超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute no.203

2014-08-09 19:41:19 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute no.203


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「音響流」を測定・利用(制御)する技術 ultrasonic-labo

2014-08-09 19:23:24 | 超音波システム研究所2011

「音響流」を測定・利用(制御)する技術 ultrasonic-labo

<<音響流>>

*************

一般概念

有限振幅の波が
 気体または液体内を伝播するときは、
 音響流が発生する。

音響流は、
 波のパルスの粘性損失の結果、
 自由不均一場内で生じるか、
 または音場内の障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
 あるいは振動物体の近傍で
 慣性損失によって生じる物質の一方性定常流である。

音響流は、
 大多数の超音波加工工程、
 浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・過程での
 重要な強化因子であり、
 媒体内の熱交換と物質交換を著しく促進する。

加工工程での音響流の作用効果は、
 それらの速度と寸法因子によって決まる。


***コメント**********

 ナノレベルの物質(洗浄の場合は汚れ・・)を対象とする
 超音波操作では、
 音響流に関する制御技術は
 製造方法・表面状態・・・・を大きく変える場合があります。

 特に、
 洗浄を検討する場合には、
 汚れの音響流による動きを理解し、
 対応・対処することで効率の高い洗浄が可能になります。

そこで、
 音響流に対する正しい認識を持つことは大切だと思い、
 一般概念を提示しました。

音響流とキャビテーションや加速度による
 超音波効果との関係は非線形音響学を
 応用した測定解析により明確になります。

注: 非線形音響学
 「線形理論に立脚した従来の音響理論と,
  流体力学で取り扱うような
  強い衝撃波理論を補完する橋渡し的存在である」

 


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(オリジナル製品:制御BOXによる)超音波のダイナミック制御 ultrasonic-labo

2014-08-09 18:20:09 | 超音波システム研究所2011

(オリジナル製品:制御BOXによる)超音波のダイナミック制御 ultrasonic-labo

 

超音波(論理モデルに関する)研究開発資料の公開

複雑に変化する超音波の利用状態を、
 音圧や周波数だけで評価しないで
 「音色」を考慮するために、
 オリジナル製品(超音波テスター)による
 測定(時系列)データの自己回帰モデルにより解析して
 評価・応用しています

統計数理に基づいた
 実験を繰り返しながら
 超音波の論理モデルを検討しています



超音波(伝搬状態)測定・解析に特化した、
 << 超音波コンサルティング >>を提供します

代数モデル
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1311
数学的理論
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1350
音色と超音波
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1082
物の動きを読む
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1074


***********************
超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
***********************

 


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(オリジナル製品:制御BOXによる)超音波のダイナミック制御 ultrasonic-labo

2014-08-09 18:12:38 | 超音波システム研究所2011

(オリジナル製品:制御BOXによる)超音波のダイナミック制御 ultrasonic-labo

 

・・・・
産業革命以前に、
 水の主な機能は生命過程の支持だった。

今やその主な機能は科学技術に奉仕することである。

水自身の動く能力はほぼ完全に無視されている。

自然の循環は律動的運動の要素としてその力を啓示している。

ジョン・ウィルクス


こういったことも
 経験としては適合事例があります
 完全に無視するわけにはいかないと考えています

 

 


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表面を伝搬する超音波(基礎実験) Supersonic wave experiment

2014-08-09 17:56:05 | 超音波システム研究所2011

表面を伝搬する超音波(基礎実験) Supersonic wave experiment


日本人と創造性

新しい技術を考えていく上で参考になる
「鶴見和子の創造性に関する講演」資料より


学術講演 「日本人と創造性」   鶴見和子
・・・
創造性に3つのタイプがあるのではないか

1)内発、古代論理優先->「同化型」 例 関口信夫

2)中間型     ->「折衷型」  例 柳田国男

3)概念・形式論理優先->「対立・統合型」例 南方熊楠

・・・

これらの創造性が、水俣病の患者の・・・
未曾有の困難にぶち当たったとき、人間はどのように困難を乗り越えてゆくか

それは、創造的でなければ出来ないことです

困難事態が新しい困難・・・

!!!!このような、創造性の分類は、普通の人の行き方を
!!!!ぶんせきする道具である

もう一つ、創造性の分類は
社会変動の担い手のタイプにつながっていく・・・

コメント
大変難しいのですが、創造性に取り組むものとして
重要な考え方を提出しているとともに
物を作るうえでの
社会における哲学を要求しているように感じます


補足(わかりやすい説明)
生物学の中村佳子さんは「ヒトも大腸菌も同じ祖先から生まれ、
一つ一つの生きものはアリはアリとして、
ヒトはヒトとしてたったひとつのゲノムの可能性を展開し、
常に新しいものを生み出そうとする力を内に持つ『自己創出系』」と言われます。

1分前の私と、今の私では違っているけれど私は私。

同じだけれど変わるということが生きものの本質ですが、
新しいものはゼロから生まれるのでなく、
異質と出会い、結びつくことで生まれるそうです。

水俣病と出会い、人間は自然の一部であり、自然破壊とは、外部の自然を壊すだけでなく、
人間自身の内なる自然の破壊でもあると気づかれた、社会学の鶴見和子さんは、
それぞれの地域の持つ伝統を生かし、
異質を加えて暮らしやすい社会を地域住民が創造する
という「内発的発展論」を生み出されました。

経済成長を目的とする近代化論に対し、
人はそれぞれ持って生まれたものを思いきり発現、
成長する事が目的で、経済成長は条件にすぎないと言われます。

感性論哲学では感性が人の本質であり、
理性は、感性から湧き上がったものを形にする手段能力と言い、
仏教では自分の中に全てがあると言われ、
教育―エデュケーションとは内にあるものを引き出すという意味ですが、
まさにいのちは内に持っているもので、生まれ、成長するもの。

不確かな時代ですが、生きものとしての自分に込められた長い時間は確かなもの。

人は、生きものとしての45億年、
先祖からの歴史、文化が出来上がるまでの長い積み重ね、
とさまざまな時間を背負って今ここに生きています。

“みんな違って、みんないい”、のがいのちの本質。

連綿と続く自分の中に込められた
「時間」を大切にしながらただ1回限りの命の花を咲かせませんか。

参考図書 鶴見和子 対話まんだら 藤原書店
『45億年の私の「生命」』生命誌と内的発展論 より


超音波システム研究所

 

 


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