花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

初盆

2016年08月03日 14時34分07秒 | 日記
友人が逝って寂しく思うこの頃です
友人を偲び私は初盆の「お供え」を送らせて頂きました
昨夜は亡き友人のご主人からお電話があり近況を語られたところでは
友人が残していかれた沢山の遺品を整理されているそうです

多趣味だった友人のことです
市内の生け花代表作家展に毎年アイデア溢れる力作を発表していつも案内状を
いただいていました
生け花に添える諸道具 花瓶など半端な数ではなかったようです
また詩舞にも活躍で武道館にも何度も出場されていて扇や衣装がいくつもの
衣装箱に収められて
お茶道具も数々の品が

それぞれ生前の友人にふさわしく几帳面に収めてあったそうで
80歳を超えられたご主人が亡き妻の遺品を整理される姿を想像するだけで
胸が痛みます
生前は妻の活動を理解し共に歓びで過ごされていたことでしょう
でも大切にしたものほど悲しみは大きいものと思えます
残された者の悲しみを想うと私には人ごとではなくこころが塞がれるのです



むくげひかり花笠の咲き方が蕾も少なくなりおわりに近くなりました