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2024年ノーベル経済学賞 国家の衰退

2024年10月25日(金)秋晴れでした。
衆議院選挙があさってとなった。

これだけ巷で犯罪が軽々しく起こっているのに、ドラマでも殺人事件の設定ばかりでいやになる。そんな時にお笑いもいいかもしれないが、なんだかますます軽々しい世の中になるような気がする。

2024年ノーベル経済学賞
2024年のノーベル経済学賞は米マサチューセッツ工科大学・サイモン・ジョンソン教授、ダロン・アセモグル教授、米シカゴ大学・ジェイムズ・ロビンソン教授へ授与された。
国家が繁栄するかどうかは幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度」の有無にかかっているとデータで実証した。
民主主義の本質的な価値を理論で示した功績だという。
簡単に言うと
国家間で格差が広がる背景には、政治や経済といった社会制度の違いがあることを実証した。国家の繁栄には民主主義的な制度が重要で、法の支配が乏しく、国民を搾取するような制度を持つ社会の成長は長続きしないことを裏付けたとされる。

アセモグル氏は記者会見で「民主主義は非常に厳しい局面を迎えている」と言っている。

国家間の深刻な貧富の差
強権国家の台頭
所得格差の拡大

とはいっても、民主主義への信認が揺らいでいるのも事実だ。
大統領選を控えて米国社会が真っ二つに分かれる分断が生じ、欧州の選挙で与党敗北や右派の台頭などに表れている。


書籍「国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源」上下は以前から発売されているが、再び売れ行き好調で品切れも生じているようだ。


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コメント一覧

杉やん
今日の木下容子ワイド!スクランプで紹介していました。参考になりましたネ。
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