としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

大阪天神祭オフ旅行日記 1999年

2018-10-05 21:40:00 | オフ会
大阪天神祭オフの日記

1999年

7月24日 土曜日 晴れ

 大阪オフ旅行初日。
午前中の便で羽田から伊丹空港へ。空港からは高速バスで大阪駅へ行く。
梅雨明けして背中が刺す様に痛い日差しの中を歩く。
駅で大阪の剛史(ごうし)と合流し、4人(ごうし、もぐりん、データ、うさぎ)で大阪市内観光へ。

<大阪城>
 大阪の友達の案内で、まずは、大阪城へ。
大阪の人は電車に乗る時に並ばないと聞いていて、それを信じていたのだが、ちゃんと並んでいるのでびっくり。(笑)環状線は、東京の山手線と似ている。 

 大阪城は想像通り大きくて立派である。中は近代的になっていて、まるで博物館の中に居る様だ。城の中に居ることを忘れてしまいそう。
学生時代に歴史を真剣に勉強しなかったので、新鮮に勉強出来た。(笑)

秀吉が作った金の茶室は3畳で面白い。でも、目がちかちかして落ち着いてお点前出来ない様な気がする。飲む方も点てる方も興奮しそう。喧嘩にならなければいいけれど。(笑)

 城の中でうさぎがイメージしている通りの派手派手関西おばさまに会う。
上から下まで大きな花柄で統一してあり、髪は金に近いウエーブのかかった茶髪で、時計も指輪も眼鏡も高価でしょ~って感じだ。あんなに大きなダイヤの指輪を実際に近くで見たのは初めてだった。スーパーマンに出て来たダイヤの様だ。 撮影禁止の場所で無ければ、一緒に写真を撮って貰いたい位の人だった。でも、一緒に居る娘さんと思しき人は、派手では無かった。お嫁さんだったら、きついだろうなあ。

大阪城の帰りの電車が寺田町駅で人身事故の為に、一時停車した。そう長い時間では無かったが、ホームにいる人たちのこわばった表情や 空気で、事故が起きたのだ、ということが分る。ホームに途中まで入ったあたりで停車したので、先頭車両に撥ねられた訳では無いらしい。

結局どういう事故だったのか知りたかったが、翌日の新聞を見てもそれらしき事故の記事は載っていなかったので、ちょっとした怪我で済んだのかもしれない。

自分の乗っていた電車が人身事故に遭うのは初めての経験なので、少し興奮した。でも、やっぱりひとりで居ても見に行くことは しなかっただろうと思う。

<通天閣>

 最高に暑い中、大阪の友達も行ったことが無いという通天閣へ行く。近くに住んでいると案外行かないものだよね。大きさやイメージは横浜のマリンタワーに似ている。

エレベーターのスピードがとても遅いのにびっくり。エレベーターの中では扇風機が回っている。最初は涼しかったが、人でいっぱいなので、着くまでの間とても暑くなった。

通天閣の展望室でカラフルな通天閣のTシャツを買う。どこで着ようか考え中。
それからオフ恒例のプリクラを4人で撮る。丁度天神祭なので、そのフレームのプリクラにした。(花火の絵)

通天閣の周りはNHKの朝のドラマ「ふたりっ子」で見た通りの下町の感じだ。 将棋センターやオーロラ輝子が出演していた劇場の入り口を見て、とても嬉しくなった。

 順序は逆だが、通天閣の近くに最近出来たというアミューズメントパークでジェットコースターに乗る。ビルにからみついている感じのジェットコースターで距離は短いけれどもかなり怖い。ジェットコースターが苦手だというごうしも付き合って乗ってくれた。
トンネル出口で撮られた写真を見ると、ごうしはうつむいていて髪の毛しか写っていなかった。でも折角だから4人みんなの写真が欲しくて2枚買う。これは翌日のオフの時にみんなに見せて盛り上がることになる。

 お昼御飯は、この中にある店でオムライスを食べる。
珍しいオムライスが色々メニューに並んでいたが、うさぎはカニクリームソースのオムライスにした。ピザもみんなで1枚頼んで、満腹になる。
大阪旅行はダイエットも兼ねて、なんて思っていたが、やっぱり旅行中は我慢すると楽しくないかな。

<道頓堀>

 うさぎのイメージしている大阪らしい所を案内して貰う。
道頓堀、くいだおれ人形、戎橋、千日前商店街、NGK、心斎橋商店街、たこ焼き、お好み焼き。

 道頓堀は昔の歌謡曲にもよく出て来る地名で、どんな所だろうと楽しみにしていた。

くいだおれ人形の前では観光客が記念写真を撮っている。うさぎたちも写真を撮る。うさぎはチャーリー浜がモデルなのかと思っていたのだが、そうではない様だ。 この人形のストラップやキーホルダーが土産物屋には沢山並んでいた。

関係無いけれど、ヤクルトの野村監督のキーホルダーが沢山あったのには驚いた。買う人が沢山居るのかなあ。(疑問)

 紳士服の店と同じ名前の「青山」という喫茶店(あちこちで見かける)で暑さをしのぎ、橋のたもとの屋台のたこ焼き屋へ行く。2軒並んでいるのだが、味はそう変わらないらしいが、1軒はガイドブックに載っているので長い行列が出来ている。 うさぎたちは、行列が無い方の店でみんなで10個入り1パックを買って食べた。あっちっち~で水を飲みながら。(笑)美味しい♪ 中は柔らか目のたこ焼き。

 たこ焼きが焼き上がるのを待つ間に川を覗いてみたら、提灯を沢山付けた船に鉢巻きを締めた人たちが沢山乗っているのが見えた。川縁にも橋にもずっと提灯が並んでいて、日本の祭、といった風情だ。ああ、天神祭に来たのだなあ、と改めて思った。人出も多くなっている。

 たこ焼き屋から真っ直ぐ千日前商店街を歩くと左手にNGK(なんばグランド花月)が有る。大きくて綺麗でおしゃれなビルだ。係の人に月曜日の状況予測を聞いてみたら、12時開演の部を座って見ようと思ったら、午前9時頃から並ばなければ駄目だろうと言うこと。 この暑さだし、観光旅行の3時間は貴重なので即諦めた。
代わりにお土産コーナーで吉本新喜劇の便箋と封筒セットを買う。オフの写真を送る時に使おうかな。

