2003年 宇和島へ帰省時の日記
10月21日 火曜日 横浜は曇り、愛媛は晴れ
午前11時30分羽田発のJALに乗るために、バスで空港まで行く。羽田空港に着くとロビーは修学旅行生や団体旅行の客でいっぱい。修学旅行生は特に賑やかだ。私の乗る飛行機にはそういう団体は居なくて空席も少し見掛ける。
機内ではいつもの様に落語を聞く。最近寄席に行っていないので、落語を聞くのが飛行機の中だけになっているのは寂しい。
飛行機が遅れたので松山から宇和島へ行くJRは発車した後になり、駅のレストランで食事をする。そして今日の晩御飯のためにいつも買う駅弁「坊ちゃん弁当」を買う。
JRの中ではMDで菊地ひみこを聴き、もうすぐクロに会えるとわくわくする。(両親は西国参りの旅に出掛けていて数日留守にするとのこと。)
宇和島の家に着き、石段を上がって門から入ると、クロは少し大きめの庭石に座って、門から入って来る人がすぐ分かる様にこちらを向いていた。
私を見て、逃げもしないし、寄って来ることもしないので、「やっぱり忘れられたかな。」と思い、家に入って横浜から持参した人間用のシーチキンの缶詰をお皿に出してやると、むしゃむしゃ食べる。
「クロ~」と言いながら顔や体を撫でてやるとこちらをじっと見ていてそれから「にゃ~♪」と鳴いてすぐに付いて来る様になった。思い出してくれたかな♪
朝夕にクロに餌をやっている両親だが、昨日旅行に出発したので、昨日の夜と今朝と2食はクロはご飯が貰えなかったのだ。その分はどうしたのかなあ。
両親の置手紙の中に「くれぐれもクロを家の中に入れない様に。」という一文があるのを見て、「私がつい入れそうだということがよく分かるなあ。」と感心する。
その手紙のお願いで庭と畑の水遣りをする。ホースの先はシャワーにもなる様になっていて、水を出すとクロは水に濡れない所に隠れる。クロは水が嫌いらしい。
松山駅で買った坊ちゃん弁当は明日に回すことにして、晩御飯はお饅頭で済ませて、見たいテレビも無いので早めにベッドに入る。
それは今は母が使っているが、実家に住んでいた頃は私が使っていた部屋だ。
2階で窓のある場所が良いので ベッドをそこに置いて 寝ながら星空が見える私の好きな部屋だ。
住んでいた頃は、音楽を聴いたりして何かしらの音を出していたので気付かなかったが、すべての音を消して寝ていると水の音がする。
「あれ?雨が降っているのかな。」と思い外を見てみると雨ではない。それは川の音だった。こんなに川の音がしていたのかとびっくり。
川沿いの家では無いのだけれど。
そして暫くすると「にゃ~にゃ~」と猫の鳴き声が。2匹の声がするので耳を澄ましていると「にゃぎゃ~~~!!!」と喧嘩の様な声が!
驚いて階下に下りて行き、ドアを開けて電気を点けて2匹の猫に「喧嘩しちゃ駄目よ。」と言う。
私は猫の生態を知らないので、それが喧嘩だったのかどうか分からなくて余計なお世話をしただけかもしれないのだが。
結局1週間の帰省の間にクロが他の猫と居る所はこの時以外には1度も見ることは無かった。
この時も暗いのでどんな猫なのかは分からなかった。
10月22日 水曜日 晴れ
父からクロは早起きで早い時には6時半頃にはもう「ご飯頂戴♪」とにゃ~にゃ~鳴くと聞いていたので、6時過ぎに目を覚ました私は、眠い目をこすりながら頑張って起きてクロにご飯を持って行く。
クロが見えないので、クロの寝床の風避けを開けて見ると、クロはまだ寝ていて、眠そうな目を半分開けて「にゃ~」と鳴いた。つい笑ってしまった。 昨日はクロは夜更かししたのかな。
午後歩いて買い物に出掛ける。19年振りに宇和島城(築城から400年経っている)へ登ってみる。
石段はかなり急だ。そして小学4年生以来に天守閣に入る。子供の頃は天守閣の中の階段の急なことに驚いたが、大人になった今上っても1段が膝の少し下位になる高さがあり、角度も急で驚く。昔の人は鍛えられていたんだなあ。
外に出て城山から宇和島の町を見渡すが、天守閣からは見えた景色も周りの木々が大きくなっていてあまり見えない。小学生の頃に写生に来たことがあったけれど、今はもうこの高さからは見えなくて絵を描くことは出来ないなあ。
10月23日 木曜日 曇り時々晴れ
朝7時15分に起きる。クロは玄関前のマットの上に座って待っていた。
今日も横浜から買って帰ったシーチキンを食べさせる。
