2022年6月29日(水)晴れ。いい天気に誘われて外に出たいと思ってしまうが、こりゃ出ない方がいい。
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6月26日には七十二候の菖蒲華(あやめはなさく)に入っているから、菖蒲の花の写真をブログでよく見ます。
アトピー性皮膚炎との関係
アトピー性皮膚炎との関係も最近の考え方を見ておきたい。ほんの数年前まで世の中は混乱し、正しい理解を得るのが困難な状況でしたから。
食物アレルギーはアトピー性皮膚炎と合併するケースがある。
「食物アレルギーがアトピー性皮膚炎の原因になる」という説もあったくらいに。いろんな根拠のない情報にあふれていました。
今は「アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの原因になる」という説が有力のようです。
生活環境にある食物のごく小さい成分は皮膚からも体内に入り込み、アトピー性皮膚炎で皮膚に炎症がある場合には皮膚にある免疫細胞が過剰に反応する。これについては、「アレルギー④新たな常識ー離乳食と肌」で理解しました。
どうなるか?
その食物に対してアレルギーを起こすスタンバイ状態に入ってしまうんでした。
そして次には、その食物を食べたとき、即座にアレルギー症状が出てしまうのでした。
だからスキンケア優先で早く治すことに専念しないといけません。
食物アレルギーを合併している場合、症状によって、保湿剤やステロイド(赤ちゃんは弱い種類を出されるハズ)を使ったスキンケアが最も効果的だと考えられている。先生の指示に従い、出された薬を正しい分量を正しい塗り方で使用する。勝手に使用を中止してはいけない。これは大変に重要なことで守らないといけない。
十分に治れば食物アレルギーを心配することなく過ごすこともできるはずだ。
スキンケアを十分に行ってもアトピー性皮膚炎が改善しない場合には、食物アレルギーの影響を確かめたうえで最小限の食物除去を行うことも試しながら、ということになる。
赤ちゃんの肌トラブルは、食物アレルギーとも関係があること。肌トラブルは早くちゃんと治すことが大切であることをお母さんお父さんは理解しておかないといけない。