 隣にある100円ショップで買い物をする。ずっとスーパーの袋みたいなものを持ち歩いていたので、くまの絵柄の黄色と緑色のナイロン製の袋を買う。白いスーパー袋よりは ましだろう。実は結構気に入っている。

 帰りは、少し薄暗くなってネオンが灯り始め、道頓堀はロマン溢れる街になった。
所謂「ひっかけ橋」と呼ばれる戎橋では大勢の若者が集まって談笑している。浴衣姿の女性も多い。橋にもたれて男だけで居る人達は、これから引っかけを開始するのだろうか。

 真っ直ぐに続く心斎橋商店街(かなり長い)をみんなで歩く。まだ空腹感は無いけれど、今日の晩御飯のお好み焼き屋へ。 

<お好み焼き屋~ホテル>

 新しくて綺麗な地下街に入る。
お店に入る前にトイレに行ったのだが、そこで髪留めクリップで左目の下に傷を付けてしまう。これは翌日のオフで 猫好きな友達に「猫に引掻かれたのかと思った。」と言われる。彼女は大の猫好きなのだ。うさぎ(動物の方(笑))の引っ掻きはこのうさぎも経験が有るけれど、結構痛い。今日のクリップの引っ掻きも痛かった。(笑)

 地下街の中に有るお好み焼き屋「鶴橋 風月」に入る。
今日は沢山食べたので、あまり食べられないかな、と思ったが、生ビール2杯と共にすんなり入る。うさぎはシンプルに豚玉にした。

1番厚いのがモダン焼き。焼きそばは、とても太くて、最初見た時には うどんかと思ったが、やっぱり焼きそばだった。うさぎは焼きそばとお好み焼きは別々に食べた方が好きなので頼まなかったが、かなりのボリュームだ。
美味しくて、その後にみんなで頼んだ辛い焼きそばまで美味しく食べられた。普段のうさぎは辛い物は苦手なのだが、どうしてだろう。美味しいからかな。

 大阪のごうしとは途中駅で別れて、3人でホテルへ戻る。うさぎは付いて歩いただけ。
ホテルに帰って、シャワーを浴びて、ぐっすり眠る。普段殆ど歩かないうさぎが2万歩以上歩いて、充実感を味わった楽しい1日だった。
案内役のごうしにはとても感謝している。

7月25日 日曜日 晴れ(夕立有り)

<朝から夜のオフの待ち合わせまで>

 朝食はホテルのバイキングを食べる。
うさぎはいつもの様に和洋折衷で色々取る。所謂普通のバイキングメニューだが、スイカには喜んだ。うさぎはメロンよりもスイカが好きだから。もしかしたら、と思っていたが、特別大阪らしいメニューは無かった。例えば、お好み焼きとか。(当たり前か。(笑))

 電車に乗って、パナソニックスクエアへ。暑い日には屋内遊びが楽でいいかもしれない。 
 科学的な色々なゲームが有って長時間楽しめる。
ビルの屋上にあるカメラの撮る映像が見られる様になっていて、昨日行った所を探す。なかなか見つからなかった通天閣もやっと見つかり何だか嬉しくなる。

 合成写真のコーナーには、色々なフレームが有り、色々な髪型に自分の顔をはめこむというのがあったので、ひとりでショートカットの髪型の写真を撮って貰った。子供の頃はずっとショートカットだったのだが、その出来上がった写真を見ると「やっぱり切らないでおこう。」と思った。(爆)

 富士スピードウェイを体験出来るコーナーが有り、とても興味を持ったが、並んでいるのが小学生の男の子ばかりなのと、ロングスカートをはいていたことで体験するのは止めた。
係のおねえさんがゲーム中にずっと指導してくれるので、分かり易いのだが、完走出来ない子供も結構居る。真っ直ぐに走れない子も居たし。。。完走出来た子供はとても嬉しそうだった。

 自分の顔のスタンプを作ってくれるコーナーが有り、一緒に居た友達データが申し込んだので、うさぎも作って貰うことにする。
写真の様にすべての線や色彩が出る訳では無いので、最初に見せられた時にはショックだったが(笑)顔の輪郭や鼻筋は付けてくれて、出来上がりはちゃんとしていて安心する。

色々聞いてみたが、顔の輪郭や顔の部品の大きさを変えたりすることは出来ないということ。整形見本写真じゃないものね。(笑)

 売店で、うさぎは スタンプ台を、友達は くまのプーさんの缶入りキャンディーを買う。このキャンディーは後で貰うが、ひとつひとつがくまのプーさんの絵柄の袋に入っていて、とてもかわいい。うさぎも買えば良かったなあ。

 同じビルの中のうどん屋「めん坊」で うさぎは冷やしうどんを、友達は暖かいうどんを食べる。
杵屋と同じ系列の店らしい。
暖かいうどんは関西らしい汁になっている。冷たい方は濃い色をしているが、かやくの種類も多く、海老の天ぷらはサクサクしていて美味しい。うさぎは麺類が大好きなので、うどん屋さんは大歓迎。

 1度ホテルへ戻り、其々準備する。
うさぎは さっき買ったスタンプを名刺の後ろにポンポン押して行く。面白いので沢山押していたら、1枚に付き5個も押していた。(笑)
ネット用名刺には裏にしか押せないが、本名の名刺には表側に丁度ひとつ分位の空きスペースが有るので、横浜に帰ったら、本名名刺にも押そうと思う。

時間はあっと言う間に過ぎて、梅田駅での待ち合わせの時間に少し遅れることになる。

<オフ本番!!>

 梅田駅の待ち合わせ場所に行く。ここで落ち合う人たちは全員揃っていた。今回のオフは、大阪、京都、奈良、神戸の他、東京、神奈川、新潟と遠くからも来ている。

 天神祭のため、大勢の人込みの中、オフ会場(大阪松坂屋)へ急ぐ。
そこに集合したみんなと合流する。いつからか雨がひどく降っているらしく、急遽下で待つことになる。自称晴れ男君が「初めて天気に負けた!」と悔しがっていたが、後で晴れたので、やっぱり彼は晴れ男の様だ。

