わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

光について

2011-02-17 11:01:44 | 癒し
 みなさんおはようございます。 今日は光について、
よく、光明光明と私が申し上げておりますが、そういうこと
について、ひらたくお話をしてみたいとおもいます。

 そこで光というのは、どんな性質を持っているかというと、
一口にいえば、闇を消してしまうという性質を持って
いるのであります。太陽が沈んで、夕ぐれになり、かすかな光も
消えて、夜になりますと、私どもは電気をつけますね、電燈を
つける。何だ五井先生あたり前のこといってなんて
思ってきかないのよ。あたり前の質問を、じゃこちらからしますが、
では、どうして電燈をつけるんでしょう、明るくなるからですね。

 みんな、電気をつければ明るいということは知ってる、
けれども、じゃ、その電気、電流がながれてるところ
というのは、みたことない筈です。
 みていなくても、スイッチを入れれば、電気がついて、
明るくなるということを、何の不思議もなく、私達は
納得しているのであります。

 私の申し上げている光、光明ということも、実はそのとおり
でありまして、人間は本来闇ではなく、光そのものなんだ
ということを、申し上げているわけであります。

 神の愛という本当に真実無償の光が、この私達のからだを
生かし、心を生かしているのであります。

 生命の源をたどってゆけば、霊妙な神秘、神の世界に
ゆきつく他はないといった科学者がおります。
 夜の闇が辺りをおおった時に、電気を用いて明るくする
という科学を、うたがわない私達の心を、もう一つ奥の
深い生命(いのち)というひびきに合わせて、私達に真に
生かしめているものが光であることを、神の愛であることを知り、
祈りを深めてゆくべきであります。

      昭和61年7月31日
                     五井 昌久