2022年6月30日(木)今日も晴れ。6月最終日となった。
小さな鉢植えの赤いバラが咲いた。暑いけど大丈夫かな?
「アレルギー③種類とIgE抗体」の記事を思い返す。こんなことだ。
「はじめて侵入した抗原によってアレルギー反応は起こらない。
この時にIgE抗体がつくられてマスト細胞に結合してスタンバイ状態になっているから、2回目に同じ抗体が侵入すると、すぐにマスト細胞からアレルギーを引き起こす物質が放出されるために、アレルギー症状が引き起こされることがある。ということになる。だから反応が早いのだ!」
この時にIgE抗体がつくられてマスト細胞に結合してスタンバイ状態になっているから、2回目に同じ抗体が侵入すると、すぐにマスト細胞からアレルギーを引き起こす物質が放出されるために、アレルギー症状が引き起こされることがある。ということになる。だから反応が早いのだ!」
これって人間の免疫すごくないですか?
「アレルギーは生物の様々な毒から身を守るために生まれたものだ。」「即時的にアレルギー反応が起きるのは、嘔吐やくしゃみ、発疹などでできるだけ早く毒を外に出そうとする反応だからだ。」ー--実はこれが現在の有力な仮説となっているようだ。
確かに理解できる。
マウスを使って実験をしたそうだ。
少量の蜂の毒を注射したマウスと何もしていないマウスに、大量の蜂の毒を注射した。すると、少量の蜂の毒を注射していたマウスだけが生き残った。
マスト細胞が出す物質が毒から細胞を守ったためか、あるいは、毒を無力化したのではないか?と考えられている。
自然の中で暮らしていた人類には、この免疫システムは大いに役立ったことだろう。
しかし、産業革命のころから裕福な人にアレルギーが出現し、1960年代頃から、免疫がなぜ?と思われる物質に過剰に反応する人が急激に増加し始める。
免疫システムが変わってしまったのだろうか?マウスの実験でも免疫はこれまでのような正常な働きをしているから、システムの基本は変わっていないはずだ。変わったのは人間の生活環境で、ここに何かがあることが疑われる。1960年代から私たちは何をしていたのか?
参考