 名刺交換をする。みんな工夫した楽しい名刺を作っている。小学生の男の子にも名刺を貰う。この年からパソコンに触わっていたら、将来色々なことが出来そうだ。

 それから、久し振りの人、初めての人、と挨拶、おしゃべりをする。オフ前から頼んでいた友達には耳に取り付ける目覚ましとiモード機能付きの携帯を見せて貰う。
目覚ましは小さくて邪魔にならないし、本当に欲しいなと思う。目覚まし以外でも忘れてはいけないことがある時には使えそうだ。

<ビアガーデンにて>

 雨も上がり、いよいよビアガーデンへ。
予定参加者が全員揃い、浴衣姿の人もふたり居て場は華やかになる。

 席が遠い人とは 2次会で話そうと思い、あまり話さなかったのが あちこちでネットの話や、初対面での感想など盛り上がっている様だ。

 うさぎは、おしゃべりをしながらも時々抜け出して、屋上の端から下の祭の様子を見ていた。
提灯を沢山付けた船が次々と川を下って行く。よく見ると船の前の方では かなり派手な踊りをしているのだが、距離があるため全体的に静かな印象だ。中には越天楽を流しながら下る風流な船も有る。

川に架かる橋には大勢の人が居て、祭を見ている。何重にもなっていたが、2列目からは背が高くないと見えないだろうなあ。

 花火は遠くに見える。食事の席からも見えることは見えるのだが、屋上に置かれたテントの様なものが少し邪魔をして完全には見えない。船を見る時に一緒に花火も見た。

 午後9時15分位にお開きになり、5人とは 駅で別れることになる。
祭見物の人々で駅はいっぱいだ。2次会の幹事さんが代表して切符を買ってくれる。それから、イタリアンの店へ移動する。

<オフ2次会>

 予約時刻9時半に30分位遅れるため、早足で歩く。
店に着くとラストオーダーが近いというので、急いで其々の飲み物を注文する。

 うさぎはいつもの様にテキーラサンライズを頼み、もう1杯はこの店のオリジナルの「ローマの休日」という真っ赤なカクテルを頼む。ローマの休日は最初甘くないカクテルだと思ったが、飲んでいくうちにどんどん甘くなって、最後はひどく甘かった。ただ混ぜ方が足りないだけだった。(笑)

 ボリュームのあるメニューはみんなに任せて、あっさりした物を中心に食べる。ちょっとだけダイエットモード。単に空腹じゃなかっただけだけど。
パスタとピザは少し食べたが、美味しい店だった。幹事さんの行き付けの店なのかな。

 ここでは、ビアガーデンでは話せなかった人ともおしゃべりすることが出来た。1時間程だったが、また違った話が出来てよかった。
ここで3人の人とお別れ。
みんな笑顔で元気に帰って行った。

<3次会カラオケボックスにて>

 うさぎが今までにカラオケボックスに行った回数を数えてみると、中学の同窓会の2次会で1回、市川オフの2次会で1回、京都オフの2次会で1回、新宿オフの2次会で1回、この4回だった様に思う。(あと1回位は忘れているかもしれない。)

新宿オフの時は他に大勢入れる場所が無かったから行っただけで、歌わずに食べて飲んでおしゃべりしていた。(笑)

 そういう訳で、歌うとカロリー表示が出て来たり、フリータイム制が有ったりして新鮮だった。
みんなが歌う歌も全然聞いたことが無いものから、さびの部分だけ聞き覚えが有るもの、若いのに何でそんな古い歌を知ってるの?というものなど色々だった。

 みんなに比べると少ないけれど、カラオケボックスではお付き合いで1曲(1度だけ2曲)歌うだけだったので、うさぎにしては沢山歌った日だった。それにしてもみんな沢山曲を知ってるね。曲名が載った本のページをめくりながら、「こんなに沢山の歌が有るのだな。」と感心したうさぎだった。

 カラオケボックスで飲んだカクテル2杯も効いていて、ぐっすり眠る。ずっと持ち歩いていた天神祭の絵が描かれたうちわを カラオケボックスに置き忘れて来たことが ちょっぴり残念だった。

7月26日 月曜日 晴れ

<ホテルからお昼御飯まで>

 ホテルのチェックアウトタイムが12時だったため、ゆっくり支度をする。ホテルのロビーに、今日も参加出来る友達がみんな来てくれて、暫くお茶を飲んでおしゃべりする。
話題の中心は、もちろん昨日のオフの話。
全員が揃ってから、近くの「まぐろ亭」へお昼を食べに行く。

 まぐろ亭は男性1500円、女性1000円の食べ放題の店で、1階は回転寿司、2階はイタリアン、3階はそば&うどんの店になっている。まずは1階へ。4、2、2人と別れて座ることになる。

 回転寿司でお皿の色を気にしないで食べられるのって幸せだ。(爆)5皿位にしようと思っていたが、ついつい6~7皿食べてしまう。うさぎは鮭やハマチといった脂の乗った魚が好きだ。ケーキを取るのは止めておいた。

 2階のイタリアンでは、ピラフ、パスタ、サラダ、キュウイとバナナにヨーグルトをかけたものを少しずつ取る。キュウイの皮を手で剥いていたら、隣に居た女の子が驚いていた。(笑) 

 3階はトイレに行く時に店の中をちらっと見たが、落ち着いていて綺麗な店だった。お昼にゆっくりおしゃべりをしながら食事をするのには1番いいかもしれない。さすがに食べることは しなかったけど。(ひとりだったら行ってたかな、想像するとちょっと怖い。(笑))

 店を出てから梅田駅へ向かう。
ひとり遠くから来ている友達とは、ここでお別れ。電車に乗った後、ちゃんと乗れたことをすぐに報告してくれた。

うさぎは梅田花月に未練があって、みんなと一時別れて探してみたが、場所が少し違う様だった。電話して聞いてみると開演時間は3時半だということ。時間が合わないので断念して、みんなの待っている観覧車のあるビルへ行く。

