わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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(漢詩)無 題(三十五)

2017-07-26 06:18:01 | 癒し
大小何以論乎寶財何以則乎神之
則無総生命者混沌生自


 大小何を以て論ずる乎。宝財
何を以て論ずる乎。神これ
すべての生命は混沌より
生ずるよりなし。


 この世界で、何を基準に大小を
論ずるのか。また何をもって宝と
するのか。これらはすべて人の我である。
 神の世界、また、我々すべての生命の
元の元は、混沌(はじまりなくおわりなき
世界)から生じてきた。生命の出発点は
ここ以外にないのである。

(漢詩)無 題(三十四)

2017-07-25 09:08:27 | 癒し
友逢喜似自然之内神之相思也

 自然のうちの神の相(すがた)
を思うや、友に逢う喜びに似る。


 大自然の草木など、あらゆる生きづきの
なかに、たしかに働いておられる神の
すがたをみることは、友に出会う
よろこびに似ている。

(漢詩)無 題(三十三)

2017-07-24 08:07:42 | 癒し
神之愛者保宇宙之万法照本心
人永遠之流入


 神の愛は宇宙の万法を保ち
本心を照らして人を永遠の
流れに入らしむ


 神の愛は、愛そして調和、真善美という
宇宙の万法の柱であり、その愛は、我々の
本心を照らして、人を神の大光明心という
永遠の世界へとみちびいてゆく。

(漢詩)無 題(三十二)

2017-07-23 09:18:16 | 癒し
神対目上歎語又可也神之
愛之歎計知可也


 神にむかいて目を上げ、
言葉をもって歎くも又可なり。
 神の愛の計難きを知るべきなり。


 神にむかって怨みつらみをいうことも、
神はゆるされている。そこを通って
本当の進化ができることを知って
おられるからだ。人は神の愛の計り
がたき迄に深いことを知るべきである。
 すべてのことはゆるされて、あなた方は
本心へと上ってゆくのである。

(漢詩)無 題(三十一)

2017-07-22 07:41:28 | 癒し
人非労即愛語勿云愛者理非生々
之神之生命也


 人を労わるはすなわち愛、
語(ことば)にあらず語と云うなかれ。
 愛は理(ことわり)にあらず。生々の
神の生命なり。


 人間を本当に労わりやすらがせて
ゆくのは思いやりであって言葉ではない。
 言葉だとおもいまちがってはいけない。
 愛(おもいやり)は、りくつではない。
 それは、あらゆるものをゆるしのうちに
生かしつづける神の生命である。