2019年に発表された医学生219人を対象とした論文で、対象が自己申告した睡眠の質とテストの成績の相関を計ったところ、睡眠の質と成績には大きな相関があることが判明した。
睡眠不足が続くと疲労が蓄積し、物事を正しくとらえられなくなったり、問題をどう解いていいかがわからなくなったりして、成績が下がるのだそう。
まぁ、睡眠不足は日常生活にも支障をきたすレベルの障害になりうるので、成績にも大きく影響するよなぁ、と。
ちなみに、睡眠不足はストレスが原因で発生することもある。
つまり、成績不振でストレスを感じ、そのストレスで睡眠不足になり、睡眠不足で成績不振になり、成績不振でストレスを感じ……なんて無限ループも起こりうるのだ。
テストでいい点を取りたいのであれば、不自由なく生活しないのならば、しっかりと寝ましょう。
参考文献
Satti MZ et al. (2019)Association of Physical Activity and Sleep Quality with Academic Performance Among Fourth-year MBBS Students of Rawalpindi Medical University.