コストを下げて品質を改善した洗浄機の事例
1. 超音波洗浄機の出力を下げることで、水槽と洗浄液が最適化され、洗浄効果が高くなる事例(コスト:消費電力)
2. 洗剤の濃度を下げる、洗浄液の液温を下げる、液循環制御(ON/OFF)設定により最適な相互作用が洗浄効果を改善します(コスト:洗剤の使用量、ヒータの電力)
(0.3~0.5%程度の利用実勢が多い状況です)
3. 一つの水槽に、複数の超音波振動子を入れている場合、超音波振動子の使用数量を減らす、あるいは出力OFFの振動子を組み合わせる
4. 5-6万円のマグネットポンプの追加で超音波の使用を中止して、洗浄効果を改善した事例があります。

散歩 東京都 八王子市 小宮公園 ultrasonic-labo
「超音波の非線形現象」を利用した「超音波洗浄技術」
超音波システム研究所は、
オリジナル装置:超音波テスターにより
新しい「超音波洗浄技術」を開発しました。
今回開発した技術により
複数の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する場合、
「超音波の非線形現象」による
超音波のダイナミックな変化をコントロールする
明確な「指標」を確認(設定)することが可能になりました。
特に、
高調波に関する超音波の伝搬状態の特徴を検出・把握することで
精密洗浄に対する効果的な
制御(液循環、治工具、洗浄物の固定方法、・・・)が明確になります。
従って、適切・あるいは有効な
超音波周波数の選択や
異なる周波数の振動子の組み合わせ・・を決定できます。
これは、洗浄・表面改質・化学反応の促進・・・に対して
目的に合わせた 効果的な超音波利用技術です。
オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
以下の事項について
実験確認を続けた結果として、このような方法を開発しました。
1)超音波の非線形現象と、洗浄効果の関係
2)洗剤・溶剤・・・洗浄液による超音波の非線形現象の変化
各種部品・・・に対して効果的な実績を増やしています。
超音波プローブ
超音波の音圧測定に関する「精密測定プローブ」を開発 No.2
超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「統計解析」技術、
超音波のダイナミック特性を「コントロール」する技術、
超音波「キャビテーション」「音響流」の制御技術、
「金属部品のエッジ処理」技術、
上記の技術を応用・発展させ
2013年8月に、
超音波の音圧測定に関する
「精密測定プローブの製作」技術を開発しました。
この技術による製品化は、
製品価格が高価になるため行いませんでした。
今回、上記の技術を実現させる簡単な方法を開発しました。
精密測定の必要性に応じて
精密測定プローブの製造販売、
精密測定プローブによる音圧測定、
・・・・
超音波測定に関する技術として
コンサルティング対応します。
参考