午後はクロが玄関前のマットに座っているので、私はその隣に座り、クロを横に本を読みながら両親の帰りを待つ。
私とクロで一緒にほのぼの~♪ 外は暖かく、心も温かい。
両親が帰って来ると大勢になってクロも嬉しそう。
10月24日 金曜日 晴れ
お昼前に母と墓参りに行き、お寺で母と別れて、中学時代の同級生の育子ちゃんとイリコとお昼ご飯を食べる約束をした丸水へ行く。
来年のお正月に開く同窓会の打ち合わせをするのだが、二人共仕事を持っているので、会社のお昼休みに時間を作って出て来てくれたのだ。
7年振りに会う育子ちゃんもイリコもすぐに分かって懐かしい。同窓会は1月3日に決めて、お店など細かいことは宇和島在住の2人にお任せする。
1時間はあっと言う間だった。
午後は父と畑に行き、私は水遣りと伸びて来る豆のつるの支えを作る。夏に帰省した時に雑草が生い茂っていた畑が、今は綺麗に整えられて色々な野菜の芽が出ている。
イノシシが走った後の足跡を初めて見る。その部分は何も植えていない所なので、雑草を取る手間が省けて良かったと父は言う。野生のイノシシを1度見てみたい。でも実際に会うと怖いんだろうなあ。
帰宅するとクロは寝床から出て来た。
昼間からずっと寝ていたらしい。寝てばかりいると太るよ、クロ。
10月25日 土曜日 晴れ
夜に松山で開かれる高校の同窓会に出掛ける。
少し早めに到着したので、JR松山駅から松山市駅までバスで行く。
お堀端や松山のヤマハを見て懐かしむ。
逆に伊予鉄そごうから変わった伊予鉄高島屋は綺麗で屋上に観覧車が出来ていてだいぶ変わった。1階フロアには阪神タイガーズグッズ売り場が出来ていて賑わっている。
銀天街(商店街)をのんびり歩き、大街道(松山のメイン商店街)へ入り、待ち合わせ場所の三越デパートへ。幹事のK子さん他、Y子さん、H子さん、S子さん(私以外は皆○子という名前だ)と今日の会場へ。
同窓会は世界史の佐々木先生の退職祝いの会でもあり、他に地理の栗田先生も来られて、当時の話で盛り上がる。高校時代からすると大分体重が増えた人も居るが、顔は同じなので話していると殆ど変わっていない様な気がする。
記念写真を撮って、家が遠い私とS子さんと先生方は9時頃に出る。
9時33分発のJRで宇和島に帰り、宇和島駅から家に帰るタクシーの中で、宇和島に住む同級生の まゆりちゃんから携帯にメールが入る。
「今仕事を終えて帰った所、明日夜10時以降なら会えるんだけど、どう?」と言うもの。
看護師という仕事は時間が不規則で大変だなあ。頑張ってるなあ。
10月26日 日曜日 晴れ
今日はLEIちゃんのお誕生日。おめでとう♪
私と同じく関東地方に住み、偶然同じ時に帰省している真美ちゃんとお茶を飲む。真美ちゃんは中学時代よりはだいぶ太ったそうだが、まんまるおめめで可愛らしい所は昔のままだ。
お父さんがご病気なのでちょくちょく帰省しているそうだ。私達世代の親は年を取って来ているので、何かしら具合の悪い所がある人が多い。それでも少しでも長生きしてくれたらなあと思う。
夜10時半から12時40分まで居酒屋ガイヤで、やはり中学時代の同級生で昨日メールをくれた看護師の まゆりちゃんと17歳のお嬢さんの彩ちゃんに会う。
私達の中学時代の話(まゆりちゃんの憧れのS君の話など)や彩ちゃんの高校生活の話に盛り上がり、あっと言う間に時間は過ぎて行った。
まゆりちゃんと彩ちゃんはとてもよく似ていて一目で親子と分かる。
自分にも子供が居たら面白かっただろうなあ。
10月27日 月曜日 晴れ
午前中に中学時代の同級生トミーが来る。今回の帰省では沢山の同級生に会うことになった。
トミーは歌がとても上手で、久石譲の本など何冊か楽譜を持って来てくれていて、私がピアノを弾いて彼女が歌う。シューベルトの歌曲集もあったが、「魔王」は伴奏が難しいので初見ではパス。だいぶ音を抜けば弾けるかな。
猫の話にもなり、彼女の家で飼っている猫の写真を見せて貰う。結構大きいので体重を聞くと5キロを超えているとか。私が、クロがちゃんと体重計に乗らないので苦労した話をすると、「まず猫を抱いて自分が体重計に乗り、後で自分の体重を引けば良い。」と聞いて納得。な~んだ、簡単だったんだ。一生懸命クロを体重計に乗せようとして、私ってなんて馬鹿だったんだ~
