数少ない戦前からの建物のひとつである扇形車庫。
事業の整備と共に解体の対象となったこの建物とその敷地を残し、
市民の文化交流と憩いの場へと再生することを目指し
2020年から二期限定でJR四国よりこの場を借り、取り組みを始めました。
作家と来場者の体験を共有するギャラリーとして実現することを願い企画、
この場所でつく られた作品を展示するシリーズの第二回
今回は、都市や建築を人間の視点や認識のプロセスを通して考える作品を、
横浜を拠点に国内外にて制作・発表している現代美術作家、
細淵太麻紀氏を迎え、作品を展示します。
作家自ら宇和島市内を巡っていただき、
見つけた宇和島らしい風景の隣接する小空間をピンホールカメラ化し撮影、
その写真を展示します。
さらに、庫内のかつて作業に使われていた小屋を
「カメラ小屋」化し公開、内部に映りこむ扇形車庫から見える
機関区の景色を来場者に体験していただきます。
同時に、敷地内別棟にて宇和島湾に浮かぶ「九島」で撮影した小作品を展示します。
~アートフラッシュニュースより~
期間:2021年9月17日(金)~26日(日)
時間:11時~16時
場所:JR四国宇和島運転区扇形車庫
(宇和島市錦町10-6)※JR宇和島駅より徒歩5分
※なお、会場に駐車場はありません。
土日祝は南予地方局駐車場をご利用ください。
主催:床下土風(お問い合わせは床下土風のFacebookへ)
後援:JR四国 宇和島市 伊予銀行
隈研吾建築都市設計事務所 宇和島市観光物産協会
助成:(公財)ユニオン造形文化財団
宇和島市のこの「扇形機関庫」
私たちには昔からある当たり前の風景なのですが。
日本に現存する12のうちの一つなのだそう。
しかし、それも、取り壊しの対象となっているんだとか?
何とか残しておきたい風景、場所、建物です。
壊すのは簡単ですが・・
そうしてしまったら二度と見ることはできないのですよ。
第1回みえるものとみえないもの展のことは こちら
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