<観覧車のあるビルで>

 観覧車(4人乗り)には、3人で乗ることになる。大きさ自体は普通だが、高いビルの上に有るので最高地点は地上106メートルになるそうだ。
駅の近くにあるため、ホテルもよく見えて、駅周辺の建物の位置関係がよく理解出来た。通天閣や大阪城も遠くに見えて、嬉しい。観覧車自体久し振りに乗ったのだが、クーラーも効いていて快適だ。乗って良かった♪

 このビルにはジョイポリスが入っていて、入り口まで見に行く。ついでに横浜のジョイポリスのパンフレットを貰う。実は、まだ1度も行ったことが無いのだ。
このビルの中にも有るが、大阪では「パフェ専門店」なるものをよく見掛ける。種類も多く、子供の頃だったら、食べたくて堪らないだろうと思う。今はカロリーを気にしてしまうので、なかなか素直に食べられないが。

 下でお茶を飲んで待っていてくれたみんなと合流。
席がいっぱいだったので、暫くビルの回りを見て大阪の街を観察した。うさぎの印象では大阪は想像通りの街だった。最近は大都会はどこも似ているしね。綺麗なおしゃれなビルも沢山有るし。
でも、やっぱり大阪のイメージと言うと、通天閣や道頓堀かな。

 空港バスの時間が近いので、ビルを出て駅へ。
友達がバスが出るまで見送ってくれた。

<空港から帰宅するまで>

 空港では、それぞれがお土産を買う。
うさぎは、冷凍明石焼き2箱と吉本新喜劇みるくチョコ餅を1箱買う。冷凍明石焼きは まだ家の冷凍庫に入っているので、うさぎの家オフの時にまだあったら、メニューに入るかもしれない。

 帰りの飛行機は、窓側の席になったので、外の景色がよく見えた。でも、かなり眠かった。
空港に着いて到着ロビーへ歩いて行くと、いつもは居ない警備員さんが階段の途中の広い所(見渡せる所)に立っていた。ああ、これがハイジャック事件の影響なのだな、と分かる。

 羽田から横浜駅行きの高速バスに乗る。待たないですぐに乗れてラッキーだった。バスの中はいっぱいで、平日の夕方ということもあって、ビジネスマンが多い。少し緊張したせいか、全然眠くならなかった。

 横浜駅からは自宅方面行きのバスに乗る。そこではとても眠くなって我慢するのに苦労した。乗り過ごしたくないからね。
帰宅後は、すぐにシャワーを浴びて、空港まで一緒だった友達に「着いたよメール」を書いて、片付けをする。夕食代わりに明石焼きを食べるつもりだったが、1箱全部は多いので止めた。これを書いている今、その日に何を食べたのか覚えていない。(爆)

 夜はいつもの様にチャットに行って、オフ参加者とオフのおしゃべりで大いに盛り上がる。
オフ終了後のチャットの盛り上がりは、この後2~3日続くことになる。

  うさぎにとって初めての大阪オフは、とても思い出に残る楽しいものになった。参加者のみんなに、お礼を言いたい。
次に大阪を訪れる日がいつになるか分らないけれど、その日がまた来ればいいなあ、と思う。


高知からのメール 1998~1999年

2018-10-05 16:34:46 | 日記
高知からのメール

1998~1999年

お断り事項

 これは、高知から来たメールの興味深いものを選んで載せたページですが、内容は高知に98年春から住む人が断片的に見たり独断と偏見で思ったりしたことなので、多分誤りが多くあるということを断わっておきます。

1998年 

9月25日 金曜日 台風について

いやー、降りました。降りました。
一時間で112mm、一日で800mm。
ちょっとなかなか出来ない経験でした。
底が抜けたようにとか、たたきつけるようにとかいうけど、まさに ダァーと凄い音がしたっきり、何時間経っても音が止みません。 何かがとうとう壊れてしまったような感じでした。雨が降っているだけなのに、何と いえずパニックになるような気分です。
ニュースでは県都水没といっていましたが、そのとおり昨日の夜は市全体が池という か湖の中に入ってしまったようでした。どの道路も車が水につかって走らなくなる し、庭や家の中でおぼれて死ぬ人まででました。推定では2万戸が浸水したそうで す。

うちの周りの家も床上浸水までいったようです。朝はうちの横の道路が川になっていて 通れないので見えませんでしたが、仕事帰りに通ると家財道具や畳があちこちに積み 上げてありました。
でも、幸いうちは少し高いところに建っているので、なんともありませんでした。

いろいろ二度と出来ないような経験ができます。激しい気象の高知です。 
それでは、明日は金毘羅さんへ行ってきます。といっても、行けるかちょっと不安です。 

9月28日 月曜日 こんぴらさん

金比羅さんに行って来ました。
参道入り口近くにある敷島館という玄関が道後温泉を思わせる由緒のありそうな旅館 に泊まりました。金毘羅さん、善通寺にも行きましたが、さすがにまだ覚えていまし た。ただ、暑くはありませんでした。

最近できた満濃池公園という所にも行きました。何キロもの専用道路、何百台も入る 駐車場、何ヘクタールもの人工の緑の丘、広大な国営の公園(整備中)でしたが、莫 大な無駄使いという感じもしました。初めての満濃池も見えました。

JRが不通になっているので、高速バスで行きましたが、高速道路から歩いて降りた のは初めてでした。土讃線の復旧には今年いっぱいかかるそうです。 水害の傷痕は深くて、今もあちこちに山のように家財が捨ててあります。収集が追い つかずいまだに量が増えています。グランド全体が捨てられたごみで埋まっている所 もありました。

はりまや橋の商店街も、各店水洗いをしたり、本屋さんがごみの山の中に本を投げ捨 てたり、水に濡れた衣料品の安売りをしたり、後始末に懸命でした。 うちの少し東側の地域が一番被害が大きくて、2日間は、二階まで水に浸かって広い 池のようになっていました。今月いっぱい休校の学校もあるそうです。 土曜日の午前中晴れた他はいまだにぐずついた天気です。 

10月 5日 月曜日

 大会のついでに瀬戸大橋も見てきました。橋の外見はもう完成していました。舗装と かの道路工事と陸上側の取付け道路の工事が残っています。歩道もついていました。 すぐそばの山の上から、目の前に今治ー馬島間と馬島ー大島間の2つの橋と来島海峡 が見えますが、壮観でした。