後でその方法でクロの体重を量ったら5キロは無いと思っていたのが、5,2キロもあってびっくり。やっぱりクロ、このままぐうたらしていたら、おでぶちんへ直行よ。(誰かと似ている様な・・・)
毎日毎日遊んだクロとまた暫くお別れ。
家を出る前にクロの写真を沢山撮る。
父に駅まで送って貰うので、家では母と母に抱かれたクロが見送りをしてくれる。
クロ、元気でね♪ もちろん、お父さん、お母さんも。(笑)
友人のHPの掲示板への私の書き込み(10月28日夜)
1週間帰省してクロと遊んで来ました。
両親はクロを家の中には入れたくないので、屋根のある屋外にクロの寝床を作って朝夕餌をやっています。
料理上手の父が作るので結構美味しいみたい。
父曰く「クロは好物を最後に残して食べるタイプ」だとか。ほんとかなあ。
夏には小さかったクロが今は5,2kg。
1日中家から離れず家族が外に出ると家族にずっと付いて回り足にじゃれつくので両親からは「ストーカー」と呼ばれています。(笑)
母は子供の頃から猫が絶えたことが無いという位に飼って来たのだけれど、こんなに媚びる猫は初めてだとか。まるで犬の様。過去に捨てられて悲しい思いをしたことがあるのかなあ。
思い切り遊んで可愛がると「もしかしてもう家に入っても良いかな。」という感じでおそるおそる1,2,3歩と家に上がりかけるけれど、家族に見つかり叱られて「にゃ~にゃ~」と悲しげに可愛い声で鳴きます。
まるで「こんなに可愛がってくれるのに、まだ家に入れてくれないの?」と言っているかの様。
私の家なら入れてやるんだけどね。なんだか可哀想。
両親への親孝行のつもりでちょこちょこ帰省しているのだけれど、クロが来たおかげで帰省の楽しみが増えて嬉しい。
10月21日 火曜日 横浜は曇り、愛媛は晴れ
午前11時30分羽田発のJALに乗るために、バスで空港まで行く。羽田空港に着くとロビーは修学旅行生や団体旅行の客でいっぱい。修学旅行生は特に賑やかだ。私の乗る飛行機にはそういう団体は居なくて空席も少し見掛ける。
機内ではいつもの様に落語を聞く。最近寄席に行っていないので、落語を聞くのが飛行機の中だけになっているのは寂しい。
飛行機が遅れたので松山から宇和島へ行くJRは発車した後になり、駅のレストランで食事をする。そして今日の晩御飯のためにいつも買う駅弁「坊ちゃん弁当」を買う。
JRの中ではMDで菊地ひみこを聴き、もうすぐクロに会えるとわくわくする。(両親は西国参りの旅に出掛けていて数日留守にするとのこと。)
宇和島の家に着き、石段を上がって門から入ると、クロは少し大きめの庭石に座って、門から入って来る人がすぐ分かる様にこちらを向いていた。
私を見て、逃げもしないし、寄って来ることもしないので、「やっぱり忘れられたかな。」と思い、家に入って横浜から持参した人間用のシーチキンの缶詰をお皿に出してやると、むしゃむしゃ食べる。
「クロ~」と言いながら顔や体を撫でてやるとこちらをじっと見ていてそれから「にゃ~♪」と鳴いてすぐに付いて来る様になった。思い出してくれたかな♪
朝夕にクロに餌をやっている両親だが、昨日旅行に出発したので、昨日の夜と今朝と2食はクロはご飯が貰えなかったのだ。その分はどうしたのかなあ。
両親の置手紙の中に「くれぐれもクロを家の中に入れない様に。」という一文があるのを見て、「私がつい入れそうだということがよく分かるなあ。」と感心する。
その手紙のお願いで庭と畑の水遣りをする。ホースの先はシャワーにもなる様になっていて、水を出すとクロは水に濡れない所に隠れる。クロは水が嫌いらしい。
松山駅で買った坊ちゃん弁当は明日に回すことにして、晩御飯はお饅頭で済ませて、見たいテレビも無いので早めにベッドに入る。
それは今は母が使っているが、実家に住んでいた頃は私が使っていた部屋だ。
2階で窓のある場所が良いので ベッドをそこに置いて 寝ながら星空が見える私の好きな部屋だ。
住んでいた頃は、音楽を聴いたりして何かしらの音を出していたので気付かなかったが、すべての音を消して寝ていると水の音がする。
「あれ?雨が降っているのかな。」と思い外を見てみると雨ではない。それは川の音だった。こんなに川の音がしていたのかとびっくり。
川沿いの家では無いのだけれど。
そして暫くすると「にゃ~にゃ~」と猫の鳴き声が。2匹の声がするので耳を澄ましていると「にゃぎゃ~~~!!!」と喧嘩の様な声が!
