今から41年前、アメリカの探査機ボイジャー2号が打ち上げられた。現在は、地球から177億キロメートルの地点まで来て、もうすぐ太陽圏を出る。木星や土星、天王星、海王星など望遠鏡では見れない詳しい画像を地球に送り新たな発見などがあり、その功績は大きい。木星の衛星イオの火山活動や木星と天王星に環があることや天王星が天体衝突の際に縦に回りだしていることも発見した。
ボイジャー2号は1977年8月20日に打ち上げられた。ボイジャー1号は同年の9月5日。しかし、ボイジャー1号は速度が速いため、2号を追い抜き、すでに太陽圏を出ている。176年に一度の惑星の並びを利用し、太陽系の外縁部を調査し、天王星と海王星の探査をすることが目的だった。ボイジャー2号は、地球の生命体の音や画像を収録したゴールデンレコードを運んでいる。これから太陽圏を出て孤独な旅が続くのだろうか?いや、ボイジャー1号もいるか?バッテリーはあと10年はもつそうだ。宇宙のどこかの生命体がそれを見ることができるのだろうか?