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青空ーすべてはバランス

夾竹桃の二面性

2021年7月6日(火)雨。今日はずっと雨でした。でも激しい雨にはならなかった。
ムクゲが次々と花を咲かせている。

梅雨時の庭がにぎやかになった。

花と言えば、数日前に公園で夾竹桃(キョウチクトウ)の花が咲いているのを見た。

夾竹桃についてはほどんど無知だったけど、今回二つのことを知った。

〇毒性
最悪死に至るほどの猛毒を持っていることを知り驚きました。
花や茎、葉、根など、と言えばほぼすべての部分じゃないですか。
素手で夾竹桃の粘液に触れただけでも炎症を起こしてしまうこともあるそうだ。

どんな成分が含まれているの?
オレアンドリンやストロファンチン。
吐き気、嘔吐、めまい、倦怠感、頻脈、不整脈、腹痛、下痢などの症状がみられる。
葉っぱや花を食べる人はいないと思いますが、食べると危険です。

その毒性から害虫なども寄せ付けにくいため、強く、育てやすい。だから街路樹にしている場合も多いようだ。

〇すごい物質も見つかった!
先月6月下旬ころのニュース。

高知市にある県立牧野植物園が名古屋市立大学との共同研究の中で、海外で採取した植物から、がんや糖尿病などの発症に関わる細胞の働きを抑制する物質を発見したと発表している。
この海外から採取した植物とは、平成14年にミャンマーで採集したキョウチクトウの一種です。

この物質は「ペリプロシン」と呼ばれるもので、細胞の異常なタンパク質の生産を止めたり、分解を促したりといった働きがある一方で、正常な細胞への影響は少ない見込みだという。

今後、新たな治療薬の原料となるのか?期待したい。

牧野植物園では、薬の成分などとして活用できる有用植物を探すため、平成26年から名古屋市立大学の研究室と共同研究を進めてきている。

地球上の生物の多様性を思い知らされるニュースです。無駄なものはないのです。地球上の循環とバランスを大切にしなければ!と今日もまた思った。


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