驚いて階下に下りて行き、ドアを開けて電気を点けて2匹の猫に「喧嘩しちゃ駄目よ。」と言う。
私は猫の生態を知らないので、それが喧嘩だったのかどうか分からなくて余計なお世話をしただけかもしれないのだが。
結局1週間の帰省の間にクロが他の猫と居る所はこの時以外には1度も見ることは無かった。
この時も暗いのでどんな猫なのかは分からなかった。
10月22日 水曜日 晴れ
父からクロは早起きで早い時には6時半頃にはもう「ご飯頂戴♪」とにゃ~にゃ~鳴くと聞いていたので、6時過ぎに目を覚ました私は、眠い目をこすりながら頑張って起きてクロにご飯を持って行く。
クロが見えないので、クロの寝床の風避けを開けて見ると、クロはまだ寝ていて、眠そうな目を半分開けて「にゃ~」と鳴いた。つい笑ってしまった。 昨日はクロは夜更かししたのかな。
午後歩いて買い物に出掛ける。19年振りに宇和島城(築城から400年経っている)へ登ってみる。
石段はかなり急だ。そして小学4年生以来に天守閣に入る。子供の頃は天守閣の中の階段の急なことに驚いたが、大人になった今上っても1段が膝の少し下位になる高さがあり、角度も急で驚く。昔の人は鍛えられていたんだなあ。
外に出て城山から宇和島の町を見渡すが、天守閣からは見えた景色も周りの木々が大きくなっていてあまり見えない。小学生の頃に写生に来たことがあったけれど、今はもうこの高さからは見えなくて絵を描くことは出来ないなあ。
10月23日 木曜日 曇り時々晴れ
朝7時15分に起きる。クロは玄関前のマットの上に座って待っていた。
今日も横浜から買って帰ったシーチキンを食べさせる。
午後はクロが玄関前のマットに座っているので、私はその隣に座り、クロを横に本を読みながら両親の帰りを待つ。
私とクロで一緒にほのぼの~♪ 外は暖かく、心も温かい。
両親が帰って来ると大勢になってクロも嬉しそう。
10月24日 金曜日 晴れ
お昼前に母と墓参りに行き、お寺で母と別れて、中学時代の同級生の育子ちゃんとイリコとお昼ご飯を食べる約束をした丸水へ行く。
来年のお正月に開く同窓会の打ち合わせをするのだが、二人共仕事を持っているので、会社のお昼休みに時間を作って出て来てくれたのだ。
7年振りに会う育子ちゃんもイリコもすぐに分かって懐かしい。同窓会は1月3日に決めて、お店など細かいことは宇和島在住の2人にお任せする。
1時間はあっと言う間だった。
午後は父と畑に行き、私は水遣りと伸びて来る豆のつるの支えを作る。夏に帰省した時に雑草が生い茂っていた畑が、今は綺麗に整えられて色々な野菜の芽が出ている。
イノシシが走った後の足跡を初めて見る。その部分は何も植えていない所なので、雑草を取る手間が省けて良かったと父は言う。野生のイノシシを1度見てみたい。でも実際に会うと怖いんだろうなあ。
帰宅するとクロは寝床から出て来た。
昼間からずっと寝ていたらしい。寝てばかりいると太るよ、クロ。
10月25日 土曜日 晴れ
夜に松山で開かれる高校の同窓会に出掛ける。
少し早めに到着したので、JR松山駅から松山市駅までバスで行く。
お堀端や松山のヤマハを見て懐かしむ。
逆に伊予鉄そごうから変わった伊予鉄高島屋は綺麗で屋上に観覧車が出来ていてだいぶ変わった。1階フロアには阪神タイガーズグッズ売り場が出来ていて賑わっている。
銀天街(商店街)をのんびり歩き、大街道(松山のメイン商店街)へ入り、待ち合わせ場所の三越デパートへ。幹事のK子さん他、Y子さん、H子さん、S子さん(私以外は皆○子という名前だ)と今日の会場へ。
同窓会は世界史の佐々木先生の退職祝いの会でもあり、他に地理の栗田先生も来られて、当時の話で盛り上がる。高校時代からすると大分体重が増えた人も居るが、顔は同じなので話していると殆ど変わっていない様な気がする。