高知へ帰ってくると、久万川の堤防沿いに積み上げてあった、被災ごみがきれいに片 づいていました。また、久万川沿いを走れるようになりました 。

10月26日 月曜日

 室戸岬の見物もしてきました。マラソン大会の都度、各地を見るのもいいですね。 でかい空海像(16m)と後ろで寝ている金色の涅槃像が異様でした。 

マラソンコースは、特に復路は、岬をバックに立つ大空海像を目指して、大岩と大波 の海岸沿いを走る雄大な景観のコースでした。 疲れていると目標が遠くに見えて余 計疲れますが。

12月 3日 木曜日 忘年会の話

 おととい(12月1日)もう忘年会の第一弾がありました。
また飲み会の話だと羨ましがられるでしょうが、紹介します。
飲むのは代わってほしいですが、いろいろ高知でなくては出来ない経験ができます。 

行ったのは得月楼という所で、宮尾登美子原作で映画にもなった「ようき楼」(漢字 を忘れました)のモデルになった料亭です。
はりやま橋近くにある、115年の由緒と格式のある料亭で、さすがに映画になった 雰囲気があります。だけど、最近格式高さだけではやっていけなくて、昼食とか60 00~8000円コ-スの忘年会などもやり、庶民化しているそうです。とはいえ、 高知独特の皿鉢(さわち)料理が出て、高知伝統の座敷遊びも教えてくれました。

特に高知独特のものを紹介すると、一つは、「箸拳(はしけん)」といって、2人 で、2人が手に隠し持った箸の合計数を当てあうゲームです。負けたほうがお酒を飲 まないといけません(うれしい悲鳴?(笑)。いろいろ遊び(ゲーム)をしました が、結局最後に飲むのは共通です。)。握った本数により、手の筋の形が変わってく るのを見て、相手の持っている本数を読み取るのだそうです。

もう一つは、「べく杯」といって、6角形のこまをまわして、倒れた向きに座ってい る人がこまの側面に書いてある絵(おかめ、ひょっとこ、天狗の3種)の形の器(入 る量が種類により大きく違う)でお酒を飲まないといけないというものです。こまが まわっている間に歌う歌の文句とメロディーが面白いです。「ベロベロの神様は正直 な神様よ。一番(男前)はどなた---(忘れました)。」(( )の中の文句を変え ます)。いかにも酔っ払っているような歌詞です。

普通の忘年会とはいえ、料亭だけあって、仲居さん2、3人と芸者さん一人がついて いました。ベテラン(笑)の芸者さんが教えてくれました。

それから、記憶に残ったことを一つ。中居さんが、ようかんを手で取ってお客さんに 渡したら、芸者さんが、「そういうことはやめなさい。」と注意しましたが、言われ た中居さんは、あんたにいわれることじゃないわよ。というような目をしていまし た。映画ようき楼の「なめたらいかんぜよ」の世界をちょっと思い起こさせました。 

うさぎの感想

 同じ四国と言っても、4県各々にかなり気風には違いがある様な気がします。
高知は「豪快」なイメージがあります。やはりそこに住んでみないと分からないことが沢山ある様で、旅行好きなうさぎにとっては面白いことが沢山あります。
こういう場面も実際に見てみたいですね。

12月11日 金曜日 忘年会の話 その2

昨日は、また忘年会がありました。7人のこじんまりとした会でした。
ふぐ料理を一回食べてみたいということで、高い会費で行ったのに、
小さく切って茹でてあるの(何というのでしょう)を食べては、
「ゴム食べゆうようなが」
「なんぼかんでもいっしょや。まとめて飲みこも」
ふぐさしを食べては、
「味がない」
猫に小判でした。やっぱり分厚くて味の濃い鰹のたたきがあうようです。(ちなみに 高知では生にんにくの厚いスライスと一緒に食べるので、翌朝はプンプン匂うのです が、男でも女でも、全然気にしなくていいのだそうです。)
しかし、飲むにつれ、普段聞けない豪快な思い出話をいろいろ聞くことが出来て、楽 しい会でした。

12月13日 日曜日

 安芸タートルマラソンに行ってきました。
コースは、広々とした畑の中を走る平坦なコースでした。野良時計という札幌時計台 のような観光名所も通りましたが、必死の7km辺りだったので見つけられませんで したが、夜のニュースで見ると、すぐそばを走っていました。ちなみに、ニュースに は私は映っていませんでした。坂本竜馬のかっこう?をした人とか、最後の方でのん びりと走る人とかが出ていました。

スタートゴ-ル付近は街の中でしたが、万国旗で飾られ、歓迎、応援の看板があちこ ちにあって、街中で大会を作り上げているという良い雰囲気でした。走り終わった後 は、小さな子供まで「頑張ったね」と声をかけてきました。思わず「うん」と頷いて いました。

12月19日 土曜日

今日は、トレーナー1枚で暑いくらいでした。高知には冬があるのでしょうかという 感じです。

昨日は本年最後の忘年会で、また帰り着いた途端に寝てしまいました。
職場のOBの忘年会でした(現役は幹部だけ出席)。若い人には薄れてしまった、う わさに聞く高知県人の姿が垣間見えます。
「新入りに挨拶をさせろ」(新入りといっても60才ですが。)
「わしに挨拶が無いぞ」
「わしの酒が飲めんがか」「薬飲むゆうように飲むなよ。一気にいかんかい。」
一方で、「〇〇も死んだか」「ゴルフしよにも体動くのが4人集まらんよになった」
とか、体は弱っても、口の方は変わらないようです。

-これであなたも高知県人-

今日は、高知弁を紹介します。
助詞、助動詞の方言は、名詞、動詞、形容詞などより、会話に出てくる頻度がずっと高いので、次の6つを使えればほぼ高知県人です。(?)
1 ~(し)ゆう : ~(し)ている
(西日本方言「~(し)よる」が変化)
(活用形は、よら、より、ゆう、ゆう、よれ、よれ)
雪が降りゆう。 ビールを飲みゆう。
2 ~(し)ちゅう : ~(し)ている
(西日本方言~(し)とる→~(し)ちょる→~(し)ちゅうと変化)
(活用形は、ちょら、ちょり、ちゅう、ちゅう、ちょれ、ちょれ)
「晩御飯何?」「 カレーしちゅう。」(カレーしている。)
寄っちょれよ。寄っちょれよ。(寄って(どいて)いろよ。)
3 ~きー : ~だから
(西日本方言「~けん」が変化)
高いきー買わん。
4 ~ろう : ~でしょう
(~やろうの「や」が抜けたもの)
もうすぐ来るろう。
5 ~が : ~の
「10分待ってもらわないかんがよ。」「もう時間がないが。」
6 ~ばあ : ~ほど、~くらい
「ビール何本?」「3本ばあもらおか。」

