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青空ーすべてはバランス

魚が医療に役立つ

2021年7月5日(月)雨のちくもり。大雨警報が出ていましたが、大した雨にならないで助かった。夕方の雲を撮影した。明日も大雨に注意ということだ。

今日は病院に行ってきた。あまり行きたくない所ですが・・・。

ところで、手術をすると切ったところなどを縫い合わせる大切な作業がある。ちゃんとしっかり接着しておかないと、傷口が開いたりして大変なことになる。このとき、手術用の接着剤を使うそうだ。
血液などで湿っている組織を接着しようとすると、どうしても接着力が弱くなる。異物反応を生じないものが必要。価格の問題などの多くの課題があるそうだ。

昨年、画期的な接着剤が開発されている。
材料は魚のタラのゼラチン。タラの皮のコラーゲンからとる。これは、かまぼこ工場では廃棄物になるものだ。
タラゼラチンにポリエチレングリコール系の架橋剤を添加することで接着力を強化する。 これをシート状にして傷口に貼り付ける。すると5秒も経たない内に硬化し耐圧力も高くなり剥がれにくくなる。傷口がふさがったあとに体内で分解・吸収される生体吸収性もあるから術後なにもしなくていい。
何と、接着性、生体親和性、コストの課題を克服できる材料として期待されている。

冷たい海に暮らす魚特有のコラーゲンの性質が大いに役立つことになる。
海に暮らす魚の研究は最近少しづつ進んでいるようです。
私たちは魚の事を下等生物のように見ていませんか?神経がないとか感情がないとか・・・。
魚がばかにしないでよ!と言っている。



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