記念写真を撮って、家が遠い私とS子さんと先生方は9時頃に出る。
9時33分発のJRで宇和島に帰り、宇和島駅から家に帰るタクシーの中で、宇和島に住む同級生の まゆりちゃんから携帯にメールが入る。
「今仕事を終えて帰った所、明日夜10時以降なら会えるんだけど、どう?」と言うもの。
看護師という仕事は時間が不規則で大変だなあ。頑張ってるなあ。
10月26日 日曜日 晴れ
今日はLEIちゃんのお誕生日。おめでとう♪
私と同じく関東地方に住み、偶然同じ時に帰省している真美ちゃんとお茶を飲む。真美ちゃんは中学時代よりはだいぶ太ったそうだが、まんまるおめめで可愛らしい所は昔のままだ。
お父さんがご病気なのでちょくちょく帰省しているそうだ。私達世代の親は年を取って来ているので、何かしら具合の悪い所がある人が多い。それでも少しでも長生きしてくれたらなあと思う。
夜10時半から12時40分まで居酒屋ガイヤで、やはり中学時代の同級生で昨日メールをくれた看護師の まゆりちゃんと17歳のお嬢さんの彩ちゃんに会う。
私達の中学時代の話(まゆりちゃんの憧れのS君の話など)や彩ちゃんの高校生活の話に盛り上がり、あっと言う間に時間は過ぎて行った。
まゆりちゃんと彩ちゃんはとてもよく似ていて一目で親子と分かる。
自分にも子供が居たら面白かっただろうなあ。
10月27日 月曜日 晴れ
午前中に中学時代の同級生トミーが来る。今回の帰省では沢山の同級生に会うことになった。
トミーは歌がとても上手で、久石譲の本など何冊か楽譜を持って来てくれていて、私がピアノを弾いて彼女が歌う。シューベルトの歌曲集もあったが、「魔王」は伴奏が難しいので初見ではパス。だいぶ音を抜けば弾けるかな。
猫の話にもなり、彼女の家で飼っている猫の写真を見せて貰う。結構大きいので体重を聞くと5キロを超えているとか。私が、クロがちゃんと体重計に乗らないので苦労した話をすると、「まず猫を抱いて自分が体重計に乗り、後で自分の体重を引けば良い。」と聞いて納得。な~んだ、簡単だったんだ。一生懸命クロを体重計に乗せようとして、私ってなんて馬鹿だったんだ~
後でその方法でクロの体重を量ったら5キロは無いと思っていたのが、5,2キロもあってびっくり。やっぱりクロ、このままぐうたらしていたら、おでぶちんへ直行よ。(誰かと似ている様な・・・)
毎日毎日遊んだクロとまた暫くお別れ。
家を出る前にクロの写真を沢山撮る。
父に駅まで送って貰うので、家では母と母に抱かれたクロが見送りをしてくれる。
クロ、元気でね♪ もちろん、お父さん、お母さんも。(笑)
友人のHPの掲示板への私の書き込み(10月28日夜)
1週間帰省してクロと遊んで来ました。
両親はクロを家の中には入れたくないので、屋根のある屋外にクロの寝床を作って朝夕餌をやっています。
料理上手の父が作るので結構美味しいみたい。
父曰く「クロは好物を最後に残して食べるタイプ」だとか。ほんとかなあ。
夏には小さかったクロが今は5,2kg。
1日中家から離れず家族が外に出ると家族にずっと付いて回り足にじゃれつくので両親からは「ストーカー」と呼ばれています。(笑)
母は子供の頃から猫が絶えたことが無いという位に飼って来たのだけれど、こんなに媚びる猫は初めてだとか。まるで犬の様。過去に捨てられて悲しい思いをしたことがあるのかなあ。
思い切り遊んで可愛がると「もしかしてもう家に入っても良いかな。」という感じでおそるおそる1,2,3歩と家に上がりかけるけれど、家族に見つかり叱られて「にゃ~にゃ~」と悲しげに可愛い声で鳴きます。
まるで「こんなに可愛がってくれるのに、まだ家に入れてくれないの?」と言っているかの様。
私の家なら入れてやるんだけどね。なんだか可哀想。
両親への親孝行のつもりでちょこちょこ帰省しているのだけれど、クロが来たおかげで帰省の楽しみが増えて嬉しい。