もちろん名詞、動詞、形容詞などの方言はたくさんあります。印象に残っているのを 一つ。

宴席でジャンケンのゲームをしている時、誰かが、「じゃんけん、ぴ(Pi)-」と 言ったので、舌でもかんだのかぐらいに思っていたら、他の一人が「ぴ-?」。続け て「酔っ払ったのか」とでも言うのかと思ったら、次の言葉が意外でした。「ぴ-と はなつかしい。」 二人とも地元の人で、「ぐー、ぴー、ぱー」というのだそうで す。そういえば、愛媛でも「ちょき」のことを「ちー」とは言っていましたが、高知 ではさらに変化しているんですね。

ここからうさぎ♪
うさぎも愛媛県生まれだけど、ちょきのことを「ちー」って言うのって初めて聞いたよ。 
四国の中で1番標準語に近いのが、うさぎの生まれた宇和島市だって聞いたことがあるけど、(愛媛県の東の方の西条市出身の人から)本当なのかもしれないね。
もちろん、宇和島弁も色々あるし、愛媛共通の方言もあるけどね。


1999年

1月21日 木曜日

20日の新聞記事から2つ。

一つ目は、
うちの近くの敷紡 (全国5指にはいる名門紡績工場だったんだそうです。) がと うとう閉鎖されます。跡地(7.4ha)には来年中にジャスコ(高知初進出)が、 大ショッピングセンターを開店するんだそうです。地元の商工会は、ショックを受け 戦々恐々だそうです。しかし、近所の人は大変便利になるでしょうね。

二つ目は、記事そのまま書くと、
「驚異の高知女性事情」
経済企画庁が発表した「豊かさ指標」で、高知県は「女性の働きやすさ」が1位に輝 いた。働く人のうち、45%が女性という数字もある。仕事帰りに飲み屋でちょっと 一杯という女性グループも珍しくない。女性が元気いっぱいに働く風土は、県外の人 から見れば、ちょっとした驚異だそうだ。

いわゆる、「はちきん」ですね。どろめ祭りをはじめ、元気な女性をよく見ます。
この前、うちに帰って自転車置き場に自転車をおいているちょうどその時、「○○ さーん」とマンション全体に響き渡る女性の声。うちの方から聞こえてきて、あまり声が大きいので、火事でもあったのかと駆けつけると、宅急便でした。正にインターフォン いらず。ただ、マンション中の○○さんが出てくると思うけど。

一度、高知駅で列車から降りる時も、ドアが開くと同時に一斉に押し寄せる女子高校 生。そこにおばさんの一喝。「おまえら、ならばんかい」。高校生は「こわー」。お ばさんも高校生もどっちもこわかったけど。

2月 1日 月曜日

 プロ野球のキャンプが今日から始まりました。高知にも西武、阪神、ダイエーの3 チームが来ました。西武は松坂君、阪神は野村監督人気でこれまでにない人出だそう です。

昨日はあの小さい高知空港にそれぞれ500人も報道陣とファンがつめかけま した。
影が薄いのがダイエーで、高知市が招致して来てもらったのに人気薄でさびし い目にあわすといけないということで、昨日も市職員のさくらを空港に派遣してなん とか300人確保したとのことです。

キャンプ初日は雨でした。それにしてもグアムとか沖縄でキャンプを張るのはわかる けど、高知は東京と気温はそんなに違わないのに。

2月 3日 水曜日

 初めての雪です。今朝は屋根や芝生に薄らと積もっていました。昼間は止んでいまし たが、夜になってまた降り始めました。宇和島は3cm積もったそうです。外は耳が 痛いほど寒いです。

マラソン練習もお休みです。自分が好きでやっているのに、休める理由がつくとうれ しいです(笑)。

2月 5日 金曜日

高知のニュ-ス その1
昨日は寒かったです。高知で-4.2℃まで下がるとは。凍った道を自転車で恐る恐 る出勤しました。

梼(ゆす)原村では真冬日(最高気温が0℃以下)だそうです。高 知で真冬日!早く元の暖冬に戻れ~。

毎日、プロ野球キャンプの様子を放送していま すが、野村監督も風邪で一日ダウン。今日も大きなマスクをしていました。
NHKの とぼけた味の久保アナ(ニュース11、女性)も昨日までキャンプ取材に来ていまし たが、寒さに震えたそうです。
でも今日はやっと少し暖かくなりました。

高知のニュ-ス その2
高知県内でパン、ウインナーなどに針が入れられる事件が相次いでいます。毎日スー パー、コンビニのパン、弁当で生活している私には脅威です。さすがに確かめてから 食べるようになりました。悪質すぎるいたずらです。これだけは冗談抜きで、やめて ほしいです。

2月 8日 月曜日

また暖かさが戻ってきました。

昨日はプロ野球キャンプ初めての日曜日、地元のテレビでも新聞でも一番の話題で す。
四国をはじめ、近畿、中国、九州、東京と各地から、西武は9000人、阪神は 8000人とかつてない見物客が押し寄せました。

地元新聞の記事の中から。
西武 : NHKの有働由美子アナ(29)も、「すごい人出にびーっくり。巨人より 多い」。 NHKアナのコメントを載せるのも地元新聞ならではだけど、それにして も年齢まで書く必要はないと思うけど。

