Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

もっと考えよう! そしてイメージを持とう!

2008年11月15日 | サッカー日記
最近、3年生の練習で特にミニゲームの際、何も考えずに適当に蹴るプレーに対しては厳しく注意するようにしています。とりあえずボールを蹴ること、ボールを蹴りさえば良いというサッカーから脱却してほしい、もっとイマジネーションあふれるプレーをしてほしいとの願いからです。

多くのスポーツがそうであると思いますが、特にサッカーはプレーヤーの瞬間的なイマジネーションが最も重要なスポーツです。また、イマジネーションを持たないと、サッカーにおける成長もありません。

サッカーの場合、自分がボールを持っていないときにどう動くかが非常に重要です。また、ボールを受けた際にどう判断するかで、その後のプレーは大きく変わります。それらの際に、考えてプレーする子とそうでない子は、大きな差がついて来ます。3年生のこの時期に、たくさんのことを考えて、そしてイメージをもってプレーできる子に変えたいと考えています。

サッカーは、例えばボールを受けた際に、いろんな選択肢があります。周りの状況を判断し、最もいい判断を行って正確なプレーをすることが大事です。いい判断を行うには、回りの状況を素早く知ることが大事ですが、その後の選択肢として、様々なイメージを自分の引き出しの中に持つことがさらに重要です。

考えること、そしてプレーにおけるイメージを持つためには、練習の時からしっかり話しを聞いて、自分なりに考えて練習に取り組むこと。また、様々なDVDを子供たちに貸し出しているのも、それらを見て自分なりにいろんなイメージを膨らませてほしいからです。

話しを元に戻しますが、ミニゲームの際に、自分の目の前に来たボールをひたすら前に蹴る子が結構います。その子なりに、ボールを蹴ること、触れることで楽しんでいるようですが、いつまでもそれでは成長につながりません。目の前に来たボールを前に蹴るだけでは、状況を知ること・次のプレーを考えることを放棄しているんです。これでは先々成長は見込めません。周りの子とどんどん差が出来、サッカーが楽しくなくなります。

ボールを受ける際に周りの状況を見て、瞬時に考え素早く判断し、次のプレーに移る。たくさんのプレーのイメージを持つこと、選択肢を持つことが、次のプレーの幅を広げて良い判断が出来ます。適当に前に蹴るのをやめて、状況を見ていろんなプレーにチャレンジしてみてください。

誤解してほしくないのは、前に蹴ることがNGと言っているわけではありません。それが自分なりの判断に基づいているのであれば尊重しますよ。周りの状況を見て、考えて、判断してプレーしてね、ということです。


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