぶすことにならないように
上手に作ったと感じた。
まあご都合主義ではあるとは思うが……いい人たちばかりの話を書くんだから、
ご都合主義は仕方ないわね。下手にリアリティを追求するよりも潔いといえる。
しかし結末がどんなんだっけ?というのはもう覚えていない。
マー坊の明日へ向けての笑顔、的な感じでしたっけ?
まあいいやね。見てて楽しかったから。
何しろあの騒がしい喋り方が受け付けなくて、少し苦手。
なので、劇場公開時はまったくスルーでした。今回テレビ放映を録画して見た。
最初はちょっと入り込めないかなと感じた。
やっぱりさかなクンの映画だと思ってみると、気が散ったんだよね。
いや、こんな豪華な家に住んでるの?ヨーロッパ風で素敵な家だと思うけど。
パジャマのデザインがこれだと、けっこうさかなクンのテイストは貴族志向?
とかとかとか。いろいろ雑念が入った。
子ども時代は、わたしはけっこうさかなクンを引きずったかなー。
本人がメタ的に出てくるしね。子役は可愛かったけど。
やっぱりのんに代わったあとから徐々に入り込めた。
今のさかなクンを見るに、昔から年齢性別不肖の人だったんだろうね。
それを女性ののんが演じることで、そのものの存在を大事に出来た気がした。
これが男性役者だと、女性っぽくて、でもあっけらかんとしたところが無理でしょう。
誰かすっごく探せば出来る人がいるかもしれないが。
ハートウォーミングとファンタジーとシュールが上手く混交された作品だったね。
けっこう絶妙なブレンドだったと思う。
これは最初に思っていた「さかなクンの映画」ではなかったですね。
いや、さかなクンの映画かもしれないが、それよりも好きなことを追い続けることの
大切さという普遍的なテーマを上手に描けたと思った。
人間も上手く書けてたなー。
不良たちでさえ心温まるキャラクターだった。総長は磯村勇斗が中学生の不良を。
小学校からの同級生(特に親友ではない)は柳楽優弥が。
お母さんですな、豪傑だったのは。井川遥。ここのところ何作か、いい役で見た気がする。
さかなクンとプライベートで仲のいいらしいドランクドラゴンの鈴木が出ていたのも、
そう聞いていると微笑ましいかも。特に好きではないが。
のんは――「あまちゃん」を見てなかったので、ちゃんと見たのは初かもしれない。
なかなか良かったんじゃないでしょうか。
不良たちにびびらないミー坊を描いた脚本も良かったし、その脚本で演じたのんも良かった。
女、男ということを意識させないつくりが良かったね。声高に「差別、差別!と
いう世界にうんざりしており、この程度の自然なあり様でまずはいいんじゃないかと思った。
やっぱり創作物はね。プロパガンダになりうるんだよね。簡単にね。
そこを下品にならないように、上品に、作品の良さをつぶすことにならないように
上手に作ったと感じた。
まあご都合主義ではあるとは思うが……いい人たちばかりの話を書くんだから、
ご都合主義は仕方ないわね。下手にリアリティを追求するよりも潔いといえる。
しかし結末がどんなんだっけ?というのはもう覚えていない。
マー坊の明日へ向けての笑顔、的な感じでしたっけ?
まあいいやね。見てて楽しかったから。
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