阪神 : 野村監督が動いただけで、「動いた。動いた。」と大騒ぎ。 一方、ダイエーは県内客が主。客のコメントも 「西武、阪神がいっぱいそうなので 来ました。」

去年10月に出来て、予想以上の人出で話題となっている「ひろめ市場」に行って来 ました。

屋根付きの広いスペース(4000m2)に並んでいる約60件の店の多くは、各種 食べ物屋です。
テーブルが広場や通路に並んでいて、これは各店共用です。好きな物 を買ってきて、好きな所で食べるわけです。私はラーメン、私はお寿司、私はコー ヒーとケーキでいい、私は焼き鳥とビール、と決して希望の一致しない家族でも、一 緒のテーブルで食事が出来ます。

建物の新しさと祭りの屋台が並んでいるような懐か しさ、気楽さ自由さがあって、人気を呼んでいる理由がわかる気がしました。

土産物屋など食べ物屋以外の店もあります。場所は高知城と帯屋町商店街の間です。 ちなみに、「ひろめ」の由来は、いわしの稚魚ではなく(それはどろめ)、四万十川 の幻の魚でもなく(それはあかめ、中のミニ水族館にいます)、土佐藩の名家老、深 尾ひろめさんの屋敷跡に作られたからだそうです。

2月 9日 火曜日

久しぶりにやってしまいました。お金を持たずに買い物を。15年ぶりぐらいでしょ うか。
でもわりと軽症の方です。弁当屋さんで、「焼き肉弁当」と注文して、すぐ財布を職 場に忘れたのに気がついたので、まだ鍋に火を点けたところでした。「取り消しま す」と言うと、ちょっといやな顔をしていましたが、ちょくちょく行くところなの で、「財布を忘れました」と言ったら笑って許してくれました。

独身時代は何回かやりました。食事に行って、席についただけで帰ったことも、注文 してから気がついた時も、最も重症なのは食べてから財布がないのに気がついたこと もありました。レジに買い物を持っていって気づいたこともありました。どれも何と かなりましたが。

ただし、今回は、うちには1円もおいていないので、バナナと朝用のパンとチョコ レートと、うちにある全食料が晩御飯になってしまいました。でも、まだ足りない。
懲りたのでしばらくはしないでしょう。

2月12日 金曜日

今日、竜馬さんが地上に降りました。桂浜の銅像です。
昭和3年に建って以来70年、亀裂が見つかり放っておくと倒れるかもしれないということで、台からおろして修理するのだそうです。

下から見上げると人より少し大きいぐらいにしか思っていませんでしたが、テレビで工事中の様子を見ると、でっかい。頭だけでも人間の上半身ぐらいはありますね。
今は、傷がつかないよう包帯でぐるぐる巻きで囲いもされていますが、台のすぐそばに据え付けた後、2月20日から3月中旬まで修理をする間は、すぐ目の前で見られるそうです。
またとない機会なので、20日には見に行って みるつもりです。

2月20日 土曜日

龍馬の銅像を見てきました。
台の横に降りていました。目の前に現れた時にはおおっと思うくらい、やっぱり大き かったです。台から降りても見上げる大きさです(身長5m30)。

でも、見学用に 銅像のすぐ前に足場が組まれているので、その上に上がると、竜馬の顔を正面から見 ることが出来ます。思った以上にいい顔をしていました。静かで雄々しい、高い志を 持っていることを感じさせるいい顔でした。

ただ残念ながら、下4分の3ぐらいはシートで囲われているので、胸から上だけしか 見えませんでした。全体が見えればもっと大きさを実感できたんでしょう。
手を懐に 入れているところとか袴、靴も見てみたかったけど、まあ顔を間近に見えただけでも 行った甲斐はありました。

明日から横にして修理するんだそうです。
修理費用5000万の募金中だったので、100円協力してきました。4000万近 くまで集まったそうです。












東北からのメール 1998年

2018-10-05 15:00:00 | 日記
98年 東北からのメール


4月 7日 水曜日

 寒いです。連日冷たい雨が降っています。今にも雪になりそうです。やっぱり北国ですね。

その割に昨日ゴキブリを見ました。数年振りだったので、そういえばこういうのがいたんだという感じでした。久しぶりに、ゴキブリに気を使う生活のようです。

やっと周りの道がわかってきました。通勤道路は毎日少しずつ最短コースに近づいています。
今のところ明るいうちに帰って、コンビニで買いものをして、走って、弁当を食べて、と高知と同じ生活になってきました。

今日は衛星放送で松坂投手の初登板を見ていました。すばらしいピッチングでした。衛星が見られてやっぱり良かったです。

4月14日 水曜日

 引っ越しの挨拶状を少しずつ書いています。
こちらもやっと桜が五分咲きになりました。15日はお花見です。

今のところ忙しくないので、毎日早く帰って、走って、弁当を食べて、野球を見て、と高知と変わらない生活です。
特にこの土日は雨ということもあって、走り以外、外に出なかったので、全国どこにいても一緒です。(笑)

4月15日 木曜日

 桜が満開です。花見は明日になりました。
夜は寒そう。雨が降ると室内になるのでその方がいいかな。

 多賀城での走行距離が100kmを超えました。

4月19日 月曜日

 昨日(日曜日)は、多賀城へ行ってきました。行かなくても住んでるじゃないかと言 われそうですが、市の名前ではなくて、奈良時代に朝廷が東北地方を治めるために 作った、あの多賀城跡です。

多賀城は外郭が塀で囲まれた約900m四方もの広大な所だったそうで、塀の跡の一 部分が保存されています。
中央の小高い丘に政庁跡が残っています。復元図から想像すると、外郭の南外門から まっすぐ伸びた幅10m以上もある道を進んでいくと、見上げる前方に高さ10m近 い南門が見えて来ます。南門を入ると100m四方もある塀で囲まれた敷地内に、正 殿、脇殿、後殿などの建物があります。正殿前には、石敷の広場があります。振り返る と仙台平野が一望出来ます。

今は、南門前の道数十mと、100m四方の外周と建物 の基礎だけが再現されていますが、言葉では言い表せないその壮大さが実感できま す。

まだ竪穴式住居に住んでいたろう当地の人にとっては目を見張るものだったことで しょう。驚きとともに南からやって来た人の力の大きさを感じたことでしょう。
今は政庁跡も桜が満開でした。

