僕が作るエフェクターの多くは、ユニバーサル基板による物です。
ユニバーサル基板を作る過程を楽しんでいるところもあります。
でも複雑な物はどうしても配線ミス(特に部分的な配線忘れ)が発生するの
が悲しい...
その対策として、以前はよく基板に直に極細マジック等でパターンを書いて
から配線をしてましたが、出来上がった後はマジックの跡が汚い。
そこで最近いつもやっているやり方をご紹介します。
画像はTONEPADさんの「TREMULUS LUNE」の例です。
①「DIY Layout Creater」を使ってユニバーサル用にパターンを作り直します。
②上記の画像を2枚保存します。一つは通常のレイアウト画像で、もう一つは
パターンのみの画像です。
③拡大表示をさせたレイアウト画像を見ながら、慎重にパーツの 取付を完成
させます。
④パターンのみの画像を水平方向に反転(=裏から見た状態に)させて現物と
チェックします。ここで大抵は1~2箇所配線忘れが、時として配線ミスが発見
されます。(注:わらしべの場合はいつも。悲)
この方法を取るようになってから、基板製作のミスは激減し一発完動を連発。
パターン作り直しは面倒ですが、実はこの作業も好きなのです。
ここで手を抜くと後の作業がしんどくなりますので、平日の夜に少しずつ慎重
にやり、最後は休日に元パターンおよび配線図と入念にチェックをします。
実際の配線時には、パーツの足の長さの関係で斜めに配線したり、リード線で
配線を伸ばしたりしますので、サンプル画像の裏側部分は左のパターンと完全
一致はしていません。(一箇所、どう見ても変だと思ったあなたは鋭い! そこ
は配線ミスをして直した箇所。笑)
実はこの基板、かなり前に作ったのですが手持ちの可変抵抗がなくて組込み
をしていません。
ここのところ、ずっと忙しくて休みの日はグ~タラ状態で秋葉に行けない状態
です。なぜ通販で入手しないかって?
それは秋葉でパーツを見るのも僕の楽しみ&ストレス解消法なのです。
だから楽しみは仕事が一段落するまで取ってあるのですよっ!
追記:このパターンはまだ動作確認していませんから使っちゃダメよ~。
追記2:画像公開してしまったのでちょっと心配になり、手持ちの可変抵抗を
かき集め、一部は抵抗を挟んだりして代用品を作り組み立て、動作確認が
出来ました! という事でレイアウトパターンを使っていただいても結構です。
でも動かなくても責任もてませ~ん。(キッパリ) 2008/5/10 15:31記
(電解コンデンサーの向きなどは自分でチェックして下さいね。5/11記)
僕も同感で、ユニバーサルは確かに楽しめますよね。
エレミス、DM-2、ケンタウルスと全てユニバーサルでやりました。
もうチェックするのが嫌になるぐらい見ましたね。
それでもミスは出る。まぁそういうものだと思ってやっていますね。
と言いながら、今はプリント基板に頼っていますが。。。。(汗
ユニバーサル製作を楽しめる同志がいて一安心です。(笑)
でも僕はHeyVabeが一番難しいやつで、choroq_zさんのような
とんでもなく難しいのは無理ですね~。実は過去にRebote
Delayを失敗してます。(泣)オマケに老眼だし...
こういうやり方もあるんですね。参考になります。
ちなみに僕は歪み物はよほど複雑でないかぎりユニバーサルで組んでいます。
どちらかというと感光基板作るの面倒臭いと思うほうなんで…(苦笑)
やはり作る時は充分注意が必要ですが、チェックは楽ですね。
僕は老眼なので作る時はPC画面の半分位に大きく拡大して作るので
そちらでもPCが役立ってます。(笑)
実は30年ほど前は実力がなく、ユニバーサルで基板を製作する事が
できなかったので、最近は喜んでユニバーサラーしてます。