「超音波の非線形現象」を
目的に合わせてコントロールする技術
超音波システム研究所は、
超音波の音圧測定データを解析(バイスペクトル解析・・)することで、
「超音波の(高調波の発生・・に関する)非線形現象」を、
目的に合わせて利用(制御)する技術を開発しました。
この技術により
複数の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する場合、
高調波による超音波の伝搬状態を設定(管理)することが可能になります
従って、適切・あるいは有効な周波数の組み合わせ・・を確認できます
これは、洗浄・表面改質・化学反応の促進・・・に対して
効果的な伝搬状態を検出・確認出来る、ということで大変有効です
さらに、定在波の制御と組み合わせることで、
キャビテーションや加速度(音響流)の効果を
目的に合わせて変化させるダイナミック制御が可能になります
オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
各種部品・・・の、
洗浄、攪拌、表面改質、化学反応・・・
表面状態に関する効果的な事例を多数確認しています。
■参考動画
72kHzの超音波照射事例
http://youtu.be/u24smVvWra0
28kHzの超音波照射事例
http://youtu.be/0jni8kJvYpc
28+72kHzの同時照射事例
http://youtu.be/u1QSeVbgwaA
注:自動解析処理を行っています
測定状態に合わせた自動設定を行うため
具体的な解析方法に関してはお問い合わせください
超音波のダイナミック制御事例
これは、新しい超音波解析・制御技術であり、
超音波のダイナミック特性による一般的な効果を含め
新素材の開発、攪拌、分散、洗浄、化学反応実験・・・
に、100kg以上の材料からナノレベルの粉末まで
各種対象の操作技術として、
利用・発展できると考えています。
なお、今回の方法ならびに技術ノウハウを
コンサルティング事業として、展開しています。
注:超音波の設定、測定、解析、・・には多数のノウハウがあります
目的とご希望に合わせた、各種の技術を紹介します