4月21日 水曜日

 昨日はこちらへ来て初めて暖かいと感じました。
でも、今日はまた寒いです。

昨日は塩竃神社に寄って帰りました。
東北一宮というだけあって、広くてりっぱな神社でした。
桜が満開でした。特に参道入り口は、一面に淡いピンクと濃いピンクの桜が混じり、 さらに日本庭園の向こう遠くに小島の浮かぶ塩竃湾が見え、見事な景色でした。

平安時代からあるという塩竃桜は思わぬ小さな木でした。残念ながら、35~50枚 もの花びらをもつという花は、5月上旬に咲くということで、まだ蕾が少し膨らみ始 めたところでした。
他には、狛犬の数の多さと、山門の一つに両側に鹿(もちろん彫り物)が座っている ものがあったことが記憶に残っています。

5月 5日 水曜日

 こちらも新聞のチラシが多いです。5月2日は一週間分の新聞とチラシを見ていると 夜になっていました。

 5月5日は天気が良かったので、さすがに午後は出かけました。といっても、多賀城 市内を自転車で回っただけです。

感想①

多賀城市は豊かです。スポーツ、文化施設がいろいろありましたが、特に市民会館と 博物館は新しくて、百万都市級のりっぱなものです。

仙台港多賀城地区に工場地帯があって税収が多いためとのこと(?)。近隣自治体の 吸収を進めた仙台市と合併しなかったのも、市の財政が豊かだからと聞いていました が、実感しました。

感想②

名所、旧跡が沢山あります。多賀城跡、多賀城碑、廃寺跡、陸奥総社宮、1haのあ やめ園、加瀬沼(といっても湖ですね)。
特に奈良、平安時代まで東北地方の中心 だっただけあって、遺跡、史跡が多いです。まさに史都多賀城ですね。
しかし遺跡が あり過ぎて、何百m四方もの範囲で発掘中の田んぼもありましたが、あんなに田んぼ が使えなくなって大丈夫なんでしょうか。

5月11日(火)

仙台市 100万人突破記念の日に市民になろうと届が一斉に出て、一気に人口が伸びました。

夜は初めての経験の弔辞書きに頭をひねる。12日未明やっと完成。(12日の出来事参照)

5月12日(水)

朝6時半に家を出て、福島県いわき市へ出張。
映画「喜びも悲しみも幾年月」のモデルとなった元灯台職員夫人田中きよさんの葬儀告別式に参列。遺族の依頼により弔辞を述べました。 恥ずかしながら新聞に載ってしまいました。

式終了後、塩屋埼灯台へも行きました。灯台への登り口には、美空ひばり「乱れ髪」 の歌が流れる碑と「喜びも悲しみも幾年月」の碑がありました。
塩屋埼灯台は今年百 周年。秋には記念行事をします。

夜航路標識事務所職員と懇親会。
2次会はカラオケ。 CDで聞いていた天童よしみ「夢・恋歌」を練習するも難しくて歌えず、あきらめる。「乱れ髪」に切り替え練習。なんとかごまかせる。

5月13日(木)

朝7時にホテルを出て、各駅停車で5時間かけて帰塩。
午後本庁次長の2本部視察を受ける。 夜は懇親会。2次会はまたまたカラオケ。
さっそく昨日練習した「乱れ髪」を歌う。 百周年灯台の歌ということで一応好評。

5月14日(金)

私の机にもパソコンが来ました。
但し、インターネットにはまだつながっていません。

5月15日(土)

朝8時半から宿舎の掃除(草刈り)。刈り甲斐のある草の量でした。
掃除は、平日実施で奥さんの仕事と思ったのは甘かった。 単身者は勿論、家族持ちは夫婦そろっての参加でした。

午後、明日に備え久しぶりにゴルフの打ちっ放しに。
ひどい。ほとんどまともに当たらない。 でも明日の今日ではどうしようもない。あきらめて帰る。
しかし自動で土曜日でも1球10円しないのは安い。

5月16日(日)

一日中雨。しかも寒い。おとといまで快晴の夏日だったのが嘘のよう。

7時にゴルフに出発。予想通りひどかった。 16人中最下位。また真面目に練習してみよう。環境には恵まれている。

雨で仙台青葉まつりは中止。すずめ踊り、山鉾巡行、武者行列などが行われるはず だったが、来年までお預け。

6月13日 日曜日

 今日は、青葉城址へ行ってきました。初めてです。バスで行ったので、途中東北大学も通りました。一山全部大学という感じでやっぱり広いですね。工学部だけ でも停留所が3つありました。理学部と薬学部は隣同士ですね。

青葉城址はその名のとおりで、今でも騎馬像以外特に珍しいものはありません。

 その後、瑞凰殿という伊達政宗のお墓へ行きました。東照宮のような豪華絢爛た る建物です。遺骨は保存状態が良く、調査の結果、政宗は身長159.4cm( 当時の中背)、B型で、細面で鼻筋の通ったハンサムだったそうです。ここまで は、資料館の知識。

 ここからは団体客案内のガイドさんの話。正室1人、側室6 人、子供は10男4女。2代忠宗は側室の子で、正室の子供が後で出来たために 、愛媛宇和島の城主として外に出したそうです。

一人の男の人が「ゆっくり見ていって下さい。」と去って行った後で、おばさん たちが、「上品ねえ。やっぱり御殿様ねえ。」と言っていました。そこだけしか 見ていないのでよくわかりませんが、17代目に偶然あったのかも。

6月20日 日曜日

 先日、生まれて初めて交通事故にあいました。国道45号を自転車で出勤中です。

横道からじわじわ出てくる車が見えていましたが、ゆっくり通り過ぎようとしたところ、後車輪にぶつかられました。ぶつかるとおばさんもさすがに自転車がいたのに気が付いたのか、びっくりして謝っていました。その時はなんともないと思ったけど、後輪が曲がっていました。かわいそうな自転車。

前が確認できない所は必ず止まり、前が見えていれば飛んででも避けられると自信をもって走っていましたが、甘かったです。オバサンおそるべしというやつですね。以後、横道のある道路は避けて通勤することにしています。

自動車にぶつかられたのはもう3週間ほど前です。触った程度なので何ともありません。心配要りません。

 明日から23日(水)まで、出張に行って来ます。秋田、山形県の海岸沿いを見てきます。
21日は男鹿(秋田県)、22日は酒田(山形県)に泊まります。